2005/11/17

数独

スドク(数独)というゲームを聞いたことがありますか?

スドクは81のマス目に1から9までの数字を入れていくパズルで、アメリカではナンバープレイスと呼ばれることもあるようです。
夫からスドクは日本からアメリカに来たんだよ?と言われてもピンと来ませんでした。よくよく調べると18世紀にスイスの学者が作ったらしいのですが、時を経て、日本のゲーム会社が取り上げ、世界各地に広がり、今ではイギリスで全国選手権まで催されているのだそうです。

きっかけは、地元の新聞。先月からゲームのコーナーに小さく掲載されるようになり、夫が夢中になり、ゲーム集を購入したのです。熱心に考える横から覗きこむと意外に楽しそうで、私もやってみたところ、これが面白い!9つの数字を鉛筆と消しゴムを手に、マス目にはめ込んでいく作業は、頭の運動になります。複雑な単語を辞書を引きながらはめ込んでいくクロスワードに比べると単純で、しかも解けたときの爽快感がなんとも言えません。

夫がゲーム集をコピーし、同じゲームを私と競争することもあります。英語でも日本語でもないので、お互いにハンディはなし。でも、そんな時に限って、それまで仲良く遊んでいた子供たちの喧嘩が始まったり、おやつや牛乳が欲しい!攻撃に会うんですよね、これが。
ちなみに、夫曰く、アメリカ製の粗悪消しゴムではこのパズルはうまく解けない、のだそうです。実際、アメリカの消しゴムはざらざらしていて、よく消えないのですが、出来不出来を消しゴムのせいにするとは!

先日、二人とも謎解きに夢中になり、ふと顔を上げた時に目が合って、二人してニヤリ。会話がないことに気がつきました。「何だか年取った夫婦が、会話する話題が無くなって、本を読んだり、クロスワードパズルに没頭しているのと同じ状態だね」
全くその通りの光景になっていたのです。これではいけませんよね。

オンラインでもパズルを楽しめます。
私が昼休みに遊ぶのはここ→ https://www.websudoku.com/


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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