2003/12/18

パーティいろいろ

こちらの人は何かというと、わいわい集まるパーティが大好きだということは以前にも紹介しました。

私は毎月一度、女性12人が集まるパーティに参加しています。目的は「BUNCO」(バンコ)。4人一組でひとつのテーブルを囲み、ひたすらにサイコロを振って得点を競い、勝敗によって、三つのテーブルを移動するゲームです。三つのテーブルを同じフロアに置ける、大きな家の持ち主がホストになり、皆それぞれ軽食を持ち寄ります。また毎回、ひとり5ドルずつ徴収して、賞品も用意します。
ほんの2時間ですが、仕事も家庭も横に置いて、歓声を上げ、軽食をつまみながら世間話をするのは、絶好のストレス解消! 皆いそいそと集まってきます。
我が家は、その日は「ボーイズ ムービーナイト」になります。

こういった遊びのパーティとは違って、私の周りでは、自宅に人を招待し物を売るパーティも行われています。
キッチン用品を販売するパーティでは、そのメーカーのキッチン用品を使って料理のデモンストレーションを行い、試食し、注文をするという手順。他にもおしゃれなキャンドルを売るパーティ、プラスティックの保存容器を売るパーティなど、いろんな類のものがあります。

特に中学では、キッチン用品のパーティが様々な主催者の下で、これでもかというほど頻繁に行われています。理由は、パーティの主催を決まった回数こなせば、特定の割引があったり、無料の商品がもらえるから、らしいのです。「私の時に来てもらったから、今回は行かなきゃ」。主催者が変わるだけで、集まるのはほぼ同じ顔ぶれということです。

キッチン用品も、キャンドルもカタログを見た限りで言えるのは、びっくりするほど高価だということ。どちらも何度か招待状をもらい、その度に「何も買わなくていいのよ、皆でおしゃべりして楽しいからいらっしゃいよ」と言われるのですが、その場に行くと、つい何か買わなくてはいけない雰囲気になるのではないかと、未だに参加したことがありません。

ただ単に楽しむものとは違っているし、義務感で参加するのにも抵抗があり、この手のパーティには臆病な私です。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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