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「母性」「父性」って何だろう なぜ必要なのか?母親として、父親としてどう関わるべきか?

なぜ必要なのか?母親として、父親としてどう関わるべきか?

「母性」「父性」って何だろう

主役を輝かせる名脇役は「パパ」! ママのため、子どものため、こんなことから始めよう!

 

「一日どうだった?」とママの話を聞こう!

子どもの世話に追われるママは、イライラも募りがち。仕事から帰ったら、ほんの5分でも、ママの話を聞く時間を作りましょう。解決策をすぐ提示するのはNG。ママに話しをさせて、胸のつかえを吐き出してもらうことが大切です。

 

「頑張ってるね、ありがとう」と心からほめよう!

がんばって育児していても、ほめられたり認められることがないママ。だからこそ、労をねぎらうひと言は心から嬉しいものです。いつも感謝しているという想い、パパの優しい言葉が心の支えとなり、ママはまたがんばれます。

 

気づいたら自分から動いて、家事負担を減らそう!

子どもの世話で手一杯のママ、ちょっとしたことでもパパが動いてくれたら助かります。食べた食器を下げる、洗濯物をとりこむ(畳む)、部屋を片づけるなど、ちょっとした気遣いで、ママの家事仕事が軽減されます。

 

子どもと一緒にダイナミックな遊びをしよう!

肩車をしたり、高い高いをしたり、キャッチボールやサッカーなど、ママがあまりやらないパパならではのダイナミックな遊びは子どもにとっては刺激的。同じ親子体操でも、パパが相手なら子どものテンションもあがります。

 

大事なことは、ていねいに話して聞かせよう!

社会的なマナーやルールは、厳しく言う必要はなく、理由とともに心をこめて伝えることが大事です。「人に迷惑をかけてはいけないね。パパやママも悲しくなるよ」と話せば、子どもはちゃんと親の気持ちを受けとめます。

家事のひとつを、自分の分担にしよう!

お風呂の掃除、掃除機がけ、洗濯物を干す、食器洗いなど、ひとつでもパパが積極的に担当してくれると、ママはその時間、少し楽になります。「何してほしい?」とダイレクトにママに聞くのもおすすめです。

 

休日はちょっと遠くまで 家族を連れ出そう!

ママと子どもで過ごす平日の行動範囲は、公園や児童館、スーパーなどの周辺地域。週末は、ちょっと遠くの公園やショッピングセンターなどへ連れ出してあげましょう。非日常のスポットがママの気分転換になります。

 

子どもと出かけ、 ママの一人の時間を作ろう!

ママが一人で過ごす時間を作って、子育てから一時開放させてあげましょう。ママに美容院に行ってもらったり、休日は数時間でも、パパと子どもで外出してみましょう。パパにと
っても、親子の絆が深まる時間になるはず。

 

パパの得意分野を、子どもに教えよう!

昆虫に詳しい、釣りが好き、アウトドアが趣味、スポーツは何でも……。習い事に通わせるより、パパの得意分野を子どもと一緒に体験して、アドバイスしてあげよう。パパが楽しそうに取り組む姿は子どもの好奇心を刺激するはず。

シングル家庭も「母性+父性」を

母子家庭のお母さんは、母性的な愛情を与えながら、父性的な文化を与える必要があり、父子家庭の場合は、ルールや文化を教える以前に、充分なスキンシップが大切です。いずれにしても「母性性の後に父性性」の順序が守れていれば大丈夫。精一杯の愛情を受け止め、子どもはたくましく成長していきます。

母子家庭のお母さんは「ちゃんと育てよう」と頑張りすぎて、父性性が強くなりがちです。しつけより小言、さらには怒鳴ってしまうことも。無理をせず身近な人の助けを借りたり、一人の時間を持つようにして、肩の力を抜いて子どもと向き合いましょう。自分を大事にすることは、子どもの心の成長にも有効です。

イラスト/サカモトアキコ 取材・文/中野洋子

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