今週の育児コラム

 

 

 

なかなか歩かないとき

このごろは1歳になる前の早い時期に、
歩くようになるお子さんもけっこういるようです。

そうすると、まわりの子と比べてしまい、
「1歳近いのに、なかなか歩こうとしてくれない……」などと、
とても心配してしまうお母さんも多いようです。

子どもの成長過程では、どんなことにも個人差があり、
歩き始めにも個人差があります。
また、体型的にちょっと太めだったりすると、
足でうまく支えきれず、
歩き始めが遅くなることもあるようです。

また、つかまり立ちや、親と手をつないでいれば
上手に歩けるのに、手を離すとうずくまってしまい、
1歩が踏み出せないお子さんもいるようです。

子どもにも初めの一歩はとても勇気のいること。
機嫌がいいときに励まして、促してあげるといいですね。
1歳半になっても歩かないようなら、
小児科や保健所などに一度相談してみましょう。


今週の育児コラム

 

 

 

「ファーストシューズ」

寝ているだけだった赤ちゃんが、寝返りをして、はいはいするようになり、
つかまり立ちして、歩くという成長は、親にとっても感動的で、うれしい
ものですね。でも歩き始めの1才頃の、赤ちゃんの足はまだまだ未完成。
骨もとても小さく、足の裏も全体的にプニョプニョとしていて柔らかく、
もちろん土踏まずもまだできていません。
歩き方も不安定で、転びやすいのも特徴です。

このような時期だからこそ、ファーストシューズ選びは大切なこと。
発達途中の赤ちゃんの足を、丈夫で健康に育てるために、靴は
大事な役割を担っています。
ポイントは、かかとが固く、足をまっすぐに支えてくれるもの。
そして甲の部分をひもなどでしっかりと押さえることができるものが
いいでしょう。
「赤ちゃんの足が内側(外側)に向いている」と気にするお母さんも
いるようですが、足をしっかり支えてくれる靴なら、そのような悩みも
しだいに解消されるはずです。