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足首をホールドする靴がおすすめ 足の成長をサポートする靴選び

足首をホールドする靴がおすすめ

足の成長をサポートする靴選び

春から夏にかけて、足がグンと成長する時期。子どもの足の健康のためには、フィットする靴を選ぶことが大切です。正しい足の測り方、適した靴を選ぶポイントを、子ども専門のシューフィッター 寺杣敦行さんに教えていただきました。

寺杣敦行さん
ベビー&チャイルドシューズサロン [ジェンティーレ東京] 代表。FHA( 足と靴と健康協議会) 上級&幼児子ども専門シューフィッター。メディアや講習会などで、子どもの足の健康を守るため靴選びの重要性をアピールしている。

合わない靴は、足だけでなく、体の発育に弊害も

骨や筋肉が最も成長する乳幼児期。未発達な足腰を安定的に支えるうえで、靴の役割は重要です。欧米では幼児期から10歳頃まで、足を守り発育をサポートする意味で丈夫な革靴を履かせる習慣があります。洋式文化の歴史が浅い日本は、幼児期の靴の重要性の認知がまだ遅れていると言えるでしょう。
 
1~2歳の子どもの足の骨は柔らかいため、多少小さくて窮屈な靴でも痛みがなく履けますが、知らないうちに足指が変形したり、歩きにくく転びやすくなります。かかとが柔らかい靴、開口部が広くて脱ぎ履きしやすい靴は足にフィットしにくいため不安定な歩き方となり、足の筋肉の発達や、骨の配列が正しく行われず、幼児期からの偏平足や外反母趾のきっかけとなるなど、さまざま弊害が生じてくることがあります。足は体全体のバランを支える重要な役割をしています。体をしっかり支える靴を履くことが、姿勢のバランスを整え、将来の健康状態をよくすることにもつながります。

 

 

3カ月~半年ごとにサイズ確認成長に合わせて買い替えを

靴選びは、足のサイズを正しく知ることから。メーカーや商品によってデザインが違い、同じサイズでも「大きめ」「小さめ」があります。サイズ表記で判断せず、必ず履かせてみて足のフィット感を確認しましょう。足の関節や筋肉が未発達な乳幼児期は、くるぶしをしっかり固定することが大切です。脱ぎ履きは面倒でもハイカットで、足の甲は面テープかひもでフィット感を調整できるものが理想です。
 
筋肉の強さや関節の柔軟性には個人差があり、成長のスピードも違うもの。1〜2歳児で3カ月、3~4歳で6カ月を目安にサイズをチェックしましょう。靴を購入する際は、靴の専門家、シューフィッターのいるショップで足を測定してもらうのがおすすめです。
 
特に3~5歳は土踏まずの形成に重要な時期です。日常生活の中で長い距離を歩いたり、外遊びの多い子どもは、土踏まずがしっかり形成されている傾向があります。通園や散歩では、余裕があれば自転車に乗せるよりも、歩く機会を増やしましょう。家の中では、なるべく裸足で過ごし、外では砂や芝生の上で遊ぶと、足の裏からキャッチした感触が脳を刺激し、筋肉や骨の発達にも好影響を与えます。

 

乳幼児の靴選びのチェックポイント

□足首を支えるハイカットタイプ

□かかととつま先部分に芯が入っていて、安定している

□足と靴のつま先の形(扇形)が合っている

□面テープやひもで足の甲を固定できる

□つま先に適度な反りがある

□足の曲がる位置で靴底が曲がる

□靴のサイズは、足長、足囲、足幅を確認

□つま先に余裕(捨て寸)があり足指を自由に動かしやすい

イラスト/サカモトアキコ 取材・文/中野洋子

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