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もしや二人目不妊?どうしたらいい?

正しい知識と夫婦の話し合いが大切

もしや二人目不妊?どうしたらいい?

二人目の子どもがなかなかできないカップルが増えています。どんなことが不妊を招くのか、専門的な治療をした方がいいのか、二人目不妊について正しく知ることが大切です。さまざまな不妊のケースに応じている、産婦人科医の間壁さよ子先生にお話を伺いました。

間壁さよ子先生
神田第二クリニック(六本木)院長。スペシャリストとして、長年、不妊症・不育症の臨床研究、産婦人科領域の電子顕微鏡による研究を行う。女性の悩みに応えるウィメンズケアのNPOオーキッドクラブ理事長を務める。http://www.orchid-club.gr.jp/

年齢を重ねるほど妊娠しにくい体になる

通常の性生活がある夫婦で、2年以上たっても授からない場合、何らかの不妊の原因があると考えられます。すでに一人出産していれば、妊娠の可能性は十分あります。ところが、晩婚傾向にある最近は、初めての子どもがすでに高齢出産(30代後半)で、二人目がなかなかできないケースが増えています。
 
男女とも年齢が上がるほど、ホルモン分泌や生殖機能が低下していきます。女性は卵巣や子宮などに、男性は前立腺などに病気を発症しやすくなり、子どもができにくい体の状態になっていると言えます。
 
また年齢に関係なく、出産後も働き続ける女性は、育児と仕事の両立で疲労やストレスが溜まりがち。実はストレスは不妊を招く大きな要因です。ホルモン分泌の司令塔である脳の視床下部は、ストレスに弱いのが特徴で、過剰なストレスを受けると、ホルモンバランスが乱れて月経異常を招きます。男性の場合も同じで、過労とストレスは妊娠させる能力を低下させてしまいます。

 

 

周囲の過度の期待が精神的ストレスを招く

周囲の二人目を期待する声が大きく、それがプレッシャーとなり、無意識のうちに精神的ストレスを抱えている女性も少なくありません。期待に応えようと頑張りすぎていないか、本当に赤ちゃんが欲しいのか、自分の気持ちを正直に見
てみましょう。
 
上の子どもが生まれてから、セックスレスという夫婦も少なくありません。よく話し合ってお互いの愛情を確かめ、二人目を望む想いを一つにすることが何より重要です。 
 
妊娠のためには基礎体温をつけ、排卵の時期に合わせて性行為を試みることが第一。また、日常の生活習慣を見直すことも、不妊を改善するうえで大切です。十分な睡眠、バランスのとれた食事、規則正しい生活を心がけ、無理をせず、ストレスを溜めないことです。

原因を明らかにするには早めに専門家に相談を

悩んだり躊躇しているうちに月日が経ち、妊娠率は低下してしまいます。夫婦でコミュニケーションを図り、改善が見られない場合は、早めに産婦人科を受診しましょう。検査でホルモン異常や病気など原因がわかれば、すぐに適切な治療を始められます。

 

医師の指導の元、タイミング法(排卵に合わせた性行為)や漢方治療だけで妊娠するケースも少なくありません。できれば夫婦揃って、気軽に専門医に相談してみましょう。

CHECK!
日常生活を見直して、妊娠しやすい環境を整えることが大切。
パートナーと一緒に、できることから始めてみましょう。

リラックスがいちばん

上の子どもの育児でイライラすることは、ホルモン分泌の異常を招きます。日々の暮らしを楽しみ、リラックスを心がけましょう。

お互いに、いたわり合おう

ストレスを抱えると、女性も男性もホルモン分泌や免疫力が低下します。時には夫婦でデートしておいしい食事を食べるなど、リラックスできる工夫を。お互いへの優しい言葉が癒しになるはず。

 

女性は大豆製品がおすすめ

豆腐、納豆など大豆製品には、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞の成熟や排卵促進に関与)と似た働きをするイソフラボンが豊富。妊娠しやすい体づくりのためにたくさん食べましょう。

冷え症を改善しよう

低体温の人、痩せすぎ、太りすぎの人は妊娠しにくい傾向があります。血液の流れの滞りは、子宮や卵管の環境にとってもマイナス。ウォーキングやヨガなどのスポーツ、食べ物で、改善を図りましょう。

 

>>「マタニティ、産前・産後」記事一覧へ

取材・文/中野洋子

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