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春からしっかり紫外線対策!

乳幼児期の予防が肌の健康を守る

春からしっかり紫外線対策!

1年の中で、紫外線の影響が日に日に強まるのがこの季節。日射しが穏やかで、風も爽やかだからと、つい油断しがちです。紫外線は肌にどんな影響があるのでしょう?赤ちゃんや幼い子どもは、どんな対策をしたらいいのでしょう?
皮膚科が専門の日野治子先生に教えていただきました。

日野治子先生
公立学校共済組合 関東中央病院(東京都世田谷区)皮膚科部長。皮膚科の専門医として多くの患者に接しているほか、学校保健における健康管理に関するCD作りを務めるなど、幅広く活動。

18歳までに浴びる紫外線が皮膚にダメージをもたらす

オゾン層破壊が進んでいる影響で、地上に注がれる紫外線量が増加しています。日本では北より南(緯度が低くなる)ほどその量は多く、1年のうちでは4~9月(年間の7~8割)、1日のうちでは午前10時~午後2時(1日の6~7割)に紫外線量が多くなります。
 
近年になって、紫外線が皮膚の老化を促してシミ・シワを増やす要因になることや、細胞のDNAを傷つけ、将来、皮膚がんを引き起こす可能性を高めることが明らかになってきました。繰り返し紫外線を浴びるほど皮膚の免疫機能は低下し、18歳までに浴びた紫外線量が多いほど、将来に影響が出やすくなります。健やかな肌を保つために、乳幼児期から紫外線対策をすることが大切です。

 

 

衣服、帽子、日傘でガード 肌を紫外線にさらさない

肌に直接、紫外線を浴びないことが一番の防御。子どもを散歩に連れ出す時は、日射しが強い時間帯を避け、朝か夕方にする方がいいでしょう。出かける際には、ひさしのついた帽子や、長袖長ズボンの衣服を着せるなど、紫外線に肌をさらさない工夫をしましょう。
 
皮膚のバリア機能が弱い赤ちゃんの場合は、短時間でも肌が真っ赤になってしまうことがあります。紫外線の影響には個人差があり、色白の肌はダメージを受けやすいため要注意です。
 
抱っこひもでの外出は、お母さんが日傘を利用して赤ちゃんをガード。ベビーカーでの外出は、ひさしで上からの光を防ぐだけでなく、ひざかけなどで地面からの照り返しの対策もしましょう。

子ども向けサンスクリーン剤の選び方・使い方

日常の外出、長時間の外遊び、水遊びなど、どんな時に使うのか、塗りやすさ、肌への負担なども考慮して選びましょう。

 

刺激が少ないタイプは?

紫外線吸収剤は肌に刺激があるため、「紫外線散乱剤」を成分とするタイプがおすすめ。海外製は「ベビー用・キッズ用」でも吸収剤が使われている場合があり、要チェック。

上手な塗り方は?

顔に塗る場合、クリームタイプはパール大、乳液タイプは1円玉大が適量。ムラがないよう伸ばしながら塗り、同じ量で2回塗ると効果的(首、胸元、手、足も同様に)。2~3時間ごとに重ね塗りすると効果が持続します。

サンスクリーン剤を使い効果的に肌をプロテクト

サンスクリーン剤を上手に使って、肌を保護することは有効な対策です。赤ちゃん用には、子ども向けの低刺激のものを選びましょう。顔はもちろん、衣服から露出する手や足、首などにも、しっかりと塗ります。汗をかいて落ちてしまったり、時間の経過で効果が薄れてくるので、外出の際は、必要に応じて塗り重ねることがポイントです。

 

対策が行き届かず、もしも皮膚が赤くなったり水疱ができてしまったら、軽い火傷と同じ状態ですから、とにかく冷やすこと。水をかけたり、湿らせたタオルで冷やすなど応急処置をして、かかりつけの小児科または皮膚科へ早めに受診を。早めの対策とケアで、紫外線からお肌を守りましょう。

イラスト/サカモトアキコ 取材・文/中野洋子

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