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「抱っこひもの安全な使用に関する調査」結果

2019年8月、 抱っこひもの事故・ヒヤリハット事例を調べる「抱っこひもの安全な使用に関する調査」が実施されました。
その結果、 3696 件の回答がよせられ、 抱っこひもを使用している時に体験した危険な状況、 不注意による危険行為等のデータを得、 昨年から引き続き「抱っこひもからの落下」に関するヒヤリハット事例が多く発生していました。 その中でも低月齢児を抱っこひもに乗せる時に発生する事例が多く寄せられ、 具体的な発生状況を検証しています。 また、 2019年度には、 協議会で議論された議題「抱っこひもを使用しての自転車の運転」「おさがり・フリマアプリからの二次使用」に関する質問も追加されました。 いずれも抱っこひも使用者の現状を知ることができるデータとなりますので、 ぜひご覧ください。

低月齢児の抱っこひも装着は慎重に

アンケートでは、 首すわり前の赤ちゃんを抱っこする時にヒヤリハットが多く発生する傾向がありました。 抱っこひもの装着が難しい・説明書が難しいという状況が原因で発生するもの、 装着を誤ったために抱っこひもの中の赤ちゃんに苦しい姿勢や危険を強いてしまったこと、 装着ミスが原因ですり抜けそうになったこと。 これらの共通点は、 装着・使い方が難しい、 または誤ってしまったということに起因します。
低月齢児の赤ちゃんは、 体も小さく、 自分でバランスをとることもできません。 そのため、 ご両親が赤ちゃんをぴったりと抱きしめてあげること、 慣れるまでは低い位置で慎重に装着することが、 安全な使用にとても大切になります。 また、 抱っこひもは、 新生児から3歳くらいまで使えるようサイズ変更できたり、 抱っこの方法も複数変えられたりと便利になりました。 その反面、 慣れるまでは使い方が複雑で難しいと感じることもあるかもしれません。 そのような時は必ず取扱説明書を読んでいただき、 説明を補足するビデオを参考にしたり、 直接メーカーに問い合わせるなど、 十分な理解をしたうえで、 ご使用してください。

詳細は
https://dakkohimo.jp/news/report2019/

<2019/12/02>

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