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「内気循環」と「外気導入」どちらがいいの?走行した際の車内環境の違いについて検証

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 矢代隆義)は、 ドライブ中の車内環境について検証を行い、 その結果をホームページに公開しました。今回の実験は車の空調を「内気循環」にするか「外気導入」にするか悩むドライバーは意外と多いのでは、 と考え、 二酸化炭素(CO2)や一酸化炭素(CO)、 酸素(O2)などの濃度を計測できる「空気環境測定器」を車内に設置し以下のテストを実施しています。 

高速道路や郊外・山道、 市街地を走行した際の車内環境は?
車両を2台用意しそれぞれの車両に4人が乗車。 空調を「内気循環」と「外気導入」に設定して高速道路や郊外・山道、 市街地などを各1時間走行し、 車内の環境について検証を行いました。 また、 併せて花粉の量についても車内にプレパラートを置き、 付着した花粉の量も調査しました。 なお走行の条件については下記のとおりです。 

<条件>
・2台のテスト車両のエアコンフィルターは新品に交換
・エアコンは「オート」26℃設定
・窓をすべて閉め、 乗降もなし

結果:内気循環ではCO2が最大で6,770ppmに!
 
外気導入でCO2の濃度は常に1,000ppm前後でしたが、 内気循環では最大で6,770ppm(市街地)でした。 一方、 O2の濃度もCO2ほど差はありませんでしたが、 内気循環の方が最大1%近く低下しました。 また、 乗車した人の中には、 眠気や軽い頭痛を感じる人もいました。

詳細はこちら
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/temperature/detail7.htm

<2019/05/22>

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