2005/1/27

長男のこの頃

最近、長男の行動が変わってきました。
とても活動的になって、朝から家の中を走り回ったり、音楽に合わせて踊ったり。「テンションがとても高い」のです。

中学でボランティアをしていた時に、教師たちが天候(気圧)が変わると生徒たちの行動が変わると聞いたことがあります。科学的な根拠は定かではありませんが、雷雨が来ると子供たちが異常にはしゃぎだし、教室が騒々しくなるのだそうです。

長男の場合、雨季の冬になって、家の中にいる時間が多くなり、エネルギーを発散しきれないこと、それに次男との兼ね合いもありそうです。次男は、はいはい、伝い歩きに加えて2階への階段をのぼろうとしたり、興味の対象にはお構いなく手を出すので、目が離せません。加えて何か新しいことができると、夫も私もつい大袈裟に喜ぶので、長男としては、「ボクも見てよ」ということなのでしょう。それに、「気圧の変化」も無視できない要因のような気がします。

そういった行動的な変化に加えて、長男は「読む」ことが楽しくなり、それに合わせて何でも知りたがるようになりました。単純に文字を発音すれば言葉になる日本語と違って、英語は26の文字を組み合わせて単語を作り、発音も文字の配列によって異なるので、英語を読むのは日本語ほど簡単ではありません。長男は、クリスマス前後からめきめきと読めるようになり、自分の本以外に新聞や雑誌も手にするようになりました。気分の良い時には、次男に向かって「お兄ちゃんの膝に座ってごらん、本を読んであげるよ」と話しかけたりしています。

こんな微笑ましい光景ばかりだと心休まるのですが、ご存知の通りおもちゃの取り合いや次男が長男の髪を引っ張ったとか叩いたなど、小さなもめごとが起こっている時の方が圧倒的に多いのです。兄弟ってこうやって育っていくのだろうと思うのですが、私はついキリキリとしてしまいます。いけないですね。

それにしても長男の活発さ、興味の広がりには目を見張るものがありますし、私の下手な英語もすぐに追い越してしまいそうな勢いです。
子供の成長は、本当にあっと言う間ですよね。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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