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日頃の対策とケアがデリケートな肌を守る!赤ちゃんのための夏のスキンケア

日頃の対策とケアがデリケートな肌を守る!

赤ちゃんのための夏のスキンケア

手足を露出することが多くなるこの季節。日焼け、あせも、とびひなど、さまざまな肌トラブルが心配になりますね。デリケートな赤ちゃんの肌を守るには、どのようなことに気をつけたら良いのか、皮膚科の日野治子先生に教えていただきました。

日野治子さん
公立学校共済組合関東中央病院 皮膚科 特別顧問。皮膚科の専門医として保育所・幼稚園の紫外線対策や皮膚の感染症対策指針の作成に関与している。

水遊びやプールでの紫外線対策は?

できるだけ紫外線が強い時間帯を避けて遊ぶ。

遊ぶ前にサンスクリーン剤を塗る。

園で水遊びがある場合は、登園前に塗っておくのでもOK。

サンスクリーン剤は「SPF15以上」「PA++ ~ +++」「 耐水性」「ウォータープルーフ」の表示を
目安に選ぶ。

 

※耐水性サンスクリーン剤の使用では、プールの水が汚れないことが、研究で明らかになっています。必要な時は、園に使用を相談しましょう。

皮膚にダメージをもたらす紫外線
幼少期からの対策が大切

紫外線を過度に浴びると、日焼けや皮膚の免疫能の低下、大人になって皮膚癌の発生などさまざまな影響が生じてきます。細胞分裂が盛んな乳幼児期から、紫外線を浴びすぎないように心がけましょう。

 

紫外線は10時から14時が強く、早朝や夕方は弱くなります。散歩や外遊び、買い物は朝か夕方にするなど、生活時間を工夫して強い紫外線を避けること。外出する時は、日陰をなるべく歩く、帽子をかぶる、サンスクリーン剤を塗るなど、肌を防御する対策をしっかり行いましょう。帽子や衣服、サンスクリーン剤で紫外線から皮膚をガードする

 

つば(7㎝以上が目安)のある帽子や肌の露出の少ない衣服を着せましょう。長袖長ズボンでは、熱がこもりやすく、熱中症が心配。通気性がある素材、UV カット効果のある服などを選びましょう。水遊びには、長袖のラッシュガードがおすすめです。

露出する顔や手足、首などには、必ずサンスクリーン剤を塗ること。たっぷりと均一に塗らないと、充分な効果が得られません。曇りでも晴天の約8割の紫外線が出ているため、対策を忘れないようにしましょう。

心配して外遊びをさせないなど、過剰な紫外線防御は、子どもの発育の妨げになりかねません。また、抱っこひもや、ベビーカーで紫外線を心配するあまりに、布などで覆いすぎて、通気性が悪く、熱気がこもってしまう場合もあります。赤ちゃんの快適な環境を考えましょう。

 

 

湿疹を見つけたら早めに皮膚科専門医に受診を

夏場は、とびひの発症が多くなります。とびひは細菌が原因です。兄弟間や園の集団生活で、直接肌が接触して感染します。湿疹などを搔き壊し、そこへ細菌感染を起こすと、一気に広がります。自分の他の皮膚や、他人に移さないためにも、早めに受診しましょう。

 

夏は虫さされにもご用心。特に赤ちゃんはさされると驚くほど腫れあがり、痒くてひっかくと、とびひのきっかけにもなります。対策は必須。虫よけスプレーは直接噴霧せず、ママの手に取って露出する肌に塗るようにします。短時間の使用で済ませ、必ず洗い流しましょう。

大量に汗をかくこの季節。あせも予防のためにも、汗をかいたら拭いたり、シャワーを浴びさせます。入浴時は全身を石鹸でていねいに洗い、皮膚を清潔に保ちましょう。おむつの中は蒸れやすいため、早めの交換がおむつかぶれを防ぎます。

 

肌のトラブルを見つけたら、皮膚科を受診しましょう。皮膚のことは専門医を受診した方が、適切な診断と治療により、早めの回復が期待できます。皮膚科のかかりつけを見つけておくと安心です。

イラスト/サカモトアキコ 取材・文/中野洋子

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