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多くのママが悩んでいる 子育て中のご近所づきあいのヒント

多くのママが悩んでいる

子育て中のご近所づきあいのヒント

子育て中は、ご近所に知り合いがいると何かと心強いもの。子どもにとって安心なのはもちろん、パパやママにとっても、家庭や職場、趣味以外の居場所ができ、世界が広がります。一方で、夜泣きなどで迷惑をかけたり、ママ友グループなどご近所づきあいに悩むママも。子育て中のご近所づきあいを楽しむコツを、多くのママの育児相談にのってきた徳永和美さんに伺いました。

徳永和美さん
幼稚園に勤めたのち、結婚、出産し専業主婦となる。2人目の子育て時期に、周囲で子育てに関する悩みを聞く事が多くなり、気軽に話ができる場所を作りたいと1992年に友人と「子育て相談グループリヴ(現在カウンセリングスペース・リヴ)」を作る。その後、乳幼児の親や子どもを支える活動として、育児相談、子育て支援講座などを行っている。

ご近所に顔見知りがいると、親も子どもも安心

「子どもができてからご近所づきあいをするようになった」というパパママの声をよく聞きます。子育てをする上で、近くに知り合いがいるのはとても心強いものです。園や学校、医療、お店などのリアルな地域情報が入ってきますし、子どもを少しの間預かってもらえたり、災害時などのいざという時も安心です。特に小学校に上がると、いつも保護者が近くにいるわけにはいかなくなるので、ご近所に子どものことを気にかけてくれる大人がいて、声をかけてもらうことは安心につながります。
 
一方で、ご近所づきあいに悩むママも。子どもが大きな声で泣くと「ご近所に聞こえちゃう」「うるさくて迷惑がかかる」と気になるママもいるでしょう。でも、子どもは泣くものですし、泣きながら子ども自身が気持ちを落ち着かせたり気持ちを切り替えることがあるので、子どもが泣くことは大切なことです。周囲の目が気になる場合は、「うちの子、よく泣くんです。昨日も聞こえていましたか?うるさくてすみません」などお隣さんと顔を合わせたときに声をかけてみるのも良いでしょう。
 
マンションで、子どもがドタバタ走り回ったり暴れたりする場合、「下のおばちゃんが怒っているよ」というような言い方はNG。時間帯を考えて、夜なら「みんな寝る時間だから、ドタバタすると下の階の人がうるさくて困るね。絵本を読んで過ごそうね」など、子どもにうるさくするとよくない理由と、いい行動を教えましょう。

ご近所づきあい6つのヒント

基本はあいさつ
苦手だと感じる人にも、自分からあいさつを。

子どもがきっかけで地域に入れば、世界が広がる
家庭や職場、趣味以外の居場所がみつかるチャンス。

つかず離れずのバランスを保とう
プライベートには踏み込まない、噂話が好きな人とは関わらない。

無理に近所に友だちを作ろうとしなくてOK
自分が気持ちをラクにいられる場所で、気の合う人に出会えることも。

子ども会などは楽しむ気持ちで
親としては面倒でも、地域の集まりは顔見知りになるチャンス。子どもと一緒に楽しむつもりで参加を。

夜泣きや騒音が心配なら自分から声掛けを
あまり神経質になる必要はない。気になる場合は顔を合わせたときに、こちらからひと言伝えておこう。

 

つかず離れず、無理のない関係をキープ

ご近所づきあいで大切なことは、つかず離れずのバランスを保ち、プライベートに踏み込み過ぎないことです。
 
近くの公園で子どもを遊ばせたいけれど、既にグループができていて入りにくいと言う声も聞きます。そんな時は無理にグループに入ろうとせず、あいさつを交わすだけで十分です。ご近所でよく顔を見かける関係の人にもあいさつしましょう。子どもに「ほら、ごあいさつは?」と強要するよりも、親が普通にあいさつしている姿を見せることで子どもも自然に学んでいきます。公園で遊んでいるうちに、子ども同士が仲良くなり、親も話すようになったというケースも少なくありません。
 
核家族が増えている中、ご近所づきあいがわずらわしいと感じることもあるかもしれませんが、子どもが産まれたことで地域とのかかわりが増し、自分の世界が広がる喜びもあります。子どもと一緒に地元のお祭りに参加したり、自治会や子ども会などの役員を引き受けてみるなど親自身も楽しめるといいですね。

イラスト/サカモトアキコ 取材・文/椹寛子

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