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秋は「イチゴ栽培」のベストシーズン!プロが教えるプランター菜園 〜 春には自宅でイチゴ狩り♪

外出自粛が続く中、タキイ種苗株式会社からおうち時間を活用したイチゴのプランター栽培を提案。お子さんと一緒にチャレンジしてみては?

イチゴはプランタ−でも育てやすい植物です。プランタ−で育てる場合は、日当たり、風通しのよい場所で、10月に植えつけるとよいでしょう。春に甘くておいしいイチゴの収穫に向けて、ぜひチャレンジしてみてください。

家庭菜園におすすめのイチゴには以下のような品種があります。

おいしくて、ビタミンCが豊富!
<おいCベリー>
1果約15g。ビタミンC含有量が特に多く、7粒で1日分のビタミンがとれるともいわれる。甘みと酸味のバランスが良くおいしい。

大きくて、甘くておいしい!
<まんぷく2号>
通常のイチゴの1.5〜2倍にもなる大きな果実をつけるジャンボイチゴ。濃赤色の美しい果実は、甘みが強く柔らかい。


甘酸バランスのよい味わい!
<東京おひさまベリー>

1果15〜18g。果実は、糖度が高く、中まで赤い果肉が特徴。果皮、果肉ともやわらかすぎず、傷みにくい。


■準備するもの

・イチゴの苗
・プランタ−(容量の大きいもの)
・土(野菜用の培養土)
・鉢底石
・ジョウロ
・スコップ



1.苗の植え付け(10月)

植え付け時の注意点は、クラウンの部分を埋めてしまわないように浅植えにし、株間20〜30cmで植えつけます。植え付け後は、プランタ−の底から水が出るまでたっぷり水をあげてください。
*クラウン・・・株元から伸びている短い茎のこと

2.水やり

イチゴは乾燥を嫌いますが、水をやり過ぎると根腐れの原因になるので、土が乾いていたら水をやるようにしてください。また、休眠中は低温や乾燥には強いですが、極度に乾燥すると枯れてしまうので、土の表面が白く乾いていたら水をやるようにしましょう。


休眠中の様子


3.追肥(11月、2〜3月)

植え付け1カ月後と株が休眠から覚めて生育し始める2〜3月頃に、一般の化成肥料かイチゴ用の肥料を施します。冬の間は株が休眠しているので、追肥をする必要はありません。


4.枯れ葉とランナ−の切除(3月中旬〜)

3月中旬〜下旬になると急に株が大きくなります。根ぎわの枯れ葉やランナ−を摘み取ります。
*ランナ−・・・イチゴは親株からつるのように枝を伸ばし先端などに子株を作ります。この枝を「ランナ−」あるいは匍匐枝(ほふくし)、匍匐茎(ほふくけい)といいます。


5.人工授粉(4月)

暖かくなってきた4月、花弁が白く中心が黄色くてかわいらしい花が咲きます。
開花初期は気温が低くミツバチなどの訪花昆虫が少ないので、受粉がうまく行われないと奇形果ができやすくなります。奇形果の発生を防ぐには、先のやわらかい毛筆や化粧用の筆などで花びらの内側の実になる部分を万遍なくなで、人工授粉するとよいでしょう。



6.収穫(5月)

開花後30〜40日で収穫できます。家庭菜園では真っ赤に完熟した実が収穫できるのがメリットです!実の裏側も赤く色づいているかどうかを確かめてから収穫しましょう。

春にはご家庭のお庭やベランダでイチゴ狩りも楽しめます♪
ぜひ皆様も、今年の秋からイチゴの栽培にチャレンジしてみてください。

<2021/9/21>

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