2003/9/4

トリプルマーカー検査

15週を過ぎた頃から、微かな胎動を感じるようになりました。
そんな頃、トリプルマーカー検査を受けるかどうかの決断を迫られました。出生前診断のひとつであるこの血液検査では、胎児が主に染色体異常を持っているか確率を調べるものです。人一倍の心配性の私と、そんな私の性格を嫌というほど知っている夫は、息子の時と同様に、検査を受け結果を知っておくことにしました。

採血から1週間後、助産師から連絡が入りました。結果は陽性。
母親の年齢に合わせて確立が高くなるので、ある程度覚悟をしていたつもりですが、いざ41分の1という数字を目にすると、うーん、と考えてしまいました。
その後、夫とふたりで、いづれにしてももう少し詳しく検査しておこうと、車で1時間半ほどの病院で、遺伝カウンセラーに会うことになりました。この病院には遺伝相談の特別外来があり、予約制にもかかわらず、非常に混雑していました。

カウンセラーは出生前診断が専門で、説明はとても丁寧、親身。彼女によると、トリプルマーカーというのは血液中の3種類のたんぱく質量を測るもので、私の場合2つは全くの正常値。残りのひとつの数値が高いけれど、これはアジア人女性はなぜかその傾向があり、この数値と私の年齢で陽性の結果が出たのではないかとのこと。そして超音波検査では、専門の検査技師が胎児の全身をこと細かに見て採寸し、染色体異常がある胎児の特長は見受けられない、との結果を出しました。
カウンセラーからは、カウンセリングや超音波検査で、確立が下がることにはならないけれど、目安になるはず。もし確立をより0%に近くしたいのなら羊水検査ができますよ。と言われました。(訴訟社会のアメリカですから、絶対的なことは言いません。)

カウンセリングが終わり、夫もわたしもほとんど同時に「羊水検査はもうしなくていいよね」。今回は、カウンセラーの語調から安心を得たこともありますが、同時にお腹の中で元気に動き回る子を見て、この命を大切にしよう、何があっても現実を受け止めよう、と二人ともそれぞれ決心をしていたのです。

そして心の広い夫の上司は、突然の検査のために大事な会議を欠席することになった夫に、「家族が一番大切」と本当に私たちのことを心配して、快く休ませてくれました。有難いことです。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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