2003/4/3

ドライブスルー

アメリカは何といっても車社会なので、車に乗ったままで用件を済ませることができるドライブスルーを様々な業種で見かけます。

その代表は、おそらく日本でもかなり普及しているハンバーガーショップでしょう。とても便利なのですが、英語を第一言語としないわたしにとって、注文時に顔を見ずにマイクに向かって話すのは、電話と同じく緊張します。先日、公園帰りに店の前を通ったばっかりに、息子が「どうしてもフライドポテトを食べたい」と言い出しました。「たまにはいいかな」と立ち寄り「フレンチフライ(フライドポテト)」を注文、そして同じく英語が第二言語の従業員から差し出されたのは「清涼飲料水のスプライト」。わたしの英語が通じなかったのか、商品を渡した女性が聞き取れなかったのか………。お互いに顔を見合わせて笑ってしまいました。

また、エスプレッソキオスクと呼ばれる、人ひとりがやっと立ってコーヒーを作れるほどの小さなプレハブもあちらこちらで見かけます。何十種類ものコーヒーをその場で作ってくれます。人気の店には車の列がずらりと並びますが、車寄せがあったり、大きな敷地内に立っているので交通の邪魔になることはありません。

銀行のドライブスルーでは、ATM機やエアシューター(筒状の容器に現金、伝票などを入れて銀行の建物に自動的に飛ばす機械)で出入金などの簡単な取り扱いが依頼できます。こちらは、マイクで話すにしても窓越しに銀行員の顔を見ながらなのでずっと気が楽ですし、わたしの印象では、建物の中よりも銀行員の愛想がいいように思うのですが、気のせいかな。

他にもクリーニングや、処方箋調剤薬局での注文・受け取りも車に乗ったままできますし、図書館の本、レンタルビデオ・CDの返却、それに郵便の投函も大きなポストに車を横付けしてポンと投げ込むだけで済みます。
観光で有名なラスベガスでは、結婚式もドライブスルーでできるのだそうです。

子供連れで、時に天気の悪いときなどはこのドライブスルーはありがたいものですが、こうやって「歩かない便利」に慣れていくことに、後ろめたさを感じたり。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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