2006/5/18

ありがとうの大切さ

「ありがとう」は、小さな子供たちが最初に覚える言葉のひとつで、人とのコミュニケーションを円滑にする一番大切な言葉でもあります。
我が家の次男にも物を受け取る時や、人の親切には、必ず「ありがとう」の言葉が出るように、繰り返し、繰り返し教えています。

以前ボランティアで非営利団体の翻訳の手伝いをした時のこと。
ある幹部から、何度も日本からのメールの英語訳を依頼されました。「受け取った」や「ありがとう」のメールはなし。係わっていた日本人が私ひとりだったこともあり、頑張って訳し送り返していました。ところが、家のことが忙しく返送が遅れると、今度はメールに「read receipt」を添付して送ってくるようになりました。「受け取ったなら、訳して送り返してよね」と強制的に働かされているような感覚になり、いつの間にかそのボランティアから遠ざかりました。せめて「Thank you」のメール(気持ち)を見れば、頑張ろうという気持ちになったものを、と今でも思います。

6歳の長男は、プリスクールや学校、それに日本人友達のお子さんなどから、これまで何度か友達の誕生日パーティに招かれました。でも、パーティが終わった後、アメリカ人が得意のはずの「Thank you」カードが送られてくることが少ないのです。子供のパーティという気軽さからでしょうか。送ってくるのは、決まって日本人友達。子供にとってはパーティで一緒に遊んで、軽食を食べて、楽しいので全く問題はないのですが、お決まりのカードが来ないと親の私が何となくすっきりしません。

アメリカでは誕生日、ベビーシャワー、高校卒業、結婚式、ハウスウォーミング(引越)など節目のお祝い事で、プレゼントのやり取りが多くなります。日本のように、慶弔時に相応のお返しをする堅苦しさはありませんが、せめて
「Thank you」カードはきちんと出すように心がけたいもの。

誰かが自分や自分の子供のために、時間やお金を費やしてくれること、何より自分のことを考え想ってくれる時間を想像すると、素直に心から「ありがとう」と言いたいし、子供たちにもその心がわかる人になって欲しいと思います。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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