2000/10/18更新
今日のエッセイ
記憶と記録

いよいよ、20世紀最初で最後のON対決が間近となった。
記憶に残る長嶋と、記録に残る王と言われ、
なにかと対比される2人のスーパースター。
2人がいるからこそ、お互いの輝きを引き立てあった。

かつて、勝負を語るときには、ライバルの存在が欠かせなかった。
しかし、最近ではライバル無き一人勝ちの世界ばかりが目立つ。
力の差が歴然としすぎるのだろうか。
それとも、挑戦という言葉を忘れたのだろうか。

記憶も記録も、努力・挑戦の結果。
オリンピックでも、素晴らしい記録と共に、
記憶に残る、素晴らしいプレーや競技が繰り広げられた。
そして、もう一つのオリンピック、 パラリンピックが今日から始まる。

日本シリーズだけでなく、こちらにも注目したい。

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