2005/11/4

ガブリちゃん

次男が託児所で他の子供に噛まれました。しかも今回で3回目の報告。一日に3回噛まれた日もあり、合計で7個の噛み跡を持って帰りました。

最初は「あら、まあ」と鷹揚だったのですが、7回もとなると、事は深刻です。うちは長男は噛み癖は全くありませんでしたし、次男も今のところその傾向はなく、また受ける側としても一概に噛む子「ガブリちゃん」を非難することはできず、どうしていいものか、戸惑ってしまいました。次男がおとなしく遊んでいるのに、と言うことは絶対にないとわかっていまし、長男と家で遊ぶ時に問題になる「押したり」「髪の毛を掴んだり」を「噛む」代わりに友達にしていることは十分にありえます。

次男の託児所は、保育士1名に対してこの年齢の子供は4人。保育士が今回の報告をする時は、「本当にふがいなくて」と涙目になっていました。私は、彼女たちが一所懸命に子供たちを見て、教育してくれているのを知っていますし、責めるつもりはないのですが、これをきっかけに次男が噛むことで自分を表現するようになっては、困ります。規則で誰が「ガブリちゃん」であるのか教えられない、という前置きのあと、被害者は次男だけではないこと。噛むのは、一般的に歯茎がかゆいという物理的なことと、思うように言葉で表現できない、嫉妬、注目して欲しいなどの心理的なことが原因になるけれど、この子の場合は後者の心理的なことが原因となっているらしいことがわかりました。

では、このガブリちゃんをどうするのでしょうか。今後しばらくは、他の子供たちと別にして、保育士がマンツーマンで見る時間を作るのだそうです。
また噛まれる立場では、噛まれた時に「No bite!」ときっぱり言えることが大事なのだそうです。

ガブリちゃんの親は、噛まれた子たちにお詫びの手紙を書きたい、と保育士に相談したのだそうです。親としてはどうしてよいものか、本当に大変だと思います。ガブリちゃんが早く悪い癖から抜け出せるように願っています。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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