2005/2/3

ガスを止められる?!

先日、平日で休みの日に、家で次男と遊んでいたら、ドアをノックする音。覗き窓から見るとガス会社の車が止まっていて、ドアの前には身長190センチを越す男性が、大きなペンチを持って立って居ます。
「ガス会社だけど、ガス料金払ってないでしょ」「えっ、請求書が来てないですよ」「じゃあ、ちょっと事務所に電話してみよう」

またもや、アメリカのカスタマーサービスと係わることになりました。変な話ですが、ガスの供給契約をしているのは現住所で、その請求先は3年前に初めてこの会社と契約をした住所になっていたのだそうです。去年、ガスの引き込みを依頼した時に、カスタマーサービスが住所を入力し忘れたとしか思えません。
ガス暖炉にしてから2ヶ月。夫と請求書が届かないよねえ、やっぱり最初だから時間がかかっているのかも、とその前日に話したばかりでした。
しかも、私の名前が登録されていないらしく、私がカスタマーサービスと住所変更などのやりとりもできない状況です。

夫が戻ってきてから、電話をしました。そちらのミスなので、延滞料金があっても払わないとの話に「特別な例として、ガスを止めに伺った係員の手数料は無料とします」しかも「支払いにお困りでしたら、特別な支払いプランもありますよ」夫はさすがにむっとして「うちは支払いには全く何の問題もありません」と怒って電話を切っていました。先方はお決まりの文章を読み上げたのでしょうが、こちらとしては、何だ!と言いたくなります。

ある雑誌によると、カスタマーサービスに電話して、かける前よりもぐっと興奮して電話を切る人が、全体の73%を占めるのだそうです。そして、うまく苦情を解決する方法は、何をして欲しいのかを簡潔に明確に伝える、担当者でらちがあかなければその上司を呼ぶ、その会社との実績を訴える、そして何より丁寧に、
としています。わかっていても、いざとなると難しいものです。

それにしても、休みで良かった。でなければ、あの大きなペンチでガスの元栓を止められて、寒ーい夜を過ごさなければならなくなるところでした。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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