2004/8/19

手抜き離乳食

次男が、5ヶ月に入ってから離乳食を始めました。
最初は、アメリカでは基本の基本、ライスシリアルです。紙を粉砕したようなものをミルクに溶き、液体に近いものから、少しずつ濃度を上げて、今はどろどろ状のものを食べさせています。日本の、おもゆからおかゆへと順次ステップアップしていくのと同じことですね。大きな違いはライスシリアルは「離乳食の時間だ」と気づいてから30秒で準備できること。とても手軽です。シリアルは、お米のほかにオートミール(オーツ麦)もあります。

スーパーのベビーフードコーナーを、久しぶりに覗いてみました。
ここ数年、このコーナーとは縁がなかったのですが、足を向けてびっくり。流行のオーガニックがベビーフードにも進出してきているようです。
内容は、離乳初期用に桃、バナナなどの果物とグリンピース、にんじんなどのプレーンな野菜。段階が進むと肉やパイなどのデザートのようなものまであります。どれにも砂糖、合成保存料は入っていません。私としては、日本のような魚類の入ったものも作って欲しいのですが、需要が少なそうなだけに無理ですね。それにアメリカには日本で出回っているフリーズドライや粉末のジュース、だしはありません。
歴史のある瓶入りが主流な中、軽い上に電子レンジで加熱もできるプラスティック容器入りのものが出てきています。リサイクルに出すにしても、自分で再利用するにしても便利そうです。

長男の時は、なるべく自分で、と細々と作ったものですが、初期の離乳食は大変、しかも働いているし。という理由で、今回は、気合を入れ過ぎて空回りしないように、既製品を使っても大丈夫、と思うことにしました。こう考えると随分気持ちが楽になるものです。
手を抜いている、と言われればおしまいですが、息子たちと笑いながら一緒に遊ぶ時間をできる限りたくさん持つことも大切ですよね。

今日は6ヶ月検診でした。身長は約80センチ、体重は8,500グラム。
元気いっぱいに育っています。


スプーンは5本セットで3ドル。
瓶入りフードは4個組みで2ドル。
プラスティック入りは2個組みで1ドル。

アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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