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子どもの発達とママの決意がポイント 卒乳・断乳どうしたらいいの?

子どもの発達とママの決意がポイント

卒乳・断乳どうしたらいいの?

「おっぱいやほ乳びんでのミルク、いつ頃卒業すればいいの?」
「親の都合で授乳をやめても大丈夫?」……。そんな疑問を抱えるママも少なくないはず。卒乳をどう考えたらいいのか、小児科医の秋山千枝子先生にお聞きしました。

秋山千枝子先生
あきやま子どもクリニック(東京都三鷹市)院長。院内の「子ども相談室」で、子どもの心身に関するさまざまな相談に応じるほか、「病児保育室」で病気回復期の乳幼児の一時預り事業を行い、子育て中のママを支援。三鷹市教育委員会委員長、東京児童福祉審議会委員ほか。

卒乳時期は個人差がある 子どもの発達に合わせて

多くのママは赤ちゃんが1歳を過ぎる頃、「そろそろ卒乳しようか」と考え始めるようです。でも、ママ自身にも愛着があったりして、3歳になってもおっぱいを飲んでいるケースもあります。卒乳の時期に早い遅いはなく、あっさり離れて行く子もいれば、いつまでも固執する子もいるものです。
 
子どもの心身の発達やママの気持ちを考えると、卒乳はだいたい1歳~2歳頃を目安にするといいでしょう。もちろん、長く授乳を続けても問題ありません。仕事の再開などで生後8~9カ月頃に授乳をやめる場合は、フォローアップミルクなどで鉄分やカルシウムを補いましょう。

昼間のおっぱいが減れば卒乳できるタイミング

卒乳のタイミングは、赤ちゃんの食事のリズム、日常の過ごし方、感情表現の様子などから見極めます。成長のステップとして離乳期が完了し、一日三食の食事から栄養が摂れている、母乳以外で水分が足りているというのが基本です。1歳頃にはコップで飲む練習を始めましょう。
 
情緒面では、不機嫌になったり泣いた時に、おっぱい以外でも気持ちの切り替えができるようになることがポイント。外出中はおっぱいを欲しがらず、家庭でも昼間の授乳回数が少なくなると、子どもの方からのおっぱい離れが進みます。

夜のおっぱいをやめるのはママの強い意志が大事

眠りに入る時や夜中のおっぱいは、子どもが自分からやめるのは難しいよう。ママ自身の決断と強い意志が必要です。ママ自身に迷いがあると、泣かれると、ついおっぱいを与えてしまいがち。子どもはさんざんじらされた上に、泣けばおっぱいがもらえると思います。「どんなに泣かれても、絶対にあげない」と決めて、3日間貫きましょう。だいたい3日やり通せると、子どもの方が観念し、離れることができるようです。
 
おっぱいへの執着が強い場合など、ママ自身の判断や卒乳の時期の見極めが難しい時は小児科医に相談を。いずれは卒乳できるものです。焦らず、長い目で成長を見守る心の余裕を持ちましょう。

そろそろおっぱいバイバイできるかな?

卒乳チェックポイント

以下の項目がYesなら、子どもがおっぱいを離れられる準備が整ってきています。
□1日三食をしっかり食べる
□泣いた後、おっぱいがなくても機嫌が直る
□外出中はおっぱいを欲しがらない
□昼間のおっぱいはなくても大丈夫(我慢ができる)


□離乳食を完了している


□お茶、お水、牛乳をコップで飲む

イラスト/サカモトアキコ 取材・文/中野洋子

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