2006/2/23

不器用な夫

道具箱を持った夫が、雨どいの修理を理由に長いはしごで屋根の上に上がりビールを飲もうとすると、隣の屋根にも人がいて、「やあ、僕は(衛星放送の)ディッシュの取り付け」とビールを飲みながら答える。すると反対隣の屋根にも持ち主の夫が上がってきて、「僕は本当に屋根を修理するんです」と言ったものの、壊れた屋根から家の中に落ちる。家の中では妻がお茶を飲みながら新聞を読んでいる。---これは、アメリカ人の「Do It Yourself」と嫌々駆り出される夫たちを象徴している、何故かビールのコマーシャルです。

例年にない寒さで、我が家の屋外の蛇口が凍り、ひびが入ってしまいました。夫はその蛇口を新しく交換しようとして、ネジをぐるぐると回し続けたところ、ネジが回らず、床下で配管されている銅管が曲がり折れてしまったのです。
私は(家の中でお茶を飲んでいたのではなく)次男と一緒に外で遊んでいて、「しまった!」という大声で振り向いた時には、既に遅し。その日は日曜日で配管工事屋は休みです。結局水道水なしで一夜を過ごし、翌日に専門家に来てもらいました。3時間かけて、おまけに作業をやりやすくするためにと、私たちの寝室の壁にも30センチ四方の穴が開いてしまいました。この壁を修理するために、また別の修理屋を呼ばなくてはいけません。
我が家は1940年代に建てられた家で、あちこちと修理は仕方ないのですが、「応急処置でテープで水を止めて、専門家を呼ぼうよ」という私の言葉を無視し、事態を大きくしてしまったことに、夫は大反省。あまりの落ち込みぶりに、失敗しないと上手にならないから、という私のなぐさめも耳に入らず、「僕の父親もこういうの得意じゃなかったし、その息子の僕はさらに駄目なんだよ」とぽつり。
修理屋の費用は、今回の場合でも、1時間で81ドルと高額です。普通自分で家を持つと、修理が上手になっていくと聞いているのですが、皆そうなのか疑問になってきました。世の中器用な人ばかりじゃないですよね。

私の頭の中にはリフォームしたいリストがあるのに、どうなることやら。です。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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