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子どもと遊ぼう

【こそだて】のアンケート結果でも、パパに担当して欲しいことの1位は遊び相手。アメリカでは、父親の役目は男の子にキャッチボールを教える事だ、と言われたりする。他にもパパだからこその遊びや、ママにはできない・負担になる遊びもある。子どもと積極的に遊んで、カッコ良いパパ・大好きなパパになろう!

ダイラタンシー

聞き慣れない言葉だが、テレビの実験番組で一躍子ども達の注目を集めた、物理現象の名前。どうしてこれが子どもとの遊びになるかというと、その不思議な状態変化。
何もしないと液体なのに、力を加えると固くなるというもの。テレビでは、ダイラタンシー液体の上を人が駆け足で走って渡って見せたりした。途中で止まると、そのままズブズブと沈んでしまうのに、勢いよく走ると、見た目にはこんにゃくの上を走っているような感じ。


このダイラタンシー状態の液体は、家庭でも簡単に作ることができる。たたくと固いのに、ゆっくりと手を入れるとどろどろの液体。手に握って固めようと思えば固めることもできるのに、すぐにどろっと溶けてしまう。

子どもと一緒にこの不思議体験を楽しんでみよう。



用意する物

・片栗粉1袋程度(多いほど楽しい)
・ボウルか鍋、洗面器など口が広い器
・片栗粉と同量程度の水



作り方

1,ボウルに片栗粉をあけ、良く溶かしながら水を加える
2,混ぜていると、固くなるのでそこで水を加えるのを止めてできあがり
3,水を加えすぎたな、と思ったら、暫く静かに置いておくと片栗粉が下に沈殿するので、上澄みの水を捨てる



遊び方

広いテーブルやベランダ、お風呂場など液体が飛び散っても大丈夫なところで、どろんこ遊びをするつもりで。
 

1,グーでたたくと、固くて手は入らない

2,指を立てて突き刺そうとすると、早くやると刺さらない(固いので、勢いが良すぎると突き指などに注意)

3,勢いよくすくうと、一瞬クリームをすくったようになるが………

4,すぐに液状になってしまう

5,水分量をうまく調節すると、だんごもできるが

6,すぐに液状に戻ってしまう


水の量を調節しながら、色々な感触を楽しんでみよう。