2009/12/24

Good Luck to All!


11月下旬、感謝祭の連休を利用して日本に帰省してきました。
今回は、思い切って子供たちを連れて行きました。長男は4年前の前回の旅のことをぽつぽつと覚えていて、初めての日本に好奇心いっぱいの次男に旅行中あれこれと説明をしていました。

帰省の大きな目的は、母に子供たちを再会させること。次男は5年前に生まれた時に、母に抱かれたことを覚えているわけがないので、今回が初めて会うようなものです。写真や電話で近況を知らせても、どうしても伝えきれない子供たちの成長ぶりを母に見せて、ほんの少し安心しました。そして、できればもっと帰省する機会を増やせればとひしひしと思いました。
母と私と子供たちの3世代。ひと部屋に川の字に寝ながら、母に育てられた私が、自分の子供を育てていることを考え、当たり前のことながら、不思議な気持ちになりました。日本とアメリカ、慣習は違っても、常識や人としてありたい姿は同じです。母から私に、そして子供たちに引き継ぐ子育てに、これでいいのかとつまずき、後悔する時間を、これからも数え切れないほど経験するでしょう。

優しすぎる長男と、自我が強い次男。この二人の子育てと、一喜一憂するアメリカでの生活を綴らせていただいた子育て日記は、今回が最後となりました。8年間にわたり、私の拙い文章を読んで頂いた皆さん、辛抱強く掲載して頂いた【こそだて】に、心からお礼申し上げます。

最後の最後に私の大好きなお勧めの本を一冊。Love You Forever (ラブ・ユー・フォーエバー)Robert Munsch (ロバート・マンチ著 乃木りか訳 岩崎書店)-子育てに疲れたときに。母の子として、子の母として両方の立場を考えさせられる絵本です。じーんときて、その後、また頑張ろうと元気になります。

ありがとうございました。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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