| 2004/7/22 Q:ダンナの実家とのつきあいって…… 
 私も3人の子を持つ母ですから似たような経験がありましたが、ママたちの経験談はとても参考になるものですね。ただし、ここで気をつけたいのは、自分が抱えている悩みと全く同じ事例はないということ。経験談に勇気づけられることは多いのですが、誰かのコメントの通りにすることはありません。自分がどうしたいのかを明らかにして、いろいろなアドバイスの中から、自分に有効なものを上手に参考にしましょう。 義母父にどう思われるかと悩む前に、自分自身の気持ちを中心に考えましょう。自分にできること、できないこと、してほしいこと、してほしくないことなど、紙に書き出して分類するとはっきりします。その結果、義父母に頼らず、ベビーシッターや地方自治体が実施している保育ママなど、さまざまな育児支援サービスを利用するという選択をするのは間違ったことではありません。 もう一つ大切なのは、人にどう思われるかと気にしないように努力すること。これはとても難しいことですが、いい人をやめるととてもラクになるものです。 「こんなことすれば、こう思われるかも」「こう言ったら、なんて言われるか……」と「たら」「れば」にはまると、自分自身、身動きが取れなくなってしまいます。 そして、義父母にお願いしたいこと、お願いしたくないことをきちんと宣言するのですが、この伝え方にもちょっとしたテクニックが必要です。まずは「今までの感謝の気持ち」→「現在不都合な点」→「自分は……したいと思っているのですが、いかがでしょう?」(「いかがでしょう」と言葉につけることで、やわらかなニュアンスに)→「感謝の言葉」(「今まで……というところが本当に助かりました」と、感謝を繰り返す)で締めくくりましょう。 とにかく、私さえ我慢すればという気持ちは捨てて、自分が快適な方向を選ぶことです。 | ||||||||||||
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