2004/9/10

幼稚園のはじまり

長男の幼稚園が始まりました。

8月の終わりの1週間、プリスクールに通ってアルファベットや数字のおさらいをしながら、共同生活に慣れる準備をしました。長男はその頃から、新しい学校、友達、そしてスクールバスのことを考えると楽しくてたまらなかったようです。

新学期初日のオリエンテーションでは、担任の教師に会い、書類の記入、そしてバスの時刻確認をしました。書類の中で面白かったのが、子供にインターネットを使用させる親の承認書。クラス単位で学んでいく幼稚園児は心配する必要がないですが、学年が上がるにつれて、学習に必要なリサーチと共に、様々な情報が詰まっていて取捨選択が難しいインターネットの使用に、学校も責任の居所をきちんとさせておきたいのでしょう。
ちなみにスクールバスは、ウォークディスタンスと呼ばれる学校に近い子供は乗れませんが、その他は、たとえ往復2時間かかって、ひとりを送迎するにしても無料です。
今年から始まった学区内の小学校分割で、長男は少し遠い学校にバスに乗って行くことになり、大喜びです。

今日は、初めての授業。長男は、初めてひとりでバスに乗って通学しました。
10分も前からバスの止まる場所で待ち、本当に嬉しそうな笑顔を見せる姿に、私も感慨無量になりました。
ちょっと大袈裟ですが、今日が13年間の義務教育の初日でもあります。この後は、成長につれてどんどん私たちから離れていってしまう始まりなのかも、とちょっとした寂しさも覚えました。

さて、オリエンテーションで、バスの説明がきちんと整理されてなくて、ちょっと不安に思った、その予感が的中。息子は意気揚々と乗り込んだものの、3分後には、大きな子供たちに紛れて他の小学校で下車。そこから幼稚園まで小学校のスタッフに送ってもらったのだそうです。最初の学校で降りちゃだめだよ、という私の言葉も興奮にかき消されたようです。明日からは運転手にきちんと確認させますね、ということでした。

幼稚園は2時間半で終了。プリスクールの4時間に比べるとちょっと物足りないかもしれないけど、しっかり学んで遊んできて欲しいと願うばかり。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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