2006/9/21

いろんな人種があってアメリカがある

長男の新学年が始まって1週間。担任の教師から長男宛に絵はがきが届きました。自分のクラスに大歓迎していることと長男の長所が簡単に書いてありました。長男は大喜びですし、保護者にとっても教師が子供を観察してくれているということがわかります。教師の心遣いに感謝しました。

その絵はがきで、思いだした去年のできごと。
長男が1年生の時のクラスには、白人に加えて、フィリピン、ケニア、メキシコそして日本と係わる子供たち(どちらかの親の出身か、家族が移民)がいて、担任教師は、それぞれの文化を体験させようと積極的に取り組んでいました。去年の子供の日に私が教室に出向き、こいのぼりを一緒に作った時も、子供たちは興味津々になって日本のことを聞いてきました。何でも柔軟に吸収する時期に自分とは異なる文化を知るきっかけを作る、子供たちにとってこんなにすばらしいことはありませんよね。

ただ、そういった子供たちの知識も、親(保護者)の理解がなくては育ちにくいものです。去年のある日、長男が人種差別をネタにした冗談(ジョーク)をクラスの友達から教えられて帰ってきました。長男は、何が可笑しいのかさえもわからずに私たちに伝えたのですが、私と夫は「良くないジョーク」として、長男には以後口に出さないように話しました。たまたま会った担任教師にその話をしたところ、彼女は「日頃学校で教えていることが活かされていないのね」と残念がり、その後、長男にジョークを伝えた子供と親に話をしたそうです。

有名な子供番組セサミストリートでは、様々な人種の出演者がいます。子供たちは番組を見ることによって、肌の色が違うことやアクセントのある英語などを、自然に受け入れていると言えるでしょう。

違った角度からですが、私の勤める職場では、年に一度、職員の人種比率を公式文書として記録に残し、また職員募集時にはマイノリティ(少数民族)団体へ募集要項を送るようにもなっています。雇用均等委員会の査察に対応するためです。

法律と人の心。未来を背負う子供たちには法律が無くても、正しい心で人の中身がわかる大人になって欲しいと願うばかりです。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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