2000/07/20更新
今日のエッセイ
アンカーウーマン

原題は、UP CLOSE AND PERSONAL。
ロバート・レッドフォードとミシェル・ファイファーの、
ラブロマンスを絡めた、サクセスストーリー。
映画館で見たい見たいと思いながらも、結局見たのはビデオ。

アンカーウーマン
anchor……頼りの綱、最終走者、この場合は、キーステーションのアナウンサー。
しかし、anchorには、錨という意味があり、この意味で使われることの方が一般的 だ。
とすると、

錨の女。

イカリの女、怒りの女。
何故か、TVのニュースなどで見る女性は、いつも怒っている。
怒ることがいけないとは言わないが、ヒステリックな感情表現が多いのがたまにきず。
対して、男はいつもクールに装おうとしているのか、
それとも、世の中のことに無関心なのか、淡々としたコメントが多い。
新橋駅前の夜の酔っぱらいのおじさんが元気なくらいだ。

「イカリの女」に、「静かなる男」。
映画のタイトルには、世相や、隠されたメッセージが有るのかもしれない。
さて、MI-2にはどんなメッセージが隠されているのだろうか、楽しみだ。

過去のエッセイ
新しいエッセイ

 

伊達明のエッセーTOPへ