2003/10/24

オークション

インターネット上でのオークションに参加したことはありますか?

私が良くのぞくアメリカ最大手のオークションサイトでは、プロの出店もあれば、一般の人のガレージセールもあり、また新品もあれば中古もあり。ありとあらゆるものが揃っています。

実は、夫はそこで中古CDを安く購入するのがとても上手です。まず自分の欲しいものの中から、価格が低いものを辛抱強く探し、5~7日間、他の人の賭ける様子を見ながら、小額を小刻みに上乗せしているようです。オークション参加者の心理としては「欲しいなあ」程度で始めても、一旦「賭けの世界」に入ると、「負けたくない、どうしても欲しい」になりがち。でもその点、夫は潔く「ここまでいったら高すぎる」ときっぱり引き下がります。そして、それでもいつの間にか、望むものは満足する価格で手に入れているのです。

先日、私が趣味の本を競り落としました。印刷物用郵便で送ってもらうよう手配しましたが、間もなく2ヶ月になろうとしているのに届きません。もちろん売り主にどうなっているのか、何度も確認のメールをしました。リストをチェックするから待って、に始まり、遅い返事の言い訳(働いている上に子供の学校が始まってとても忙しいなど)、最後のメールではあなたの本は○日(私が競り落とす前の日付!?)に送りました。と返事が来て、私はもうがっくり。おかしいぞ、のメールには返事が来ないままです。とてもいい加減な売り主だったのです。
このオークションサイトでは、会員の過去の取引評価が載っているので、私も事前に調べてはいたのですが、こんなことになるとは予想もつかず。わずか5ドルの中古本ですが、悔しくてたまりません。
この話を友人にしたら、彼女も同じような体験があり、多かれ少なかれそういった事故は起こっていることがわかりました。顔が見えない相手との取引だけに、信用するしかないのに、残念なことです。

欲しかった趣味の本は、結局、大手の本販売ネットで中古で購入。3ドルもせず、4日で手にすることができました。
最初からこっちにしておけば良かった………


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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