2003/10/30

息子は問題児?!

ある金曜日のこと。担任教師から「無謀な行動(Destructive Behavior)が多すぎて大変なんです」と困った顔で告げられました。
教室内で誰かひとりでも騒ぎ出すとうちの息子が必ず参加して、ことが大きくなる。他の子のシャツを引っ張ったりふざけが過ぎる。ランチで食堂に移動する時に、ひとりだけ教室を離れない。やっと食堂に行ったと思ったら、食事中も他の子にちょっかいをかける。というのが、大筋です。

仕事から戻った夫は「それ、今日だけのことなの?」Destructive Behaviorという言葉に動転して、私は肝心なことを聞き忘れていました。でも、もしこれがずっと続いていることなら、教師から以前にも何か話があったはず。それに息子が小学生ならまだしも、まだ4歳。公園で他の子たちと遊ぶ様子に、乱暴な行動はありません。私たちは「先生の言うことを聞く」「友だちと仲良く遊ぶ」ことを再度しっかりと言い聞かせ、もう少し様子を見ることにしました。

また、週明けに息子を一年間見てくれた、去年の担任教師に状況を尋ねてみました。彼女はスクール全体のプレイタイムや歌の時間を指導しているので、現在の息子のことも良く知っているのです。
「ちょっと荒れてた金曜日のことね」と彼女は一笑。どうも金曜日一日だけだったようです。彼女は、『息子は去年は本当に恥ずかしがりやだったけど、夏休みを境にぐんと行動的に変わった。加えて、年長のクラスに上がって、座って勉強する時間が多くなったのが多少ストレスになっているのかもしれないし、もしかしたら、私の妊娠も影響しているのかもしれない。新しい教師を試している部分もあるかもしれない。でも彼の行動は4歳児として全く問題ない範疇だし、情緒発達の途中だから見守ってやるのが一番』と話してくれました。私はほっと安心して気が抜け、人前であることも忘れて、ぽろぽろと涙を流してしまいました。

その後、担任教師に毎回、息子の様子を確認していますが、問題なく過ごしているとのこと。
落ち着かない数日間でしたが、「うちの子に限って」という親心を初めて体験させてもらいました。そして、子育てはまだ始まったばかりなのかもしれない、とも思ったのでした。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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