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バードウォッチングをもっと身近に楽しもう!

ベランダからでも、家の近くでも、楽しめる!

バードウォッチングをもっと身近に楽しもう!

公園遊びやピクニックもいいけれど、親子でバードウォッチングはいかがでしょう?道具なんかなくても、鳥のさえずりに耳を傾けるだけで立派なバードウォッチングのはじまりです。鳥って、とっても身近な生き物。ちょっとしたお散歩も楽しくなりますよ。

♪鳥くん(永井真人さん)
野鳥研究家(日本を代表するプロのバードウォッチャー)。日本鳥類保護連盟専門委員、千葉県我孫子市「鳥の大使」、鳥取県「八東ふる里の森親善大使」をつとめる。野鳥観察のツアーガイドや講演会など幅広い活動を展開。著書は『バードウォッチングの楽しみ方』(エイ出版社)ほか。

 

道具なんていらない 必要なのは「関心をもつこと」

「バードウォッチングをしたことありますか?」と聞かれたら、NOという人が多いかもしれません。でも、鳥はとても身近な生き物。毎日の生活の中で、自然と鳥のさえずりを耳にしていたり、はばたく姿を見ていたりしているはずです。鳥にちょっと関心を寄せてみましょう。今まで気付かなかった自然の楽しみ方を、みつけられるかもしれませんよ。
 
今回は、鳥くんの愛称で親しまれている永井真人さんが、ミク読者“鳥と仲良くなり隊”を、バードウォッチングに連れて行ってくれました。
 
「鳥は、存在そのものが魅力的。だって、“飛ぶ”という人間には不可能なことができるんですから。僕が子どもの頃、バードウォッチングにはまったきっかけは、カワセミを見たこと。“コバルトブルーのあんなきれいな鳥がいるんだ!”と、ただただ感動しました。鳥は、シンプルな感動を与えてくれる生き物です」。
 
そんなお話しを聞きながら水辺に到着すると、いました! カルガモ、カワウにユリカモメです。「わぁ~!」と、さっそく子ども達が駆け寄ります。
 
「バードウォッチングを楽しむというと山のイメージが強いかもしれませんが、山は、鳴き声は聞こえても、姿を見つけるのが難しいスポット。一番のおすすめは水辺なんです」。

確実に鳥を見たいと思うなら、全国各地にある野鳥公園がおすすめだそう。「でも、毎日の生活の中でも、関心を持って見たいと思うと、それまで気付かなかったものが見えてくる」とおっしゃいます。双眼鏡や道具がなくても、鳥の声が聞こえたら、「鳥の声が聞こえるね」と子どもと一緒に探してみましょう。関心を持つことで鳥が見つかる確率も、グンとアップ。見つけられなくても「鳥の鳴き声を楽しむだけでも、立派なバードウォッチング」になります。
 
「子どもは、何かひとつ夢中になれることを持ってくれるといいですね。それが僕は鳥でした。子どもの頃は双眼鏡なんか持っていなかったけど、鳥を探すのが大好きだった。鳥のことをもっと知りたいから、本や図鑑など、読書もするようになりました」。
 
種類によって異なる鳴き声を知る。「目の周りが白いからメジロって言うんだ!」と名前の由来を知る……。ちょっとしたきっかけが、子どもの好奇心をどんどん刺激します。もちろん、「飛べるっていいなぁ!」そんな素朴な気持ちを持つこともすてきなこと。

身近な野鳥図鑑

スズメ
最近は数が減っているともいわれていますが、住居地区で見つけやすいもっとも身近な野鳥。
  カワセミ
水辺に生息しています。鮮やかなブルーの羽とオレンジの腹、長いくちばしが特徴。
  カルガモ
7月ごろまで水辺で卵を抱きます。どんな鳥も卵を育てている時期は、そっと見守ってあげましょう。
  シジュウカラ
平地や山にある林のほか、市街地、住宅地でも見られます。木の穴や人工的な狭い穴に巣を作ります。
  ツバメ
スズメ同様、人の居住地区で民家や駅の軒下などに巣を作るため、比較的目にしやすい野鳥です。

 

撮影/長尾浩之 取材・文/山田じな

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