2005/6/23

夏休みに突入

学校の生徒たちは、長い夏休みに入りました。

夏生まれの長男の誕生日は、長い夏休みの真っ只中です。
学期中は、誕生日に学校にケーキを持ち込んで、クラスで誕生日を祝う子供が多いらしく、息子は「こんな楽しい事ができないのは、不公平だよ。誕生日を変えたい。」とまで言い出す始末。それではと教師に相談し、夏休み前日に、カップケーキとおみやげ(シールと紙の笛)をクラスの人数分差し入れました。教師によると夏休みが始まる1週間くらい前から、子供たちは浮き足立っているので、締めくくるイベントにしましょう、とのこと。息子だけでなく、夏休み中に誕生日を迎える子供たち全員がクラスの前に並び、皆で歌を歌ったあと、カップケーキのスナック。教師はさすがに手馴れたものです。この方法で、息子も満足、クラス全体が楽しい時間を過ごすことができ、私も一安心しました。

さて、懐かしい日本の通知表(今は他の呼び方になっているんですよね)は、こちらではプログレスリポート(Progress Report)でしょうか。
リポートでは、一年を4期に分け、英語の読み書き、算数、理科、社会科、音楽、体育などの学科に加えて協調性や適応能力などを、良、可、不可と3段階に分けて採点されています。学校から直接各家庭に郵送されます。幼稚園が始まった直後の3者会談で話し合った、生徒それぞれの目標については、その折りに教師が経緯のコメントをしてくれました。また、このレポートの郵送は高校を卒業するまで続きますし、3者会談は上の学年になるにつれ、もっと真剣な内容なのだそうです。教師から渡される通知表で一喜一憂する姿は・・・ありません。

また、休み前に学芸会のようなものもありましたが、5歳児の歌とダンスは、見ていて「かわいい」のひとこと。「今日学校で何が一番楽しかった?」と尋ねても「休み時間」としか言わない長男が、一所懸命に振り付けつきで歌っていた様子には驚かされましたが、同時に成長の様子をしっかりと見せてもらったように思います。

夏休みは、長男に少しでも活発に運動をする機会を、と考え中です。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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