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子どもと一緒に作り上げる  おうちパーティを楽しもう!

子どもと一緒に作り上げる

おうちパーティを楽しもう!

進級のお祝い、子どもの日や母の日といった季節のお祝い、そしてお誕生日などなど。お祝いごとの基本には、「感謝の心」があるものです。おうちパーティを楽しみながら、そんな感謝の心や相手を思いやる気持ちを育めたらいいですね。

辰元草子さん
日本初パーティグッズ専門店『PARTY MARKET』プロデューサー。2006年からアニヴァーサリー・プランナーとして活動し、13年、アニヴァーサリー・プランナー養成スクールを開校。アニヴァーサリー・プランナーの後陣育成にも力を注いでいる。2児の母でもあり、ママの目線で考えた提案が評判。著書に『親子で楽しむ12カ月キッズイベント』(講談社)ほか。http://www.partymarket365.com

 

感謝の心を自然に育めるおうちパーティ

春は、進級や子どもの日、母の日など、祝いごとの多い季節。小さな
お子さんを抱えるミク読者のご家庭でも、おうちパーティをする機会が多いのでは? 

親子が一緒に楽しめるおうちパーティにするにはどんな工夫をすればいいのでしょう。アニヴァーサリー・プランナーの辰元草子さんにアドバイスをいただきながら、ミク読者で「春の進級お祝いパーティ」を開いてみました。

 

「自分の記念日を、家族や友だちに“おめでとう”と祝われた記憶がある子どもは、自分のうれしかった、楽しかった経験から、人をもてなすことが好きになっていきます。こうした勉強とは違う家庭でこそ育める情操教育は、子育てのなかでもとても大切なことですよね」と辰元さん。実際に辰元さんのお子さんも数多くのパーティを体験し、すっかりパーティ好きになり、徐々に自ら企画をたてたり、準備を進んで行なうようになったそう。

「これしたら○○ちゃん喜ぶよ~、などと人を喜ばせることが好きな子どもに成長した姿をみると、おうちパーティの意義を感じずにはいられません」とおっしゃいます。
 
おもてなしの心には、感謝や思いやりの気持ちが土台にあります。おうちパーティを通してそれを自然に身に付けたばかりか、企画力や物事の見通しを立てて実行する力なども得られたということです。
 
こうした力は、一度パーティをしたからといって身に付くものではありません。日頃から季節の移り変わりを感じられる節句を祝ったり、行事を大事にしたり、毎日の生活の中に 感謝する気持ちを育み、パーティを重ねることで得られるものです。

 

100円ショップで買えるアイテムで、パーティを盛り上げよう!

100円ショップで買えるアイテムで、パーティを盛り上げよう!

近頃は、100 円ショップにもアイディアひとつでパーティを彩れるアイテムが豊富にあります。
辰元さんが教えてくれたアイディアにも、そんな工夫がいっぱいです。

 

招待状

はがきサイズの色画用紙に、クラフトパンチや修正テープ感覚で使えるデコレーションテープを使って、招待状を作ってみましょう! 招待状は、招待する側、お呼ばれする側、両方の気分を盛り上げてくれますよ。

OnePoint

準備段階から子どもも参加

ついつい大人だけで仕切ってしまいがちな準備ですが、子どもも参加させることで、より一層パーティーへの愛着が持て、お友だちとの関わりも感じられます。してもらうばかりでなく、してあげる楽しさも体験させましょう。

 

飾り付け

ペーパーフラワーは、紙を開くだけでポンポンが作れる手軽なタイプが売っています。ほかにも風船やお花のクリップなどを飾ってもOK! お部屋に飾りつけをすると、いつもと違った空間を演出できること請け合い!

カップ&プレート

動き回る子ども達のパーティでは、色違いのものを使えば、どれが誰のものか一目瞭然! 同じ色のものなら、シールを貼ればOK です。シール貼りは子ども達も楽しめますよ。シールがなければ油性マジックで絵を描いてもよし。

 

ランチョンマット

四つ切サイズの色画用紙にマスキングテープを貼るだけで、オリジナルランチョンマットのできあがり! いろいろな太さ、柄のマスキングテープを組み合わせて、画用紙をデザインしてみましょう。

OnePoint

テーマカラーを決めよう

パーティ空間をおしゃれに演出するために大事なことは、テーマカラーを決めること。この日は春色のピンクをテーマカラーに、差し色をプラス。また、色ではなくてチェック柄や水玉など、柄で統一するのもひとつの手です。

 

撮影/長尾浩之 取材・文/山田治奈

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