2001/12/13

Happy Holidays

12月に入った途端、街中どこに行ってもクリスマス一色になりました。
米国の家庭での装飾はおひなさまや兜、こいのぼりを決まった形でつつましく飾る日本とは少し違っています。どの行事にしても「見せる」ことを前提にしていて、とても大胆で奇抜なように思います。特にクリスマスは派手になります。何百個ものミニ電球で軒下、塀や木をライトアップしている家、大きな窓から家の中の豪華に飾ったツリーが見えるようにしている家、前庭に電球仕立てのサンタクロースやソリを置く家、屋根の上の星の形の電飾などさまざま。時には「カラーの点滅電球」がぴかぴかと光り、歓楽街と見間違うほどの家もありますが、それもその家庭の好みでしょう。ドライブで住宅街の装飾を見て回り、にわか評論家になるのがこの時期の楽しみのひとつでもあります。それにしてもカリフォルニアの電力不足の影響でこの町も2割ほど電気代が上がったというのに、さすがに皆さんクリスマスは力が入っているんですね。節電を呪文のように唱えて部屋の電気を消して回る私はまだまだ日本人気質が抜けていないと実感しました。

先日、地元の博物館でひと足早い「クリスマスのオープンハウス」があり、家族で足を運びました。吹き抜けホールでのコーラスやピアノの生演奏は、雰囲気を盛り上げるのに十分な迫力ですし、子供を対象にした映画の上映、工作教室も行なわれていました。地元スーパーが協賛した、クッキーやワインの無料配付もちょっとした心遣いです。息子は、去年は人見知りして大変だったサンタクロースに、今年は怖けることもなく抱かれて記念写真に収まっていました。こういった「オープンハウス」は年に数回、地元に密着したイベントをボランティア(入場無料)で行なうのと合わせて、本来の建物を知ってもらう機会を作る目的もあるとのことです。

一方で、誰もがクリスマスを楽しく迎えることができるように、いろいろな団体が寄付集めの活動をしています。街頭で現金を入れる缶を傍らに歌いカウベルを振るボランティア、スーパーのおもちゃ売り場の横には買ったおもちゃを寄付するための大きな箱、住宅街に出向き缶詰めなどの食品を集めて回る消防士たち。米国のこういったボランティア精神には本当に頭が下がります。 米国も商業主義に押され気味になっているような感もありますが、クリスマスから新年の休日はやはり一年で一番大きな、家族が集まる心暖まる休日です。

Happy Holidays to you all!


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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