2003/4/24

花粉の季節

ある朝、車を出しに車庫に行くと(車庫といっても屋根があるだけなのですが)、緑の車が黄色の粉でびっしりと覆われていました。黄砂ではありません。道路を挟んだうちの前には林があり、そこから飛んできた花粉です。わたしの住む地域は冬から春にかけて雨が大量に降り、乾期を迎える春の終りから夏には、その水をたっぷり吸った木々がすくすくと育つのだそうです。まもなく、乾期。花粉の飛ぶ季節です。

もともとアレルギー体質の夫は、春になるといつもぐずぐずと鼻をすすっていたのですが、この環境にもすぐに反応し、目を充血させ鼻水とくしゃみが止まりません。

アメリカでは医療費が高額なこともあり、余程のことがないと病院にはなるべく行かず、買い薬で治そうとする人たちが大半です。スーパーの薬コーナーには山というほどの種類の薬があり、目移りするほど。また、日本のように薬剤師に相談しながら、というわけにもいかず(彼らは処方で忙しい)説明書を自分でよく読んで、自分で決めなくてはいけません。

テレビや雑誌、新聞などのメディアで、アメリカの薬の宣伝で日本と違うところは、医者の処方する薬を、堂々と患者となる一般人にも宣伝していることです。アレルギー薬に限らず、テレビコマーシャルでは、この薬はこんな効用があってこんなに便利です、とプラス面をよくよく説明し、かかりつけの医師に相談し、処方を依頼してくださいね〜と滑らかな調子で宣伝した後、ものすごい早口で、こんな副作用がでることがあります、と補足をするパターンのようです。様々な病気や症状で悩んでいる人たちの中には、医師から与えられるままでなく、自分で情報を得て、積極的に治療に取り入れたいと考える人も多いのでしょう。

さて、買い薬では効果がないと諦めた夫が、鼻をずるずるさせながら「医者の予約をなるべく早く入れといて」と言って来ました。花粉が飛ばなくなり症状も治まった一ヶ月後くらいにようやく予約がとれた、なんてことにならなければいいんですけれど。これ、冗談ではありません。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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