2004/10/14

カーター、訓練に行く

カーターが我が家にやってきてまもなく3ヶ月。夫のおかげでトイレトレーニングはどうやら順調ですし、噛み癖も減ってきました。

アメリカでは、ペットは家族の一員としての地位が日本よりも高いような気がします。私のまわりの人があまりに犬や猫好きな人が多いせいでしょうか。家の外と中を自由に行き来できる犬や猫用のドアが付けてあったり、基本的に専用の食事しか食べさせません。

昔、日本で飼っていた犬が、庭を自由に走り回り、夕食の残り物を食べて奔放に育っていたのと大違いです。

そんな環境もあり、きちんとした犬(?!)に育って欲しいという夫の願いから、カーターは1週間に一度のしつけ訓練に行くことになりました。インストラクターはこの道30年近い大ベテランで、彼女の母親も訓練士だったという家系です。

まず最初に訓練用首輪を配布されました。首輪の内側に金具の突起があり、飼い主が指示を与えた時に、首に刺激を与えて矯正できるようになっています。訓練にはこの首輪と1m60cmのリーシュ(手綱)が必需品です。

クラスにはラブラドール、ミニチュアドーベルマン、プードル、セントバーナードなど5~6匹が集まってきます。彼女のシェパード犬キーアも、お手本を見せるために参加しますが、「待て」とクラスの最初に言われて、片隅に座ると、他の犬がどんなに騒ごうとも傍を通っても、ぴくりともせずに座っています。そして彼女の指示に従うキーアの滑らかな動きは、ため息がつくほど美しく、ひょうきんもののカーターが、こんな風にふるまう時はいつやってくるのかと気が遠くなるほどです。

カーターはクラスの中で、一番の若手で、気が散る回数が多いのは仕方ありません。なかなかどうして、頑張っています。インストラクターによると、この時期に訓練しておくと、その後、波がやってくるものの、大きくなればかなり落ち着くのだそうです。

毎回このクラスに行って思うのは、インストラクターから訓練されているのは、犬ではなくて、飼い主のほうなのだということ。どうやって犬と一緒に成長するか問われているようなものですね。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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