2006/4/27

親の都合

BUNCO仲間のひとり、友人が別居することになりました。
彼女にはそれぞれ父親が違う子供が3人います。今回はその3人目の子供の父親と別居ですが、家も売ってしまうので、離婚することになるのでしょう。
彼女は仕事もできるし、物事に対する常識もあり、とてもNice Person(良い人)です。彼女の子供たちも、そんな環境にありながら、どうしてそんなに良い子なの?というほど素晴らしく、うちの息子のベビーシッターを安心して頼むことができるきちんとした子供たちです。

お向かいのジェシカは、やはり親が離婚していて母親と一緒に住んでいます。離婚時の取り決めで、決められた日に父親と会わなくてはいけないことになっているのだそうです。今週末はお父さんの所に行かなくちゃいけないのよねー。と彼女らしくなく面倒そうに話すことがあります。高校生にもなると、友達と遊ぶことの方が楽しいと思うこともありますよね。そんな話を聞く私の心は、肝心の子供の心が無視されているようで、とても悲しくなります。

ジェシカの場合、来月母親が再婚して、彼女からすれば義父となる人のところに引っ越すことになっています。実の父親のところに行けば、彼も再婚していて奥さんとその人の間に義理の妹にあたる子供がいます。どちらも実の親の家族です。いつも明るい彼女は、こういった環境をどうやって受け止めているのでしょうか、私だったら、自分の存在について深く考えてしまうかもしれません。

アメリカで驚いたことのひとつに、苗字で親子や親戚関係を推測できないということがあります。また、複雑な家族関係を、躊躇せずに他人に話す人柄と大らかさにもびっくりしました。そしてもっとびっくりするのは、そんな話をされても、驚かずに聞くことができるようになった、私自身です。

別居する友人の一番下の子供は中学3年生。どちらと暮らしたいか、子供に聞いたそうです。酷な質問です。

ジェシカや友人の子供たちのような環境の中にいる子供たちは、アメリカ中にいったい何人いるのでしょうか。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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