2002/7/4

BBQ

季節はいつの間にか夏。お天気が良い日の夕方や休日の昼間は、どこかしこでバーベキューをする良い匂いが漂って来るようになりました。

米国では、みんなとにかくバーベキューが大好き。
料理中に余分な油が落ちるので、脂肪分を気にするこちらの人にはうってつけ、ということもあるかもしれません。準備に時間がかかっても風味の良い炭か、一発点火のガスを選ぶかは好みです。日本の焼肉と違っているのは、鉄板を囲んで焼きながら食べるのではなく、バーべキュー係の料理したものを各自が皿にとって食べることです。

パーティ好きのこちらの人は、何かと理由をつけて(理由がなくても)バーベキューするから集まろう、になります。かしこまらずに、ハンバーガーパテ、ホットドックウインナーなどをさっさかさっと焼いて、野菜と一緒にパンにはさみ、出来上がり。バケツの大きさほどもある既成のポテトサラダ、飲み物とアイスクリームがあれば、立派なバーベキューパーティです。庭が手狭な場合には、コンロのある公園に炭を持参ででかけるのも良し。もちろん使用は無料です。お客さんを迎えるほうも、お呼ばれされたほうも気兼ねの無いバーベキューは、単なる食事ではなく、食べて喋って懇親を深めるイベントなのです。

私もお天気が良いと「バーベキューしよう!」
ステーキはもちろん和洋中のソースに漬け込んだ肉を焼いたり、バラエティはいくらでもつけられます。大人のまねごとがしたい息子は、フライ返しを持って我が家のバーベキュー係、夫の後をついて回ります。暖炉のある生活で「熱い」ことを教え込んだおかげで、今のところうまくやっています。

7月4日は独立記念日。絶好のバーベキューイベントの日です。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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