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小さく生まれた赤ちゃんのための肌着とミトンを広めるプロジェクト
医師・看護師向けの出版教育事業を手がける株式会社メディカ出版が運営する医療専門クラウドファンディングサイト「Fanfare(ファンファーレ)」にて、低出生体重児のための肌着やミトンのサンプルをNICU(新生児集中治療室)に届けるプロジェクトを立ち上げ、その資金として70万円を目標に支援を募っています。
本プロジェクトを立案した奥村由乃氏は自身が低出生体重児を出産した際に、我が子が標準サイズの肌着が大きすぎて埋もれている姿を見て、大きなショックを受けたといいます。早産児、低出生体重児の親は心理的ケアが必要とされるほど、自責の念、罪悪感、悲しみ、抑鬱、怒りなどの感情を抱くといわれています。また、NICUの保育器の中では治療のために裸で過ごすことが多く、服を着用できる段階になっても一般的には標準サイズの肌着が使用され、親は面会のたびに悲しい思いをすることとなります。
その経験から、奥村氏は子どもが入院していた京都府立医科大学病院NICUの看護師たちに相談し、サイズの小さな肌着を手作りしました。すると、ぴったり合うサイズの暖かい色や楽しい柄の肌着を着せることで、緊張感の高い医療現場において、親やスタッフも楽しい気持ちになり、スタッフと親、スタッフ同士のコミュニケーションのきっかけとなり、そこに起こる笑いがエネルギーに変わることで、治療やケアの助けにもなることに気づきました。
それから、体重約1,500gまでの低出生体重児に最適な肌着、帽子、ミトンをはじめ、さまざまなグッズを、着心地や点滴のしやすさ、国産のガーゼやオーガニックコットンなど肌に優しい素材を使用するなど安全性を考慮し開発、同院の看護師とともに改良を重ね、その普及活動に取り組んでいます。
プロジェクト: | 「小さく生まれてきた赤ちゃんのために サイズぴったりの肌着とミトンを全国のNICUに届けたい」 |
期間: | 2019年8月4日(日)15:00まで |
目標金額: | 700,000円 |
支援額: | 2,000円〜50,000円 |
リターン: | マスク、ミトン、帽子、コットンバッグ、エプロン、出張ワークショップなど支援額に応じて設定 |
詳細はこちら
https://fanfare.medica.co.jp/funding/projects/sousourire/
<2019/07/12>
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