2003/9/19

日本の味を自分で作る.

アメリカでは「ピクルス(キュウリの西洋漬け)とアイスクリーム」が妊娠初期の女性が口にするものの代名詞になっています。

わたしは息子の時と同様に、つわりが始まったと同時に日本食、特に醤油味がとても恋しくなりました。食べられない時期をひじき、高野豆腐、切干大根などの乾物の煮物と白いご飯で何とか持ちこたえていたようなものです。
気分が悪い時は作るのも面倒、でもこれなら、という気持ちで、「日本のお惣菜コーナーがここにも欲しい」とつぶやきながら、ふらふらとキッチンに立ちました。

そしてもうひとつ、どうしても食べたくなったのが、ぬか漬けです。一度思いついたら、どうしても何とかしたくなるのが、妊婦のわがままなのか、わたしの性格なのか………インターネットで調べ、食パンとビールと塩でぬか床に近いものができるとわかり、早速、挑戦。食パンのイースト風味がちょっと口に残るものの、まずまずの味になり、喜んできゅうり、にんじんなどの野菜を次々と漬け込みました。ところが、先日行った日本食スーパーで「ぬか漬けのもと」を発見。水を注ぐだけでぬか床ができるのだそうです。パン床の寿命は数ヶ月。ちょうどくたびれてきたところなので、後はこの「もと」で何とかなりそうです。

日本食スーパーに行けば、ほとんど何でも手に入るものの、ここで本当の日本の味が欲しい時には、自分で作るしかありません。
以前、豆腐を家で作りました。豆を砕き、沸騰させ、にがりを打ち、ざる豆腐を作って初めて口にした時には、「これこそ豆腐!!」と涙が出そうになりました。ちなみに今日ストアで買ってきた豆腐の賞味期限は来年の5月。いったい何が入っているのだろうと思います。
納豆を作ったこともありますが、これは大変でした。
どちらも手間がかかるので、心と身体の余裕のある時にしか、できないのが残念です。

昨日、夫が「おみやげがあるよ」と嬉しそうに、大根を差し出しました。勤め先の同僚が作っているらしいのです。「ほら漬物、僕の好物の漬物作ってよ」。
ぬか漬けとたくあん漬けは違うんだけど。できるかなあ。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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