2005/9/22

病欠

今週、長男の出だしは大変でした。
月曜日、学校で熱を出し、事務室から私のオフィスに迎えに来るように連絡が入り、私は慌てて学校に走りました。仕事を始めて1時間後のことです。送り出した時はそんな様子はなかったのに。ぐったりして、事務室のベッドで寝ていたのを、抱えるようにして連れて帰りました。
翌火曜日、ちょっと吐き気がするような気がするけど、大丈夫。熱は下がったし、学校に行く。というので送っていったのが間違いでした。また学校からオフィスに連絡が入り、迎えに。仕事開始後30分でした。

長男くらいになると、自覚症状を言えますが、それがどの程度でどこまで大丈夫なのかが、本人にも親にも判りづらいのです。学校に追い立てるつもりはなくても、私としては、できたら行って欲しい、頑張ってみて欲しいという気持ちです。これは私が働いていても、いなくても同じです。

でもさすがに、職場に着いて30分から一時間で呼び出されると、がっくり。
私は病欠が取れるし、病気の息子を責める気は毛頭ないのですが、期限付の計画していた仕事が頭の中でぐるぐると回り「どうして私の休みの水曜、木曜じゃないの!」

親が働いていて子供が病気の時、やっぱり一番助かるのは、祖父母が近くにいることでしょう。可愛い孫のことです、献身的に看病してくれるでしょうし、何より親も安心して任せられます。祖父母が近くにいない我が家の場合、夫が協力的で、子供たちが病気の時は私と順番で休みを取ってくれるし、私の職場の上司も、事情を話すと、すぐ帰りなさい!と追い立てるほどです。私は恵まれていますよね。
アメリカは、離婚して母親がひとりで子供を育てている家庭が多いのですが、そういう時はやっぱり母親が休み、面倒を看ざるを得ないわけです。

長男はベッドの中。次男は保育所で、家の中はこの上なく静かです。仕事のことを5分で忘れた私は、2年前のクラフトのプロジェクトを引っ張り出してきました。
私に思いがけない休みをくれた長男は、2日間の静養ですっかり元気。
季節の変わり目、皆さんも風邪にご注意を。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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