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生活の中で「お金」についての会話を 子どものためのお金教育

生活の中で「お金」についての会話を

子どものためのお金教育

「オモチャ買って!」「おやつ買って!」と言われた時、どう答えていますか?子どもに対するお金教育は、いつ頃からどんな風に始めたらよいのでしょうか。ファイナンシャルプランナーの八木陽子さんに伺いました。

八木陽子さん
ファイナンシャルプランナー、(株)イー・カンパニー代表。親子でお金と仕事について学ぶ「キッズ・マネー・ステーション」代表もつとめ、全国で親子マネー講座を開催している。1男1女の母。
http://www.1kinsenkyouiku.com

 

会話ができるようになったら、お金教育をスタート

「子どもが小さいうちからお金の教育なんて、早すぎる」と思うママやパパもいることでしょう。しかし、現金を使うことが減り、電子マネーをはじめとする“見えないお金”が増えてきている今の時代だからこそ、子どもたちにお金の価値を伝えることが必要です。
 
難しく考える必要はありません。子どもが言葉を話し始め、片言でも会話ができるようになったら、毎日の生活の中で「お金」に関係する話題を取り入れるように親が意識すればいいのです。会話を通じ、「お金やモノを大切にする」「お金はパパやママが働いてもらえるもの」「お金の使い道を知る」「欲しいものはいつでも買えない(がまんも必要)」などを伝えること。それが、小さい頃からできるお金教育です。

 

 

買い物、仕事の話をする時……あらゆる場面でお金の話を

たとえば子どもと買い物に行った時。「今日買えるお菓子はひとつだけね」と約束したり、「今日はお肉が安くなっているから、晩ご飯はお肉料理にしようか」など、いろいろ話しましょう。このような“お金にまつわる会話”を繰り返すことで、子どもは子どもなりに、「お金には限りがある」「お金にはいろいろな使い方がある」ということをおぼろげながらも理解していきます。

おこづかいを与えるのは小学校入学前後がおすすめ

一緒に買い物している時に、子どもが「これ買って~!」と、欲しいモノを見つけておねだり。よくあることですが、この時にNGなのが、「だめ!買わない」と、頭ごなしに否定すること。子どもは、それ自体が買ってはいけないものなのか、お金がないから買えないのか、お金が貯まったら買っていいのかがわかりません。
 
「今これを買ったら、今度の家族旅行でお土産を買うお金がなくなっちゃうね」など、「なぜ今買わないのか」という親の考えや理由を、その都度伝えることも大切です。面倒くさがらず、“わが家流”のお金の使い方を繰り返し伝えること。子どももお金の使い方を理解し、いつでも使えるわけではないこと、優先順位をつける、取捨選択することを学べるでしょう。
 
子どもにおこづかいを与え始める時期は、家庭の考え方によりますが、私は、足し算や引き算の概念が何となく理解できる小学校入学前後がいいと思っています。おこづかいを渡すときには、親子でルールを決め、子どもが自分でお金を“管理する”方法を一緒に考えていきましょう。
 
親のお金に対する姿勢や意識は、無意識のうちに子どもにも伝わります。ママやパパ自身が常日頃から計画を立てて、お金を大切に使うことを改めて意識していきましょう。お金やモノに対する価値観を根気よく子どもに伝えていきたいものです。

おこづかいの管理の仕方

おこづかいは、以下のように3つに分けて管理するのもひとつの方法です。それぞれ貯金箱に入れて管理するのがよいでしょう。

 

自由に使うお金

お菓子やちょっとしたオモチャなど、子どもが自分の意思で買いたい物があった時に使います。

 

人のために使うお金

「おばあちゃんの誕生日に小さい花束を渡す」など、人の
ために使うお金の備えも大切です。

 

いざという時のためのお金

欲しいモノができた時に備えて、普段は使わずコツコツ貯めていくことも教えましょう。

イラスト/犬塚円香 取材・文/長島ともこ

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