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いじめについて
投稿者： りょうこ 　　 28歳 女性
2005/07/12 14:41

少し下のスレの中で子供の喧嘩・いじめについての話があって
少し気になったので皆さんの意見を聞かせてください。

最近「なぜあの時一言でも・・・」という本を図書館で借りて読みました。内容はいじめが原因で自殺した13人の子供の父母の手記をまとめたものです。
かなりショッキングでした。世間ではいじめで自殺したとなると新聞やワイドショーで取り上げて話題にしたりいじめを無くすために何ができるか、二度と起こらないように対策を講じるべきなんてエライ人のコメントが付いたりしますが、自殺した子供の遺族はほとんどが自殺するまで我が子が追い詰められていることに気付かなかったというのです。
何かしらの兆候が後で思い返せばあった、というケースでも読んでみると「そんな事でその夜に自殺を決行すると思うだろうか？？」という
程度なのです。普通に会話してご飯も食べていつもと同じで朝には亡くなっている・・・

ほとんどのケースでいじめがあって本人が悩んでいることは薄々気付いていて、親御さんたちも何とかしようとしてるわけですね。でも
「何があっても私達（お父さん・お母さん）は味方だ。」
と事あるごとに親子で話し合いの場を設けていたのに自殺は防げなかったケースも・・・

*親に出来る事なんて、余計な手出しをせずに陰で支え続けるダケさ。
「最後の砦」としてしっかと受け止める態勢さえ作っておけば、子供は勇気を振り絞って立ち向かえる。

本当に余計な手出し不要なのでしょうか？
確かにこの本を読む限り学校の教師は本当に当てになりません。
問題を放置し、自殺等の事件になってもクラス中の生徒に緘口令を強いたり問題を無かった事にするのに奔走し、原因解明・対策なんて自分の給料分以上の仕事は間違ってもしてくれません。これはすべてのケースに共通です。
恐ろしい事です。そんな学校にいずれ我が子を通わせなくてはいけないのですから。

私はこの本を読むまでは「自殺するような子供に育てた親が悪い。」という非常に偏見に満ちた考えの持ち主でした。私自身中学の時は一時期かなり辛辣ないじめに遭っていました。そのおかげで今は強くなったと勝手な自信を持っていました。
でも果たして自分が乗り越えられたからと子供を「余計な手出しせずに」見守るだけで子供の命を守れるのか？？？
自殺しない子に育てるにはどうしたらいいのか？？？

愚問かもしれません。皆さんはどう思われますか？
余計な手出しではなく・・・
投稿者： りなえく 　　 32歳 女性
お子様: 7年ヶ月 / 5年ヶ月 / 1年11ヶ月
2005/07/12 15:18

難しい問題ですね。
でも、私の意見として言えることは・・・
「余計な手出し」は不必要であって「適切な手助け」が必要だと思うのです。
もちろん「見守るだけ」ではいけないとは思います。
ですが、いつでも親が「手出し」をすることによって「子供の命を守る」にはならないと思います。

この場合、「親が子供の命を守る」ではなく、「子供が自分自身の命を守る」ことに重点を置いて考えてみてはどうでしょうか？

「自殺しない子」に育てる・・・ではなく、「自分の命を（も）大事に考える子」に育ってほしいものです。
私が思うこと
投稿者： ママライオン 　　 歳 女性
2005/07/12 15:48

今まだ漠然とした考えでしかないのですが、書き込ませて下さい。
私の長男は軽度のＡＳ児です。
彼は相手の気持ちを理解するのが苦手です。その為、相手が気を悪くするであろう言葉を使うことが時々あります。
今は保育園児ということもあって、お友達からは「ちょっと変わっているね」ぐらいにしか思われていませんが、これから大きくなるにつれ、いつかは「イジメ」にあう可能性もあるかもしれないと、今から考えています。
もしイジメにあったとしても、障害があるから仕方ないでしょ。とは言いたくありません。
親としてそうならないよう、彼に教えていくつもりです。そしてなぜイジメはいけないのか、教えていきたいと思っています。
もしイジメにあったとしても、１人で悩まず必ず私達親に相談できるような子にしたいと考えています。
私が思うには「余計な手出し不要」は言葉が悪いですが「親が学校などにしゃしゃり出て行くこと」ではないでしょうか。
「陰で支える」は「私達（お父さん・お母さん）は味方だ」と言うのではなく、普段から何でも話ができる家庭環境を作ることだと思います。
そして何が良くて何が悪いのかを我が子にしっかりと伝えていく事だと思います。
実際そうなった時、自分が冷静に対応できるかどうかわかりませんが、今はそうありたいと思っています。
意味不明文スミマセン。
たはは・・・
投稿者： 海人 　　 歳
2005/07/12 16:39

上二人にあらかた書かれちゃったよ（苦笑）

一つ、別の視点から言及しておくか。

アナタは自殺とイジメをリンクさせたが、基本的には別問題だ。
「イジメられる」＝「自殺」でもないし、「イジメられない」＝「自殺しない」でもない。

イジメも自殺も親側の基本的スタンスは同じだが、特に「自殺」については重要
イジメの被害に遭わなくとも自殺する人は多い。

んじゃ、「なぜ自殺するか？」だ。
アナタなりに考えてみましょう♪
原因が分からなければ対処のしよ〜も無い。

一つ言うなれば、自殺は「死にたい（逃げたい）」では無いだろね。
消えたい
投稿者： さくもも 　　 歳
2005/07/12 20:36

私の母は私が何を言っても「そんなことないよ」「そうでなくこうしたらいいねん」と自分の意見で投げ返す人でした。
親として解決方法を教えてあげないといけないとか
何かしないといけないと思ったのでしょうが・・・
私はただ、愚痴を聞いて欲しいだけなのに「そんなんだから〜になるんでしょ」とか「こうすればいいんじゃない」とか　そんなことが聞きたかった訳じゃない　聞いて欲しかっただけなのに
と思うことがしょっちゅうでした。
　私は小６の２学期に転校して男子にいじめられました。
それでも母に相談ができませんでした。
いつものあの口調でいわれるのが嫌だったのです。
絶対にいいませんでした。相談しようとも思いませんでした。
でも、誰かから聞いて　いじめられていることがわかり　母は学校へ行きました。
学校では表面的には解決したように思えても　まったく変わりませんでした。いじめは続きました。（人によっては逆に陰湿になることもあるようです）

私が求めていたのは　私の話を聞いてくれる　私の気持ちを理解してくれる人でした。

自殺する人は「死にたい」のではなく「消えたい」んだと聞いたことがあります。
この世から自分をいなくなったことにしたいそうです。
自殺したいという気持ちを　親が理解してくれないことも
尚いっそう　苦しくさせるようです。

友達関係で何もできなくても　その子の気持ちを理解し、
寄り添ってくれる人がいれば　子供はいくらでも強くなれると思います。

私は長男を亡くした時　死のうかなと考えたことがありました。
でも、子供が主人が支えてくれました。一緒に泣いてくれる友人がいました。
元気を出せとか泣いてたらアカンとか強くなれとか　そういうことは言いませんでした。
友人が一緒に泣いて話を聞いてくれてるうちに「長生きしてやる」とおもうようになりました。

「よけいな手出し」とは子供の気持ちを無視して解決方法を親が決めること
「支える見守る」とは相手の気持ちに沿ってやること
なのではないかと私は思います。
なんだ・・・消しちゃったのか・・・
投稿者： 海人 　　 歳
2005/07/12 22:29

かちさんよ・・・
さくももさんの書き込みを読んで、よ〜やく真実が見えてきたかな？

アナタは「親を分析するな」と書いたが、その姿勢こそ真実から目を背け道子の死を無駄にする行為だ。
ど〜にも私には「実話」と思いにくいのだが、もしも脚色の無い完全なる実話ならば、道子を殺したのは確実に親だよ。

親の不手際が我が子を死に追いやるのさ。
原因はイジメじゃない。
イジメなんてのは単なる切っ掛けに過ぎず、「死」以外の選択肢を作れない「環境」にある。
もしイジメが無かったとしても、道子の死は避けられない現実だった可能性が高い。

その環境に閉じ込めたのは誰か？

そこに気付けないなら、あの詩を読む意味などない。

そうそう・・・
その詩の信憑性を確かめたくて、若干調べてみたよ。
残念ながら真偽は不明だが、興味深いサイトをみつけた。
興味のある人は「第６学年学級通信『FUTURE』INDEX」で検索して、７３以降を読んでみて欲しい。

野口芳宏氏とは初めて聞く名前だが、私の考えとほぼ合致してる。

我が子らが生きていく世界は「机上の空論」「理想論」の世界じゃない。
ドコにでも普通に転がってる、綺麗なモノも汚いモノも備えた現実だ。
その世界で生き抜く術を子供らに持たせる義務と責任は、やはり親にあるでしょう。

若干話が脱線するが、私の存在ごときで騒いでる人達は、我が子のイジメにも適切な対処が出来ないだろね（笑）
アナタらのしてる事こそイジメの構図と全く同じだし、スレ主を「庇ってる“つもり”」の行動は、我が子をイジメから救う事にも繋がらない。
（大多数が一時的な「目先だけの対処」って事）

−ＰＳ−
著作権侵害の問題は私も気になったが、あの程度で騒動になる事もあるまい。
私もイジメの問題気になっていました
投稿者： ルウ 　　 歳 女性
2005/07/13 00:40

　私もこの問題について、いずれ「子育て」の掲示板で聞いてみようかな・・・と考えていました。そしたらりょうこさんがちょうど出していたので、便乗させて下さい。

　そもそもイジメの事について考えだしたのは、何ヶ月か前に　ＴＶでイジメで子供を亡くした親が、学校側に責任を追及して、泣きながら学校の校長や担任を責めている姿を見た時からです。
　
　確かに、イジメで子供を亡くしてしまった親が、悲しみや怒りの矛先をどこかに向けたい・・・、学校側が何か対処してくれていれば、子供は自殺する事にはならなかったかもしれない・・という気持ちはわかります。実際にイジメに気づきながら、何ら対処をしなかった学校にも問題はあると思います。
　もし私の子供がイジメられて、それが原因で死んでしまったとしたら、イジメていた人が憎いだろうし、何もしなかった学校も憎いだろうし、イジメを見ながら見て見ぬフリをした他の生徒さえも憎いかもしれない、と思います。
　だけども、学校側がイジメに気づいていて、「イジメをするな！」と指導したり、イジメている生徒を厳しく叱ったりしても、表面上のイジメが消えるだけで、影ではずっと続くのではないかと思います。
　なので、学校側の責任云々よりも、イジメられている時、親に相談できない事の方が問題だと感じていました。
　親に苦しみを打ち明ける事ができれば、イジメに打ち勝とうと頑張っても頑張ってもダメで、もう死んでしまいたい　とまで追い詰められた時には、最後の手段として転校という方法も取れます。

　私も小学生の頃、友人との些細なケンカから、「○○ちゃん（私）無視だよ」の作戦から始まって、イジメられた事あります。私もその時は、親に心配をかけたくないのと、親に自分がいじめられている、と悟られたくなくて、親には一言も言えませんでした。親にとって、友達がたくさんいるような人気者の子供の方が望ましくて、イジメられるような子は嫌だ、恥ずかしい、という思いを子供ながらに持っていました。だからイジメられているという自分の現状を絶対に親には知られたくなかったし、知られたら恥ずかしいと思っていました。また、親は自分の気持ちは理解してくれない、という思いもありました。
　その後イジメの元凶の元友人と仲直りしたら、何事もなかったようにイジメは終わりましたけど、イジメられたまま解決をせずに終わっていたら今でも心の傷になっているかもしれません。（なので転校という手段は逃げであって、解決にはならないと思うのですが・・・最悪の場合、最後の手段として）

　ちょうど海人叩き騒動で、海人氏のサイトにも書き込もうかと思っていたのですが・・・、
　私も、ここで海人さん（以外の人も過去にあったけど）が「不愉快だから出て行け」などと言われる事や、「kosodate１１９」で書き込みされた事などは、まさにイジメと同じだなぁ〜・・・と思っていました。現実社会で、学校でも職場でも、自分にとって不愉快な人や、嫌いな人は存在するわけで、その人たちは、子供にも嫌いな人がいたらイジメても良いと薦めるのかなぁ〜・・・と漠然と考えていました。
　
書き込みする時間がないんですよ〜
投稿者： かち 　　 歳 女性
2005/07/13 14:55

間違いではなく、不足であるとおもっています。
もう一度書き込みしたいのですが、本当にここのところ いそがしくて・・・
なかなか自分のおもっていることを思い通り１００％書いてレスできないんです。
このツリーが残っているうちに、もしレスできたら書きます。
とりいそぎ、レスします！
投稿者： かち 　　 歳 女性
2005/07/13 15:16

一つだけみなさんに考えて欲しいことが・・・
「親に相談する」ということを期待するでのは、危険であると思います。
親に何でも話す子、親のことを大好きな子は、かえっていじめられていることを話せないのです。
親を尊敬している子はよけいにできません。
自分の手を謝って包丁で切ってしまったときに、親に言い出せない言うような経験はありませんか？

ありのままの自分を受け止めてくれるという安心感が親にあっても、
言い出せないのです。
自分のことを親が大好きでいてくれているとわかっていても、だからこそ、言い出せないのです。

親の言い方がよいひとでもです。


だから、
親ができることは、
相談できるような環境を作るというのを目標にするのではなく、
どんなあなたでも大好きだから、と無条件で常日頃から抱きしめてあげること、それが親が「積極的に」できる最善のことであると思っています。
気付いても、気付かなくても同じであると私は考えています。

それが、さくももさんの寄り添うと同じかどうかは分かりませんが。


前のツリーでも話しましたが、親に責任があると言ってしまうことは
とても危険です。
問題は複雑であり、親だけに責任をすりかえてしまうと、それはかえって、うちにこもらせてしまう可能性があります。

処世術を教えてあげるために、悪いことしているのを見つけたら、きちんと叱れるおばさん、おじさんになることは大事だと思います。
こういえば、いいんだと見せることができますから。
傍観者をつくらないためにも。

もう少し書きたいので、またレスさせてください。

乱文、失礼しました。
それでは！
かちさんへ
投稿者： ママライオン 　　 歳 女性
2005/07/13 15:43

「どんなあなたでも大好きだから、と無条件で常日頃から抱きしめてあげること」
コレは大前提の元「普段から何でも話ができる家庭環境を作ること」だと書いたのですが・・・
考えがまとまっていないと、文字で何かを伝えるって難しいですね。
スミマセン。
レスを読ませていただいて（〆ではありません）
投稿者： りょうこ 　　 28歳 女性
2005/07/13 15:50

皆さんのレスを読ませていただいて私自身まだ考えがまとまっていないのにスレ立ててしまった様なので自分の考えをもう少し書きたいと思います。

自分の命を大事に考えるよう育てる、適切な手助けは必要、
何でも話し合える威圧的でない親になる、いつでも味方だという信号を送る・・・何がいいことで何が悪いか日々伝えていく・・・
でもこれは理想論ではないでしょうか？親なら誰でもそうありたいと願っているはずです。

でもいじめてくる同級生は何が悪くて何が良いか分かってないんですよね。むしろそうやって正しくまっすぐに育った子が標的になったりする世の中なんです。
いじめで自殺する子供は２つのタイプに分けられるんですね。
一つは親には決していじめられていることを言わず、毎日学校へも通い、様子がおかしいと感じた親が聞いても務めて平常で笑顔さえみせて
でも心は限界なので遺書も残さずある日死んでしまう。親としては晴天の霹靂です。何となく察していたがまさか自殺するほど思いつめていたとは・・・と言うのが本心のようです。気付けない親が悪い、と世間はさらに悲しみに追い討ちをかけますが遺族の親御さん達は私達と変わりません。教師もいました。学校でそういったことを日常茶飯事見ているプロでさえ防げなかったんです。
もう一つは自殺することで「報復」するタイプ。遺書に同級生の実名を挙げ、「絶対に赦さない」という言葉で締めくくる。自身の命をかけてまで同級生・教師・学校を「悪者」として糾弾したいという強烈な意思のパフォーマンスです。でも我が子の自死ほど理不尽で到底納得出来ない自柄は無いんです。

自分がいじめを過去に受けた経験があってそれを克服出来たから我が子も強く立ち向かっていって欲しいとは思えないんです。手出しせずに見守っていて死なれてしまったら「次」はもう無いんです。
私は過保護と思われても学校の様子に常に神経を向け、いじめがあったら学校に干渉するでしょう。最悪「転校」という手段もとると思います。
私だったら・・・
投稿者： Keiko 　　 歳 女性
2005/07/13 16:13

いじめというときに、「我が子がいじめの対象になったら・・・」を考える親は多いと思うのですが、「我が子がいじめる側になったら・・・もしくはならないように・・・」を考える親は少ないかも。というのは私自身が今まで前者しか考えなかったから。何故いじめが増えてきたのか？これは将来のみえない、閉塞した社会が原因なのではないでしょうか？私が小学校のころ将来の夢は？「総理大臣」「学校の先生」「看護婦さん」「お医者さん」「お嫁さん」は当たり前の時代でした。非常にシンプルだけれど目が輝いていたように思えます。でも、その対象っていまや世間に叩かれまくっている、もしくは苦労話があふれている。そういうシンプルな夢を絶たれてしまったわけです。将来に一筋の光でも見出せるのならば苦難にも耐える力を蓄えていけるでしょう。でも先になんの光も見えないならば・・・。その光を見せられるのは親の生き方ではないかと。子育ての期間、子供中心になってしまい、自分の人生を生きることがおざなりになってしまうときもありませんか？今、精一杯生きている親を見て子供は前に進める、いや進みたいと思うのではないかと。かといって、弱いところを見せないのではなく、時には弱音をもらしたり、頑張っているけれど弱いところもある、そんな当たり前の姿に触れたとき「何かあったら親に聞いてみよう」そう思えるのではないかと。お父さん、あるいはお母さんにきいてみたら自分の考えとは違う何かが聞けるかも？そう思わせることができたなら・・・
とはいえ、そんなの理想論よ！といわれそうですが私達夫婦はそうありたいと考えています。

　ここからは、現実論。一番は交友関係をより適格に把握すべく努力することからかなと思います。その手段としては学校に相談するのもあり、ただ、その場合担任がまともであることが条件ですが。それから、友達が遊びにこれるオープンな雰囲気を作ることも大切かなと。そのやりとりの中にシグナルをみつけられることができるかも。そういう意味ではフルタイムで働いている私はハンディがあると思いますが、なんらかの形で親・子入り乱れた交友関係を作れたらと思います。
続きです
投稿者： かち 　　 歳 女性
2005/07/13 16:25

子供が昼寝している間に・・・続きです。
それでも言葉足らずになると思いますが、許してください。

親ができることは限られています。
子供が大きくなってしまえば、親に相談なんてするでしょうか？
特に男の子が？中学生や高校生の海人さんが（笑、想像できん）？

そして、抱きしめてあげるというのも、「親」ができる最善でしょうが、それですべて解決、というわけではありません。

いじめられている子の親だけができることも
学校、教師だけができることも
友達だけでがきることも限られているのです。
言葉をかえせば、それのどれがかけても、本人に対する適切な？手助けにはならないかもしれないということです。

私はいじめをふせぐことはできなくても（なかったらなかったで、それも気味が悪い社会です）、大きく、陰湿にならないようにするためにできることはたくさんあると思っています。
陰湿ないじめにも、おおきないじめにも、あなたには私たち親子がそういうときにどうしたらいいかも教えてきた、だからできるわよと、子供１人に立ち向かっていけ！というのは、やりすぎです。

とにかく、最近の学校は保護者にとって遠すぎます。
ようやく親たちが地域を守り、学校に参加するという意識が出てきたように思いますが、それでもまだまだです。
私が学校に乗り込む！と書いたのは、いじめられている子の「親」としてではなく、日頃から、親たちが学校に関わっていくということです。
親たちの「目」を光らせるということです。
そして、親だけでなく、地域の「大人たち」全員が、学校に関わっていくということが大事です。そうして学校を「風通しの良い場所」にする、地域の中で大切な場所の一つにするということが大事です。

学校に期待しない、教師には期待できない、といっても
子供が大半の時間をすごし、子供がいじめられているのは学校です。
学校の教師はサラリーマン化しているといいますが、
集団生活の中で、我が子を一応ながらも託しているのではないのですか？その親が、教師には期待しないと言ってしまうのも、どうでしょうか。
親が教師に期待も尊敬もしないといってしまうことが、子供が教師を見る目に影響しているということを考えたことはないですか？

期待しないのではなく、親も教師を育ててください。
監視と言ってもいいかもしれません。
育てるための「目」を持ってください。
教師だって、サラリーマンである前に、人間です。
何も考えていないわけではありません。
その教師に「まかせっきり」にしてしまうことが問題なのです。

それから、大人たちに学校に参加して欲しいと思います。
大群で学校に乗り込み、交代で学校の見回りします！とでも言えば、
学校もたじたじです。
学校内が無理なら、外に立っているだけでも、子供たち、教師に対して無言のメッセージになります。

それから、地域で子供たちを見守ること。
帰り道、カバンを持たされている子がいじめられているとしたら、
声をかけてあげてください。
「おい、自分のかばんは自分でもてよ、おじさん、もらってくぞ」と。

そうやって、死角をできるだけなくすことで、陰湿で、おおきないじめをなくすことができます。

私が最近読んだ本で、「ハッピーバースデー」という本があります。
これはいじめというより親との葛藤を克服した少女が
クラスのいじめに立ち向かっていくというストーリーです。
彼女が克服していけたのは、少女だけの力ではありません。
ぜひ、読んでみてください。

親がない子もいます。
家に居場所がない子もいます。
親が追い込んだんだよ、親がいけないんだよ、という話では
問題をきちんと解決していくことはできません。
何度も言いますが、子供たちの力を信じるだけでは解決しません。
それは理想です。大人たちも力をふりしぼってほしいです。
かちさんのおっしゃっていることも、他の方がおっしゃっていることも・・・
投稿者： Keiko 　　 42歳 女性
2005/07/13 17:09

逆のことを言っているようで、実は共通点があるのではないかと考えました。

「ひとりで立ち向かえ」
と言っているのではなく、戦える環境はある、自分の力でやってみろと言っているのではないかと。
そして、かちさんは手を出すというのは助けてあげるのではなく、子供一人ひとりが子供らしく力を発揮できる学校の環境、社会づくり、転んでも大怪我しないように、SOSをキャッチできるようにそういう環境づくりを大人もしていきましょう、つまりは土俵を整えてあげるべきではということかな？と理解しました。
でも、結局は戦うのは子供ということには違いないのではないかしら？

いずれにしても、ハードルを乗り越えるべく子供の力をつけさせることも、高すぎないハードルに環境を整える、というよりまともな状態に戻すといったほうが良いでしょうか？そういう多面的な対応が大切ということではないかと皆さんの書き込みを読んで考えました。
かちさんの意見に共感しました
投稿者： 花 　　 歳
2005/07/13 17:19

我が家には中学生の息子がおりますが、難しい年頃だとつくづく思います。

親というものを煩わしいと思い始めてきたようで、私が話しかけても

「うん」「普通」「別に」の３語で会話が終わってしまう有様です。（笑）

何でも話せる関係とは言いがたい状況ですね。

小学生の頃は男の子にしては何でもよく話してくれていたように思います。

同級生の親御さんと話していても、何処も似たり寄ったりのようです。

少しずつ思春期と呼ばれる年頃に入り、子供から大人へ成長している過渡期なのでしょうか。


私は子供たちのいじめに対して最善を尽くすのであれば、親だけでは無理があると思っています。

学校と家庭と地域の協力がなくては。

そのためにも普段から学校側とも信頼関係を築くべく蜜に連絡を取り合う必要性があるように思います。

そのために私も役員の仕事を積極的に引き受けたり、地域での活動にも出来るだけ参加するようにしています。

中にはそういったものを面倒と捉える人たちもいますが、我が子のことを思うならば親も面倒がってはいけないですよね。

教職についている方の中には、とても一生懸命に子供たちのことに取り組んでいる方もいらっしゃいます。

でもそういうことは幾度も接して話をしていかなければ分からないこと。

一度や二度会っただけでは、その人の考えていることなど分かりませんから。

そして学校側のやり方に少しでも疑問があれば、その都度解消していくこともしていかないと。

疑問を抱いたまま大切な我が子を預けることなんて親なら出来ないのではないでしょうか。

もしいじめという問題を不安に思うのであれば、真剣に考えるの

であれば、うるさい親と言われようが気になんてしていられません。

それに疑問を解消することがイコール批判することにはならないとも思います。


親が出来ることにも限りがあります。

学校に出来ることも限りがあります。

それならばそれぞれが協力し合って子供たちを守っていけばいいのではないでしょうか。

そしてｋｅｉｋｏさんがおっしゃっていたように、いじめられた

ら・・・とばかり考えないで、もし我が子が誰かをいじめていた

ら・・・と思うことも大事なのではないかと思います。

今までいじめられていた子がいじめをするという立場になってい

ることもありますからね。

りょうこさんのスレッドに対する答えにはなっていないかもしれ

ませんが、私の意見として述べさせていただきました。
とらえかたの違い？
投稿者： ママライオン 　　 歳 女性
2005/07/13 18:39

かちさんのレス読んで思ったのだけど、かちさんが言っていることは
「陰で支える」部分になるのではないかな、と思いました。
ココで言っている「余計な手出し」はイジメられたときに、我が子をイジメたのはだれだ！と親が学校に行くことだと、私は解釈したのですが・・・
違うのかな・・・？
う〜ん
投稿者： かち 　　 歳
2005/07/13 20:48

我が子をいじめたのは誰だ！と駆け込むことだけがよけいな手出しではないと思います。それもある意味、ありです。

ゴルファーの横峰さくらちゃんは、練習で休みがちだったので、小学校の時に男の子にいじめられたんでしたっけ。
そんなとき、あの有名なキャディーお父さんは学校に乗り込んで
「こら、おまえか、今度いじめたら、、、どうなるかわかってるな！」
とおどした。と言ってましたね。そういうお父ちゃんもいてもいいではないでしょうか。
それも、してはいけないことと言ってしまうには、もったいない気がしますよ。


親のできることは限りなく少ない、それを知った上で、地域、学校、友達、親が一体となって、大人が積極的に関わることで、いじめられている子供、いじめている子供、家庭に居場所のない子供、よりどころとする親のない子供も含めて、みんなで「子供」を育てていこう、守っていこう
そして、いじめられている子供には、「一緒に」立ち向かおう！と言ってあげられる、
それだけの「変えられる」情熱と、力とを大人が持つべきだ
と思っているのです。

だからときどき、私はここに、そう思っているのなら、動いてください！と書き込みしています。

昨日の詩を書いたのは、

�／討砲任�ることは少ない
�∋匐，牢蔽韻忙爐未海箸鯀�ぶ、もしくは死んでしまう
��子供も最初から強いわけではない
�い燭い討い里い犬瓩�どれだけささいな理由ではじまるか
�イ修里い犬瓩�どれだけ人間の尊厳を失わせるものであるか
�Δ澆垢瓦擦覆いい犬瓩呂澆垢瓦靴討呂い韻覆�

ということを忘れて欲しくなかったからです。
昨日も書きましたが、私の聞いたいじめのなかで、みんなの前で、自慰行為を強要されたり、精液を飲まされたりするようないじめは、乗り越えなくていいです。

命を大切にしようという授業はたくさんされています。
でも、自分を大切に思えないような環境で育った子は、どんなに海人さんがここで声を大にしたって、います。
そして、いじめっこ、いじめられっこは誰だってなりえます。
今日のいじめっこは明日のいじめられっこです。
親のあり方を考えるだけで「いじめ」がなくなり、
いじめられっこでなくなったら、それでオッケー！でもないです。

私は今、死にたいと思いません。
でも、昔は簡単に死ぬことはできると思っていました。
正確に言えば、今死にたいと思わないのではなく、
ぜったに死ぬことはできない、死んでたまるかと思っています。
それは、子供という守らなければならないものができたからです。
私が死んだら、この子はどうなる、と思っているからです。

でも、明日事故にあって死んでしまうかもしれない。
実は、今私の体を病魔が少しずつむしばんでいるかもしれないですが。

人間はそんなに強くもないし、
みんなで支え合っているのです。
悩んでいる親がいたら、手をさしのべてあげて欲しい。
いじめられて、自分のことを価値がないなどととおもってしまっている
子に、その辺のおっさんでもいい、何か気付いて、「ええことしてんな、えらいな」と声をかけて欲しい。

影で支える、ということばでなく、「一緒に」いい世の中（学校、地域）にしていこう！
と大人も子供も（いじめられている子の親、いじめられている子供だけの問題でなく）手を取り合っていって欲しいということがいいたかったのです。

地域でかけ込み寺的なスペースを作ることも、おじいちゃん、おばあちゃん世代に関わってもらうこともひとつの関わり方です。

そうやって、はじめて子育てをするパパママも、子供も、学んでいくのではないか、と思うのです。少しずつ、どうすべきかを。

　　　　
かちさんへ　私が思うのは
投稿者： さくもも 　　 歳
2005/07/13 22:05

親を心配させたくない子　は問題が自殺に及ぶほどひっ迫していると言うことでしょうか？
私は逆のタイプ（言いたくない子）なので　わかりませんが
何らかのサインは出ていると思います。

あと、かちさんの言うことはわかります
実際に地域や学校がそうであればいいと私も思います。
けれども現実は・・・そう理想通りにも行かず
今、対応できることは何かと言うことを考えなければいけないと思います。（だからといってあきらめろとか言うのではありません）

無条件で常日頃から抱きしめる　
これは私にはとうていできそうにないです。
子供とはよく喧嘩します。
「腹立つからつねってやる〜」とつねりあいをすることもありました。
けれども　子供が何かを言いたそうにしたとき（重要そうな）聴ける親でありたいと思っています。自分の言葉でなく　子供の気持ちでね。
６０％母でいたいと思っています。

子供も最初から強いわけではない　とありますが
これは大人でもそうだと思います。
では自分が　支えてほしいと思ったときに
どうしてほしいのか考えれば　自ずと答えは出てこないでしょうか？

自分を大切に思えない環境で育った子とありますが
これは私も同感です。
いじめる子にも言えることですが　自殺する子にはあてはまらないのでしょうか？

またいじめの内容によっては立ち直らなくてもいいとありましたが　立ち直らせようとするのはだれでしょうか？本人でなく周りではないでしょうか？　ですからこれは論点からはずれているんですね。

私の友人の子が不登校になりました
ある日「学校に行くからついてきて」と言われたそうです。
でもその子は　学校に近づくに連れ　蕁麻疹が出て、汗が流れ
涙を流し、足がふるえながらも学校に行こうとするのだそうです。
「もういかなくていいよ」「帰ろうよ」友人は何度もそういいたかったのですが
そんなになっても学校に行きたい　という子供の気持ちを尊重して　黙って後ろから泣きながらついていったそうです。
ここで友人が「帰ろう」と言っていたら　どうなっていたでしょうね・・・
「親のできること」はこういうことなのかなと思っています
さくももさんへ　一番最後のことについてだけ
投稿者： かち 　　 歳
2005/07/13 22:48

一番最後のことについてだけ、とりあえずレスします。
それはとても大事なことですね。

とても大事な親の姿勢であると思います。

でも、親のあり方だけでは解決はしないということが言いたかったのです。
たぶん、最後のさくももさんのいう親のあり方と
「最後の砦」としての親のあり方と
それとともに親以外の大人の関わりも必要だと思っているということでしょうか。

それと、私が関わった不登校の子の中で、ひとり
今でも文通を続けている子がいます。
たまに、近況を報告しあうだけですが、私の人生にもとても影響を与えた子です。
彼女の親には学校の先生が
「あの２人は気が合うんでしょうね」と伝えたそうです。

私は彼女の親ではありませんし、家庭環境をそれほど知っているわけでもありません。
彼女は年齢も違います。
今生きている環境も全く違います。
それでも、お互いに一緒にすごした時間が、とても大切だったという関係です。
実際、私は彼女が好きです。
でも、私ができたこともそれだけです。
支えるなんて、おこがましい程度です。
教師、友達との関わりも大きかったのです。

そんな関わりの中で、彼女は自分の生きる道をみつけ、
自分で選んだ進路に進んでいきました。

難しいことですが、
私は親が適切に対応しないからだ、と言う言葉にちょっと敏感かもしれないですね。
親なんて、自分の子供にどれほども関われないと思っているので。
もう一度　ごめんなさい
投稿者： さくもも 　　 歳
2005/07/13 23:03

ごめんなさい　すごいくどいのですが
いじめの解決とはどういう意味でしょうか？
私はいじめがなくなるとしたら
いじめた方もケア（援助）が必要だと思っています。
綺麗さっぱりになくそうと思ったら
それこそ　いじめた側いじめられた側　その親も含めて
すべての人がケアを受けないと根本的な解決にならないと思います。
そうでなければ　結局また　違う人か違う形でいじめが出ることになると思います。

いじめがましにはなることはあるでしょうが（まあいじめの度合いにもよりますが）　
ましになっただけで　いじめられた子の尊厳は戻るのでしょうか？

ただ、自殺する人は親も含め　学校にも友人にも知り合いにも
誰も助けてくれる人、話を聞いてくれる人がいなかったのかな　と思います。
そういう意味では理解はできます。

ただ、私が言っていることも　決して正しいとは言えないと思います。ある意味　「私がこうでありたい」という事だと思います。子供がそれを望んでいるかは・・・子供に聞かないとわからないし　同じ親が育てても　姉妹で性格が違うのですから
おもしろいものです。

ええと　なんだかいつも　かちさんとは長い話になるのですが
別に嫌がらせと言うことではなく　すごく答えてくれるので　うれしくて　調子に乗っている私です。
ごめんなさいね。
昨日の詩について　さくももさん　海人さんへ
投稿者： かち 　　 歳 女性
2005/07/13 23:24

昨日私がレスのなかに書いた詩は
松谷みよこさんの「わたしのいもうと」という詩です。
本も出ていると思いますので、よかったら読んでみてください。

さくももさんへ

いじわるなんて思ってたら、スルーしてます（笑）。
また明日にでもゆっくりレスしますね。

海人さんへ

昨日の私のレスをみていただいて、「わたしのいもうと」について、さらにいろいろ調べてくださって
ありがとうございました！
まだ、せっかくの情報なのに、見に行けていません。。。すみません。
とても見に行きたいのですが、もう眠くて眠くて（苦笑）
また明日ゆっくり見に行きます。


りょうこさん、横ですみません〜
うまく言えないのですが・・・
投稿者： ルウ 　　 歳 女性
2005/07/14 02:08

　親だけでなくて、学校も地域社会も周囲の大人みんなが子供を育てていくというかちさんの考えは素晴らしいと思います。
　現実にそんな社会だったら理想的だと思います。
　が、やはり祖父母が子育てに介入してくる事さえうっとおしく思っている人が多い中、その社会の実現は難しいように思えてしまいます。
　　
　でもかちさんの言う理想的な実現のために、親と学校が離れすぎている、もっと学校に介入すべき、との主張はもっともだと感じました。（今までは親が学校に乗り込んでいく行為などは、愚かな行為だと思っていたのですが）

　子供が親に相談できる、親子の信頼関係が大切だと考えていましたが、親の事が好きな子程、イジメられている事を言えない、との指摘にも納得してしまいました。私の場合も、母一人の母っ子だったので、イジメられている事を母が知る→母の私への評価が下がる（母に嫌われたくない）　のように感じていたので。
　また、やはり親子の信頼関係があっても、どなたかが書いていたように、女の子ならまだしも、中・高生の男の子が親に何でも相談してくれるとも思いにくいのですが・・・、生きるのが辛いという所まで追い詰められた時でも、一言も相談してもらえないものなのでしょうか。難しいですね。

　私も自分の子がイジメラレタラ・・・という心配だけでなくて、もちろん子供がイジメル側にもなって欲しくありません。人の気持ちを考え、人の痛みのわかる人になって欲しいです。
　だけども、「イジメられるような子供にはなって欲しくない」というだけで、逆の事は思っていない人もいると思います。（私の周りにいた人だけ？？）
　特に親しくない人（３歳児のパパ）で、その人は「イジメられる子よりイジメる子の方がいいやろ〜」と言っていましたし、義父なんて、まだ３ヶ月の私の息子の前で「イジメられる子にはなるな！イジメる側になれ！！」と言っていました（怒）　そんな考えの義父のようなので、案の定主人は昔は、最強のガキ大将で、いじめっ子だったようです。こういう親がいるから、イジメるような子に育つんだよな〜・・・イジメっこの親の意識改革が必要だと思っていました（もちろん親がそんな考えの持ち主でなくてもありますけど）。子供がイジメられる心配よりも、無理な話ですが、全ての親が、わが子がイジメるような子にならない教育をしてくれれば・・・と思ってしまいます。

　前に書いたＴＶの話ですが、イジメによって自殺に追いやったにも関わらず、（ＴＶ局がその学校の生徒に取材した所）自殺した後も他の生徒へのイジメは、止む事なく続いている、というのです。私は懺悔と後悔の念でいっぱいだろうと想像していたので、驚いたというより、完全に心が腐っているな・・・と怖くなってしまいました。　
いじめは昔からあること
投稿者： 花 　　 歳
2005/07/14 07:29

皆さんの意見を読ませていただいて、私もとても勉強になりました。

確かに学校と地域と家庭が一体となって子育てをしていくのは理想論かもしれません。

ただ今、その理想に向かって現実にそれぞれが少しずつでも動いているということは事実です。

昔からいじめはありましたよね。

戦前・戦後と古くから。（もちろんそれ以前もあったのでしょうが、私が知りえるものはそれくらいからです）

差別もいじめと考えれば、それは多くのいじめがあるでしょう。

そのいじめをなくすこと自体は理想論ではないかと思います。

（現実にそれが出来れば本当に素晴らしいこととは思いますが）

みんな同じでなければ不安に思うという価値観を排除しなくてはならないのですから。

でもそれは誰の中にもあることですもの。

それならばどうすれば自殺を考えるほど追い詰められる前に気づいてあげられるか。

そこに重点を置いて考えた方がいいように思います。

子供もある程度の年になると親に全てを話さなくなります。

子供の様子をつぶさに観察して少しの変化にも気づいてあげるのが親の役目とも思います。

が、それは現実としては難しい。

他の方もおっしゃっているように様々な理由で子が親に隠すということをしますから。

それならば、子供の学校での様子を知ることで今我が子が置かれている状況を把握していけばいいのではないでしょうか。

それには学校と家庭の連携が必要不可欠。

先のレスポンスにも言いましたが、親の中には学校との連携を軽視している人もいます。

軽視しているにも関わらず、我が子に何かあるとすぐに学校の責任問題にしたがる。

これは同じ親としても疑問に感じます。

学校とは生徒達の躾け全般をしてくれるところではありません。

基本は学業の習得する場であると共に、集団生活におけるマナーを学ぶところだと思います。

人としての基本的な躾けは親の役目であり責任ではないでしょうか。

それらが融合するところが学校であるわけで、何かあると全て学校の責任にして自分の責任から逃れるのはいかがなものかと思います。

こういったことを先のレスポンスに書き忘れたので再び書き込ませていただきました。

何度もごめんなさいね。
いじめに「立ち向かう勇気」
投稿者： かち 　　 歳 女性
2005/07/14 18:46

まず、いじめはなくなるかということについてですが、いじめはなくならないと思います。
差別もいじめの一つですし、それは悲しいかな、人間の欲求の一つなのかもしれません。人よりも優れていたいという心の裏返しなのかもしれません。
自分の居場所を確固としたものにしたいという欲求のあらわれなのかもしれません。
大人社会、職場でもいじめはありますし、ママたちの間にもいじめはあります。

では、いじめが「解決する」というのはどういうことでしょうか。
みんながいじめに立ち向かうとは、その勇気を持つということはどういうことかを知るということなのではないかと思っています。
そしてみんなが自分の中のいじめることを仕方ないとか、これくらいならいいとか、そういう気持ちに、ブレーキをかけることができることであると思っています。

「学ぶ」は「まねぶ」だと私は小学校の時の恩師から学びました。
学ぶ、生かす、生きていく力を付ける、それはすべてまねぶことから始まると思っています。はじめから子供が知っているわけでも、悩みながらひねり出すことを期待するのではありません。どうするかをまねぶことを期待するのだと思っています。

いじめはいけないという授業はたくさんされています。
いじめに強く立ち向かおう！というような「わたしのいもうと」の詩を使った、上で書いていただいた野口先生のような授業も行われています。
それでも、自分の心にどうしてブレーキをかけていけない子たちがいるのか。
どうして、傍観者はほとんどの場合に、無批判的にいじめる側になってしまうのか。
いじめる側の心の問題をどうするべきかも大事ですが、そういうことへの配慮とともに
いじめられた側がどんな風にいや！と言う気持ちをしめし、もし、嫌だ！と言ったときに
「そうだよ！だめなんだよ、そんなことしたら！」という勇気のもてる、たくさんのまわりの後押しが必要であると思っているのです。

「ハッピーバースデー」の主人公、あすかも、「だめだよ」と言える勇気を持つことができたのです。いろんな関わりの中で。
ですが、それって、とても勇気のいることですよね。
そして、どういえばいいかって、習ったこと、ありますか？どこかで学んだこと、ありますか？
習っても、できるとおもえる授業なりをうけたことはありますか？

痛い人は本能で痛い！と言えます。痛いといういい方がどうであれ、痛いなら、黙ってないで言いなさい！と言われれば、我慢しがちな子も痛いと言えるでしょう。サインでも出せるでしょう。
でも、傍観者は痛くないんです。自分は痛くないし、次にいたい思いをするかもしれないのに、それに痛いはずの子は時折、「いいや、痛くない」とやせ我慢することもある（それ以上のいじめをおそれての場合もあります）。
それでも「それって、いじめでしょう、やめなよ」と言える勇気はなかなかない。

そういう教育なり、育児なり、地域づくりをしていくことが先ほど言った解決につながると私は思っています。
そのために、できること。

それが先に述べた、地域の大人（おじいちゃんおばあちゃん世代から、親の世代、その学校を卒業した卒業生も含めて）と学校が連携するということであるとおもっています。　
学校の道徳の授業でできることなんて限られています。いいこと悪いこと、先生が諭すことで理解はしても実践はできません。先生がすべての場面を見ることもできないし、どうすべきかを先生１人が「見せる」ことはなかなか難しい。学校は一つのコミュニティーではあるけれど、事実、そこは先生の「日常」ではないかなあと思います。
それなのに先生１人にすべてをまかせっきりにしてしまうことで、死角がたくさんできてしまうのです。
みんなで君たちを見ているよ、先生のことも見ているよとメッセージを送り、そして、実際に見ていくことで変わっていくのではないかと思っています。
だからこそ、コミュニティー全体での対処が必要となってくるわけです。

いじめが発生してからでは遅いのです。子供たちは、すぐに死んでしまいます。
「人の脳の脳幹の部分は、ヘビにもあるので、ヘビの脳と言われています。呼吸など、生きていく上で絶対に必要な命令を司る部分です。「いじめ」を受けると心が傷つきますよね。「いじめ」は脳に対する攻撃なのです。では、脳のどの部分が攻撃されるのでしょうか。実は、「いじめ」はヘビの脳に対する攻撃だと言われています。生きるために絶対に必要な部分が攻撃されるのです。だから、「いもうと」は食べ物も食べられなくなり、命を落としてしまいました。（この部分は野口先生の学級通信からの引用です。）」

野口先生は、海人さんがいうように、いじめられている側がどのように立ち向かうかについては語っていますし、その姿勢には私は賛成です。

でも、最近のいじめの陰湿さは、テレビゲームの普及が影響しているのか、インターネットでいじめの方法などがおもしろおかしく書かれていたりするからなのか、土いじりの少ないことが原因なのか、はたまた幼少期からの人間関係の希薄さが原因なのか、理由がなんであれ、異常です。いじめられる側がどんなに痛いと訴えても、やめて！とたたき返したとしても、それを上回るやり方で、それも自尊心を失わせ、抵抗する気力もなくするようなやり方で、これでもか！とやってくる場合があります。しかも集団で。
その方法は、ここでは言及しませんが、例えばインターネットででもいろいろみていただければ、すぐに出てくるでしょう。
また、いじめられている側だけが、強く立ち向かう勇気を持てば、いじめられる要因を克服すれば、それでいじめられなくなって解決！というわけでもありません。

他に方法と言えば、
私の出身中学では、親の関わりとともに、ピアーサポートという在校生の仲間の中から、相談を聞く人を募り、先生には相談できないことでも相談するという方法を採り入れています。
（Peer　という言葉は、同年代の仲間と言う意味です。さらにいえば、ＢＢＳという主に非行少年たちの話し相手になるお兄ちゃんお姉ちゃん活動もあります。戦後の京都で孤児たちを対象にして生まれたもので、決して不良と言われる子供たちだけが対象なのではありません。しかもこのＢＢＳは京都の一青年が京都府に投書して生まれたものです。）

もう一つエンカウンターという手法もあります。
これは人との関わりになかなか暖かさを感じられない最近の子供たちにはとても有効です。クラスの仲間意識を強める簡単なゲームといった感じのものです。
これは養護の先生なんかがよくご存じでしょうね。
養護の先生に相談すれば、最近は養護教諭はけっこう教室に入っていっているので、担任の先生にうまく取り次いでくださるかと思います。
それによって、一番いやされるのは「いじめっこ」のほうであったりします。

きっとみなさんが知らないだけで、地域で子供たちを守ろうと活動している方たちはたくさんいます。そして、どうにかしなければ、と思っていて、いつでもエンジン全開の私のような人間もいて、こんな私のまわりには、保育所の私立化をどうにかしなきゃ！と動いているママたちやらなにやら、どうも集まってきます。。。というか私から近づいていきます。
あなた達が動けば、変わります。
その変えたいという気持ち、変えられるという情熱で、何が変わると思いますか？
「いじめはいけない、といえる勇気」
「いじめられている子を守る勇気」
「いじめられている子と一緒に立ち向かう勇気」
を出すことができる雰囲気を作り、子供の世界でそういう勇気を出すことができる子供たちの後押しすることになるのです。
それは「いじめられている子の気持ちに寄り添うやさしさ」であり、
ひいては「いじめている子」の気持ちを理解することにつながっていくこともあるでしょう。

大人はそれを見せてあげて欲しいのです。
いじめられたら、どんな風に嫌というかということとともに、傍観者でなくどんな風に「やめなよ、そんなこと」といえば良いかを見せてあげられるのです。

最後に、私は親の責任を考えていないわけではありません。
親は花さんのおっしゃっているように、責任逃れをするべきではないとは思います。
でも、私はどんなに大切に一生懸命育てたところで、いじめられない、いじめないとは限らないと言うことを知っています。
単に弱いから自殺してしまうんだということでないことも知っています。
だから、それではない解決の方法を模索しているというところです。

子供のことは子供にまかせ、子供の強さを信じて待つことも大切です。むやみに親が出ていくことは、かえっていじめを助長もしくは陰湿化させます。
気付くことはたやすくはないにせよ、できないことではないと思っています。
そして、気付いても、どうすることもできないことがあります。
そして、いじめられている側の親だけが出ていって、どうなるものでもない場面もありますが
それでも、いじめに対して「大人」ができることはある、と思っています。
そうですね
投稿者： さくもも 　　 歳
2005/07/14 19:59

そうですね　子供を支えるグループなどはとても頼もしい物です。
でも、果たして全国でそれが受けられるでしょうか？
また、そういうグループがあるにもかかわらず　助けられない子は出ているのです。
かちさんの言っていることはとても素晴らしいのですが　
やっぱり現実問題として考えると・・・　と思います。

前にも書きましたが　子供を支えられる人は必要だと思っています。
子供が強くなるにはという論点のみでは親のポジションは重要だと思っています。

ただし、子供を支える親にも支えがいると思います。
それが友人だったり、地域だったり学校だったりすると思います。
私のせいでこの子はこんな性格になったのかもしれない
ちゃんと育てないと将来が困ったことになるかもしれない
愛情をあげないといけない
私が怒りすぎたからこうなったのかもしれない
親の重圧と責任感はかなりの物です。
そこへ追い打ちをかけるように世間は子連れを冷たい目で見ます。
子供の些細な行動でさえ　ひとくくりにまとめて
将来まで悪い子になるかのような目で見ます。
親は非常に苦しく、重圧がかかります。
それを取り払える「ま、いいか」と思える
強さが親には必要なわけです。

親が元気でないと親も子供を支えることができないと思います。
子供を親が支えて　親も誰かに支えられて
親が強くなれば子供も強くなっていくと思います。

子供も親も誰か１人でいいから　気持ちを理解してくれる人がいること。それが一番ではないかと私は思います。

子供の場合（特に小さいときは）それが親になると思います。
責任とかそういうことではなく　子供が（特に小さい頃は）それ（親）を求めているような気がします。
本当に
投稿者： かち 　　 歳 女性
2005/07/14 21:30

子供を支えるグループですが
例えばＢＢＳは全国で受けられますよ。
全国的な組織です。
今のＢＢＳの根底では役割を強化されつつある保護司がささえていますし、検察庁や警察もこれをささえています。
再犯の防止に役立つからです。

私の出身中学は四国の田舎です。ピアーサポートはそこの養護教諭を中心に四国全体にひろがっていますが、全国的な流れです。
これは、学校にスクールカウンセラーなどの外部の人間が入るようになり、養護教諭の役割が大きくなって、担任まかせにしない、学級経営を考えるようになったことからできたことです。
ピアーサポートについてはたくさん本にもなっていますし、
これから増えていくことでしょう。
それから、ピアーの本来の意味は同年代の友達という意味ですから、
それはさまざまな分野で、つまり、大学、地域の人々、会社、高齢者、障害者などさまざまな分野でいかされようとしていますよ。
アメリカなどではこのピアーを使った少年審判まで、現実にありますし、それを研究する日本の学者、法律家もたくさんいます。
根底にあるのは個人の問題はコミュニティーの問題という視点です。

親を支えるということ。
同感です。
親もいろんな経験をしながら少しずつ子供から学んでいくんですよね。
そして、子育てや他の子供への接し方を、いろんな人のやり方を見て
学んでいくのではないかと思っています。
そういう意味では、この掲示板もその一つでしょうか。

子供を理解してあげられる親であるということ。
それを放棄してしまうこと、はじめからいいんだ、できないもんと
あきらめてしまっても大丈夫な地域であったら、それはそれで
私が言いたいことから反してしまいます。
どうすることが理解できることなのかは
子供とただひたすら自分流に向き合っていれば理解できるのではない
と思っています。
客観的な目や、社会的なつながりであったり、ママ友パパ友のいろ〜んな視点が必要だと思うのです（たとえむかついたことを言われたとしても）。
それが子供から、社会から学んで、少しずつ親にさせられていくということなのだろうと思っています。
その上で、一番近くにいる親が、特に小さいときは
親が気持ちを受け止めてあげられるという考えは、とても大切ですね。

私にとったらそれが職場であり、ママ友の存在であり、だんなであり、
実父実母であり、義母義父であり、保育所の先生であり。。。etc.

みなさん、これからもよろしくお願いしますね。
なんともはや・・・
投稿者： 海人 　　 歳
2005/07/14 23:49

一見綺麗にまとまったよ〜にも見えるのだが、何一つ解決などしてない。
結局は自分らの「願望の発表会」だろが（苦笑）
「こ〜なったらイイな！」「こ〜したい！」「こ〜あるべき！」
あっそ♪ってな感じ。

だいたいにして、今までだって同じよ〜な努力をしてきたんじゃないの？
その結果が「現状」って事に、いつになったら気付くんだか・・・

もっともっと本質を見るべきだね。
てか、ソコを見ないから、いつまで経っても何一つ改善されない。

それと・・・
花さんの一言、「昔からあった」ってのには重大な問題点が隠されてる。
そうだよ、昔からあったんだよ。
ドコにでもあるんだよ。
アナタら、ドコまで出来ると思ってんの？？
まとまって？
投稿者： かち 　　 歳 女性
2005/07/15 00:50

綺麗にまとまっているとは思いませんが。
そして、私は違う視点から書いただけであって、
親の責任（いろいろな人の中でいろいろに理解されているかもしれませんが）を否定しているわけでもありません。

それから、いじめ（差別？）がどこにでもあることであることも否定していません。
それを改善する努力をしたのは、一番はいじめられている本人（差別される側）です。
そのうねりも否定しません。
でもそれだけに頼るにはどうなのだろうかと思っているまでです。

「親の責任」だというなら、
海人さんは、親がどれだけのことをできると思っていますか？
それも、いじめられている側（いじめられそうな側？）の親が
どれだけのことをしてあげるといじめに「適切に対処」できるのですか？
具体的にはどうすればよいと思っているのですか？

「わたしのいもうと」の母親が、いったいどういう風に対処したら
いじめにまけない、または死なない子になり、
それがどんな場合に有効だという分析ができるのですか？

現実に実現できるかどうかは、私だけの「こうあるといいな」というような「願望」だけが一人歩きしたところで実現しません。
それでも、こうした「動きがある」という話をしたまでです。
それはどこまで実現できるかという話ではなく、
少しずつそれに近づいていけばいいことで、
私の書いたことだけで「解決」するとも思っていません。

私の意見も一つの前向きな方法としてはみれないのでしょうか。

以前の人間性善説のツリーで、海人さんは
「親のできることなんて少ない」ということに賛同してくださったと思ったのですが？
私が言っていることは夢、絵空事で、一つとして、一歩も実現できないとするなら、
結局海人さんは「親が適切に処置しなかったからだ」という言葉で
「親」が人生のきびしさや生きる力をすべてにおいて教えてあげるべきだということを言っているように思え
時折、親がレールを敷いて、
こっちのほうがおまえにとって良い人生になるから
と導いてあげていることになっているだけで
本人の力を信じているということばからはほど遠いような気持ちがすることがあります。

そんなつもりはないのは分かっていますが
現実的にできるかどうかという視点から話せば
海人さんの主張する「親が適切に対処する」こと「親の責任」
ということを重視し、すべての親がそれをできるようになるということ
のほうが、実現不可能な気がしますが。

ではいったい、海人さんは、どうすればいいと思っているのか、きちんと言葉で伝えてください。
まだ分からんの？？
投稿者： 海人 　　 歳
2005/07/15 00:51

★私の意見も一つの前向きな方法としてはみれないのでしょうか。

全否定はしないが、アナタの考え（対策）を全面に出すならば、私から見れば「後ろ向き」だ。

★以前の人間性善説のツリーで、海人さんは
★「親のできることなんて少ない」ということに賛同してくださったと思ったのですが？

そうだよ。
このスレ内にだって

★アナタら、ドコまで出来ると思ってんの？？

とも書いてある。

★私が言っていることは夢、絵空事で、一つとして、一歩も実現できないとするなら、

メリットってのには、デメリットが隠されてんですよ♪
気づきましょ☆

仮に「実現出来た」としても、問題は何一つ解決されてない。
せいぜい、得するとしたら学校関係者のみ。

★「親」が人生のきびしさや生きる力をすべてにおいて教えてあげるべきだということを言っているように思え

全てってのは大袈裟だが・・・

★時折、親がレールを敷いて、

こ〜繋げる発想は理解不能

★ではいったい、海人さんは、どうすればいいと思っているのか、きちんと言葉で伝えてください。

私はアナタ達の「考える機会」を奪うつもりはありません♪
アナタの結論がソコならイイんじゃないの？
アナタみたいな努力も必要だし。
分かっていますよ
投稿者： かち 　　 歳 女性
2005/07/15 08:04

やり方によっては本人が努力することを阻害し、本人の可能性を信じていないことになる可能性はあります。地域差もでてくるでしょうし、
それでも救えない子がいるのも事実です。
デメリットについてもわかっていて、それでも
親の責任を考え、本人の可能性や努力を待つことだけに頼ることのデメリットと照らして
こちらだけ（これを否定しているのではないことをもう一度言いますね）に頼るのことこそ非現実的だと思っているまでです。
また、全面に出しているつもりもありません。

特に男ならどんな試練でも♪という考えに、私はいじめを一緒に考えないで欲しいと思っています。
アルカトラズ刑務所をご存じですか？
ここで行われていた囚人への虐待行為に関しての映画で『告発』というのがあります。
ここで行われていた虐待は、ひどいいじめられ方をしている子たちが陥っている状況と少し似ています。
そして、ケビン・ベーコン扮する囚人が、真実を話す声をあげることができたのは、彼に関わる中で彼を積極的にはげまし、人間の尊厳について説き、弁護活動行った弁護士の存在があったからです。
でも結局ケビン・ベーコン扮する囚人は死んでしまいます。
彼は声を上げたために、アルカトラズ刑務所の刑務官によって殺されますが。
それでも、彼が最後に弁護士に向かって見せる笑顔、私は素敵だなあと思いました。僕には人間としての尊厳があると外の空気をいっぱいに吸い込んでいました。
この声でアルカトラズの体質を皆が知ることにより、アルカトラズは閉鎖となり、変わっていきました。
彼１人が動いただけでは変わらなかったはずです。
彼１人、その虐待行為を克服して、強くなったところでも、何の解決にもなりません。
もしくは動けるような気力も、自分に対する尊厳の意識もなくなっていたはずです。
そこに彼の親の存在はありますか？
彼の親は彼が囚人になるきっかけを作った人物です。
そんな親を分析し、なくすことを希望することや、囚人が自分で方法をひねり出すことだけに頼ると、問題は解決しないと言いたいのです。
そんな親も現実にいるということを認識した上で、
どうすべきかをかんがえることが必要だと思うのです。
どうにかしたいと思っても、どうにもならない状況に置かれている子も現実にいるということも知った上で、対応策を考えていく必要があります。
これは事実に基づいて作られた映画です。
弁護士がしたことはよけいな手出しではなく、積極的な関わりであり、必要であり、それでも完全ではなかったのです。
囚人が受けた虐待行為も、彼が強くなるためのチャンスとばかりは言えないとは思いませんか。
よかったらみなさんも、見てみてください。とても重い内容ですが。

試練にはその性質上、おのずから限界があると思っています。
それは子供の可能性に限界をつけているということとは違います。
そんな試練もありだと最初から言ってしまうことに問題があるのです。
人の体をあざができるほどつねることだって、立派な犯罪です。
それを平気でしてしまうことも子供の残酷なところかもしれませんが、
それが簡単にできる死角を作らない、している子供をしかることができる大人の存在は大切です。
それは親の対応を分析することとは別の視点です。
それがいいたいのです。

それから、「学校関係者が得する」という言葉ですが
損得で考えるのではなく、もっと歩み寄る姿勢はとれませんか？
個を守るということと個の集合体を守るということの違い
投稿者： Keiko 　　 長野県 42歳 女性
2005/07/15 12:29

最初にかちさんの書き込みを読んだときには、ものすごく納得できたのです。でも、海人氏の指摘も考慮に入れて、どこに問題点がある？の観点からもう一度私なりに考えたことを書いて見ますね。
　個を守る術を考えていくと、誰一人落伍者を出さないこと。ただ、その立場から公共の利益を考えていくと理想に近づけることはできても、結果的に誰一人落伍者を出さないということは不可能では？というかそもそも発想が違うのではという考えに至りました。公共の利益とはより多くの人が快適にということが目標です。けして全員がとはなりません。何故なら不可能だからです。
ある環境がAさんには良くても、Bさんには良くないということは多かれ少なかれ出てきます。ですから、環境を整えるということは6割の人にとって良い環境を、7割の人にとって良い環境に変えていきましょうということですよね。視点を変えれば落伍者を一人でも少なくということにはなるのですが。
　かちさんの主張されていることは普通の努力をしても救えない子に焦点があたっていますよね。でも、社会というものはより多くの普通の努力をしている人が報われる方向に向かうのが健全な社会といえるのではないでしょうか？少数派を切り捨てる社会ではあってはいけないけれど少数派のために動く社会でもあってはいけない。そういう気がするのです。
　例えばさくらちゃんのお父さんが乗り込んでいって解決された問題。さくらちゃんにとってはとっても良かったことかもしれない。でも、ひとりの父親の関わりで大きく動いてしまう環境というものにも実は問題があるとも考えられなくもない。本来はそのクラスの中で解決されることが理想。いじめという問題をクリアーしていけるもしくは発生させないだけの力を持つ学級という小さな社会が育っていないということ。それを外的な力で解決することでもしかしたらその小さな社会が成長することを阻害するかもしれない。そういう側面もでてくるわけです。
　では、その小さな社会が健全に育つためには何が必要なのか？その社会を構成している子供たちひとりひとりの生きる力、知恵、問題を解決する力が必要になっていくのではないでしょうか？与えることでなく、育てること。確かに子供の力は小さくみえるかもしれない。でも可能性は大人よりも大きい。その可能性をつぶしてしまうことが「余計な手出し」になるのではないでしょうか？どこまでが必要で、どこまでが余計なのか？それを社会の規範にすることは難しい。こどもひとりひとりの個性によって違いがあるから。だからこそ、公的機関に期待しすぎてはいけないという考え方が生まれてくるのだと思います。
　かちさんの主張されていることは、あくまでも子供を育てる土壌を作ること。だから必要条件であって十分条件ではない。かちさんの優しさ故に、焦点が弱者に絞られてしまっているように思います。
　母親には子供のために！という個を守る能力には長けているし欠けてはならない思いだと思います。でも、と同時に全体の中の個を見る視点も家庭の中、社会の中には必要になってきます。そのバランスをとるのが難しいのですが、正常な社会ではバランスは自ずととれるものではないかと思います。個のために全体が大きく動いてはいけないのではないかと思います。
　だからこそ、その中で我が子が生きていくためには・・・。
ある程度の試練が必要になってくるわけです。いきなり大きな試練がきてはつぶれてしまいます。小さな試練を繰り返し、時にはくじけ、ときには乗り越えることによって小さな自信をもてるようになり、そして、生きる力につながる。小さな試練は子供に自我が芽生え始める小さなうちから始まっているのではないでしょうか？ときとして、母親はそのちいさな試練を奪ってしまう。その愛情が故に。その結果、母の手を離れた小さな社会の小さな試練が子供にとって大きな壁になってしまう。その危険性にも気付くべきかと。
　環境を整えることはときとして、小さな試練を奪うことにもつながることも考慮しなければいけないのでは？そういう考えも芽生えてきました。
なるほど・・・
投稿者： ちーママ 　　 32歳 女性
お子様: ２年４ヶ月 / 年７ヶ月
2005/07/15 17:01

いじめというものは子を持った親ならば多かれ少なかれ誰もが必ず立ち向かわなければならない時が来る問題ですよね。

私も、近年の日本の社会の乱れにはとても不安を感じています。将来我が子をこの世界に送り出さなければいけないと考えれば考えるほど恐ろしく思ってしまいます。

でもここで皆さんが熱く語られているのを読ませてもらって、正直少しホッとしました。もちろん意見はさまざまですがこんなにも信念を持って熱く語れる人がいることを知って私はとても嬉しく思ったのでちょっと書き込ませてもらいました。

私は個人的にはかちさんの意見に同感です。
もちろんかなり理想的なことを言われていますが、理想論を掲げることが何かを変えるまず一歩ではないかと思います。
「そうなれば理想的だけど、でも（BUT)現実は…」と言ってしまいたくなるのはヤマヤマですが、誰もがその理想に近づけたらいいなぁ〜と思っていることには違いないと思います。
ので、私はあえて「そうなれば理想的だよね〜だから（SO)何とかみんなで頑張りましょう！」と言いたいです。

『出る杭は打たれる』このことわざそのものの日本の社会全体もこういった一人一人の理想論から少しずつ見えない速度で変わるのではないかと思います。

あともう一つちょっと余談なのですが、全体の掲示板を読ませてもらっていつも思うのですが、

（かちさん）
ではいったい、海人さんは、どうすればいいと思っているのか、きちんと言葉で伝えてください。

（海人さん）
私はアナタ達の「考える機会」を奪うつもりはありません♪
アナタの結論がソコならイイんじゃないの？
アナタみたいな努力も必要だし。

海人さんはこのようなレスが多いのですが、皆さん自分なりにきちんと考えている上での疑問や意見なので、海人さんも遠まわしに言わないで直接分かりやすく意見を書いた方がややこしくなくてよいのでは？と思います。海人さんはよく人を上から見下ろしたような言い方をしているように話されますが、このようなやり取りを見ると、「もしかしたら実際はご自分の意見が無いのでは？？」と疑ってしまいます。
　
そう思いたければそう思ってればいいじゃん★♪☆　ですよね？
分かっていますよ〜♪

本題からずれてしまって申し訳ありません・・・
このいじめの問題、私もこれからもしっかり考えていきたいと思っています。
う〜ん・・・
投稿者： かち 　　 歳
2005/07/15 17:34

Keikoさんのいうことは分かります。

しかし、私がなぜ、親の責任を考えることでは解決しないと言っていると思われますか？
それを否定しているわけでもありませんし、大事なことであると思いますよ。
それから、子供のいきる力、それだけで対処できる場合もたくさんあるでしょう。それを育てるなと言っているわけでも、その可能性を信じていないわけでもありません。
でも、それだけでは対処できない場合があり、それはどんな場合であると思われますか？そのデメリットとは何であると思われますか？
私が思っていることは、少数者のことを考えている対処方法ではありません。
どこにでもありえ、そして、ある意味クラスのほとんどの子がそうである問題点はなんだと思いますか？

そして、いじめる側、傍観者の問題を考えたとき、どう対処すればよいと思われますか？

そして、すべての場合に有効な、１人の落伍者も出さないために、私は方法を模索しているわけではないですし、
完全な環境を整えることはできないことも、それがよいことではないことも分かっています。

私がなぜ、親の責任や子供のいじめに立ち向かうことだけでは解決しないと言っていると思われますか？
それは弱者の視点でも、「我が子」かわいさに、守りたいと思っているから言っているのでもありません。

親がでていくべきではないということがすべての人によい方法ではないということは、良い方法であった場合もあるということです。
また、良い方法であると思うという価値観は、私が決めることではないでしょうし、私も違う面から見れば、その場合は良くないだろうと思うこともあるでしょう。

「その小さな社会が健全に育つためには何が必要なのか？その社会を構成している子供たちひとりひとりの生きる力、知恵、問題を解決する力が必要になっていくのではないでしょうか？与えることでなく、育てること。」
私は与えろと言っているのではありませんよ。
いじめを解決するレールをひいてあげて欲しいと言ってるのではありません。そんなことをしても意味はありません。
では、「育てる」ためにはどうしたらよいでしょうか。

それから、母親は子のために（個のために）と主張しているのではありません。
子供が生きていく社会で、地域で子供を育てる視点がなければ、
それはどうなると思われますか？

質問ばかりですみません。
決していじわるで聞いているのではないですから。
答えられる範囲でいいので、Keikoさんの意見を聞かせてください。
通じる人には通じるのにね・・・
投稿者： 海人 　　 歳
2005/07/15 18:23

「個」と「集合体」か・・・
上手い表現だね♪

私が「分かってないな」と言ってる部分の基礎だ。
ただ、あくまでも基礎であって全てじゃない。

スケープゴートの言葉が生まれる如く、コレは絶対に改善出来る問題じゃない。
唯一「学校」に限定してならば、完全なる監視及び管理態勢を作れば可能かも？
その場合でも、「恐怖政治」以外は不可能に近いかと。

この件については例え話でも出しておきましょう。

「学校」「教師」とは「飲食店」と「経営者及び従業員」
「学校生活」を「料理」とした場合、「イジメ」の存在は「ゴキブリ」
その料理を作る「調理人」が「子供達」
「父兄」は「客」だ。

料理にゴキブリが混ざってると客は文句を言う。
経営者は慌てるね。
客にそっぽ向かれりゃ、商売あがったり。
調理人に対策を講じさせる。

ゴキブリは絶滅不可能だから、調理人は悪知恵を働かせる。
ゴキブリを刻んで料理に混ぜれば客に気付かれないのでは？
と。

コレにて経営者と客は一安心♪
しばらくは気付かなかった客だが、刻まれたゴキブリに気付いてしまう。
また苦情を出す。

調理人は、今度はゴキブリをミキサーにかけてみる。
一見、何事も無かったかのよ〜な日々が過ぎて行く。
永遠とこのくり返し。

調理人の一部は、ど〜してもゴキブリを混ぜたいのさ。
客や経営者がどんなに口うるさく訴えてもね。
その都度、イジメはより陰湿となり水面下に潜って行く。
常に死角を探し、より弱い人を対象に。

すなわち、かちさんの努力は残念ながら「無駄」な事だ。
が、「不要」とまでは言わない。
アナタはアナタなりに頑張ってください。
アナタの努力を必要としてる人もいるのだから。

そうそう・・・

★すべての親がそれをできるようになるということ
★のほうが、実現不可能な気がしますが。

私は「全ての親が出来る」なんてな非現実的な事は考えてませんよ（笑）
ただし、全ての親がすべき事だ。
「するorしない」「出来るor出来ない」は個人の責任

私はアナタの言う「理想郷」が絵空事と知ってるから、自分で手の届く最大限の努力をする。
ソレだけ。
もし「全ての親が〜」が実現しても、それでも問題は解決されない。
全ての子供が強くなっても、やはりその中に「弱者」は存在してしまう。
全体が強くなったならば、更に強く鍛えて行くのみ。
我が子が最低限「被害者・加害者」とならぬよ〜に。

何度かヒント出してんのに気付かないから、一つだけ教えておきますよ。
アナタが届く範囲は、最大限努力しても「学校内」の話
学校を卒業して社会に出たなら一切通用しない。
イジメは会社内にもあるし、私的な団体にもある。
勿論、ママさん仲間にもあるし嫁姑から夫婦間ですら存在する。
このサイトにすらね（笑）

それら全てに対処可能とするには？

私からは以上♪
限界を知るということ
投稿者： Keiko 　　 42歳
2005/07/15 19:27

ということでしょうか？
だからこそ、多面的な対応が必要なのでは？と。
地域でこそだてをするという視点は絶対必要です。そのための努力も必要です。でも、どんなに頑張っても限界があるということです。それだけでは安心できないということです。必用条件ではあるけれど、十分条件ではない。
それもご承知のことだとは思いますが。
だからこそ、もっといろいろなことを考えなければということなのであって、かちさんの主張に関してはおもいっきり共感しています。

ただ、地域、学校を変えようという意識すら存在しない現在では十分な効果をあげるでしょう。でも、その効果というのは繰り返しますが、6割を7割にあげることができたという効果です。
その期待できない3割の部分をどう解決するか？というのは各自が考えなければ仕方がないのではないでしょうか？
自分で考えろ！はひとりで考えろではないはず。自分にとって必要があれば仲間をつくれば良い。そのために公的機関の助けが必要と感じれば公的機関に働けば良い。でもその根本にはまずは自分の視点で！が必要不可欠かと。
つまりは今の世の中自立についてもっと考えなければいけないのでは？
SOSの受け皿のない社会の一方で、依存が高まっているのも今の社会が抱えている大きな問題のように感じるのですが。

追記ですが、私の書込みの内容に応じて
「私はそうかんがえているわけではない！」とのいくつかのお返事でしたが、私はかちさんがそう考えているであろうとの前提で訴えたものではなく、一般論として公的社会のありかたの限界についての考え方を述べさせてもらったものです
Keikoさんへ
投稿者： かち 　　 歳
2005/07/15 19:36

こそだてにメールありがとうございました。
Keikoさんの言いたいことはよく（ほんとによく）分かります。
だからこそ思うのです。
私は人間は１人では生きていけないと思っています。
私がKeikoさんの言葉にいつも勇気づけられきたように。
みんなが支え合っていると思うのです。
その支えあう意識を地域でしっかり作っていこうとすることは、決して学校内だけにとどまらないと思っています。
それは依存することではなく、支え合っているんだと伝えあうこと。

今読み返すと
「私はこういうことを言っているんではない」というふうになんだか
きゃんきゃんKeikoさんにかみついてるみたいですね〜。
そんなつもりはないんですよ。
頼りになるお姉さんに、ちょっとすねてみたくらいに思って
許してください〜。
それなりの生き方
投稿者： さくもも 　　 歳
2005/07/15 19:54

強いが何か・・・
自分を認められることではないでしょうか？
いじめられたら立ち向かうのが強いのではなく
学校へ行かないと言う選択も強さの一つだと思います。
できない自分も「ああ　今はできないんだな」と言える自分。
泣きたいときは泣ける自分。
解決できないことがあることを知り
それを「今はこうなんだな」と思える。

人は自分と戦いますよね。
「こうしたいのにできない自分」と戦います。
私たちは頑張れば出きる、あきらめるのは駄目だと教わります。
それが故に　したいのにできない自分と戦うわけです。
追いつめられて　自殺したくなります。駄目な自分だと思いますよね。
じゃあどこで　こういう価値観を覚えるか・・・
何気ない普段の会話ですよね。
「これ欲しい」「同じような物があるでしょ」
欲しいという気持ちを無視されてますよね。自分の気持ちを肯定されることがないまま育つと　自分も肯定できなくなりますよね。
ただ一言、「ああ、欲しいのね」でもねとなると全く違うと思うんです。
こういう何気ない　肯定感は親子関係だと思うのです。
前に書いた不登校の話しも同じですよね。
かちさんのかかれてる強さは「立ち向かう強さ」に感じます。
私は「弱い自分,そのままの自分を認めれる強さ」が必要だと思います。

あと、親のいない子などの話がありましたが
私が書いたのは　親がいる場合の話です。
論点がそこに絞っています。最後の方に書きましたが
親がいると　子供は親に期待します。
期待をするのに得られないと　自己否定に繋がっていくのではないでしょうか

あと、社会は家族から家族は個人から構成されています。
個人→家族→社会　社会から良くなると言うことは　なかなか難しいですよね・・・
海人さん、みなさんへ　
投稿者： かち 　　 歳
2005/07/15 21:18

海人さんへ

気付いてますよ。
しかし、私の意見を学校内だけの問題だと考えていることは
視野が狭いと思います。
どうしてだと思いますか？

強くなったらよいと考えていることにも問題があると思います。
海人さんがいう、強くなるとはどういうことですか？

ゴキブリの話、海人さんのいいそうな話だと思いました（苦笑）
海人さんのいいたいことはとてもよく分かりますが、
きっと海人さんと私は学校という場所に対しての距離感や
できると感じていることが違うのだろうという気がしています。

それから、一つの視点としてですが、
親がない子、よりどころとする親がない子、突然親を失ってしまった子、そんな子に対してはどうすればよいと思っていますか？

最後に、私の意見を不要ではないといってくださって、よかったです。海人さんの意見からすれば、補い合うとまではいえないでしょうけれど。

答えていただきたいのですが、そのとき、できれば抽象的ではなく、具体的に答えてください。
誤解のない意見交換をしたいから問いかけているだけですし、
私は海人さんの意見を否定しているわけではありませんし、
海人さんも私の意見を否定しているのではない。
視点の違いがあるだけです。

こういうお話がみなさんとできること、
とても有意義です。
たくさん共感してくださって、ほんとうにありがとうございます。
では、動いていきましょう！
もうイイよ
投稿者： 海人 　　 歳
2005/07/15 23:25

★しかし、私の意見を学校内だけの問題だと考えていることは
★視野が狭いと思います。

アナタが「学校内だけじゃない！」と唱えたトコロで、現実的には学校内にしか及ばない。
ま、多少の広がりがあろうとも、どんなに頑張っても「未成年」止まり。

★強くなったらよいと考えていることにも問題があると思います。

あっそ。
その問題も自分で解決するから構いません。

★親がない子、よりどころとする親がない子、突然親を失ってしまった子、そんな子に対してはどうすればよいと思っていますか？

アナタみたいな人が努力してんでしょ？
私にはまだ、その余力はない。
我が子に対する「最低限」すら十分に満たせていないのだから。

★海人さんの意見からすれば、補い合うとまではいえないでしょうけれど。

私はアナタ方に期待してない。
何もしてくれなくて結構♪

ただし、必要な範囲、出来る範囲が身近にあるなら私も協力するけどね。
そして私と同じ事（我が子に対する最低限）を多くの人がすれば、アナタ方の負担は減るわな。

★誤解のない意見交換をしたいから問いかけているだけですし、

私には必要な意見じゃないんだけど・・・
私の意見もアナタには不要なんじゃないの？？
お互いに完結してるんだから。
イジメ＝自殺　では無いし。
投稿者： ムヒ 　　 歳 女性
2005/07/16 11:50

そういう内容の本を読んでのスレなので仕方ないかなとは思うが、
いじめられたからといって必ず自殺するわけではなく、
自殺したからといって原因が必ずいじめではないことを考えると、
いじめと自殺をあんまりべったり関連付けるのはどうかな、と思う。

いじめられたという理由で自殺するならば、
もし学生時代にイジメに遭わなくても、
将来何らかのきっかけで自殺を選択する可能性は充分あると思う。

それを弱い人間、と言う人もいるのかもしれないが、、
自殺する人間＝弱い人間　では無い　と私は考えている。
ただ、追い詰められたときに自殺という選択をする人間に育っていただけ。

その本に、何の意味があるのだろう？と思う。
本当はどうして自殺したのか、何がきっかけだったのかなんて、
自殺した本人にしかわからない。

「何か出来たんじゃないか」と悔やむ気持ちになるのはしかたないかもしれない。
が、「自殺を止められなかった」手記なわけで。
今さら、あーなんじゃないかこーなんじゃないか、あーすれば良かったんじゃないか、
と言っても、あくまで憶測でしかないわけで。
推測すること自体、傲慢さを感じてしまう。懺悔の意味で出版したのかもしれないが。

何か知りたいならば、
「自殺を実行したけれど、本人の意思とは裏腹に助かっ（てしまっ）た人」や、
「自殺を考えたけど、ギリギリで踏みとどまった人」の話のほうが
まだ有益だと思う。
間違ってもリスカだとか言って傷を見せびらかすような人達の話じゃなく。

学校が何かすることには、期待してない。
学校のすることなんて、ロクなものがない。逆効果なことばかり。
今まで何年も一緒に暮らしていた親がわからんことを、
半年やそこいら昼間だけ関わった人間が、全てを把握することは無理だと思う。
先生だって普通の人間。私は、むやみやたらに「先生」だというだけで尊敬はしない。実績でもあれば別ですが（経歴では無いですよ）。

学校なんて、適度に集団生活ができて、勉強さえ出来る環境だったらいい。
逆を言うと、イジメによって歪んだ環境になったならば、
休校や転校することを考える。
別に逃げだと言われてもかまわない。
度を過ぎた我慢や努力を美徳とは考えていないから。

もともと、イジメが発生する要因として、
学校教育にその根源が有ると思っている。
昔の学校教育によって培われた、我々親や先生の思考が、
イジメ発生の要因になっている部分が大きいと思っている。
実際、大人社会（と言う言い方は変かな）にもイジメはあるし。
掲示板をあちこち見ると、ああ、何も変わっていないのだな、
と思うことが良く有ります。
（長くなるので書きませんが）

以上、少々書きましたが、自分の考えが絶対に正しいとは思っていませんし、
他人に対して「どーあるべきだ」と言うこともしません。
何が正しいのか、なんて言えない。


スレ主さんの言う、
「自殺しない子に育てるにはどうしたらいいのか？？？」
に対し、
どの地点をもって正解とするのかがわかりません。


そして、
他人の意見を聞いたとして、それが合っているかなんてどうしたらわかるのでしょう。
子どもは皆同じじゃ無い。対応だって一人一人違うものになって当たり前。
あら、それはいい考えね、ウチもやってみるわ、と言って、
それでも自分の子が自殺したら、誰かのせいにするの？

社会がどうの、学校がどうの言うことは、最初っから責任を投げているように見える。
何かしなきゃ、と思うのだったら、
一番小さな社会である家族関係、親子関係の構築が先じゃないの？

社会社会と言うと、誰かが何かをしてくれる、みたいな雰囲気だけど、
自分も社会を構成する一員でしょう。
社会に期待するということは、自分も何かしなければいけないのですが・・・。
そんな余裕があるのかな。
私には無いな。手伝ってくれ、というならできるだけの努力はしますが。

皆さんが色々対策を述べていらっしゃって、
それはとても素晴らしい姿勢で素晴らしい環境かな、と思う。
私が今まで置かれてきた環境とは程遠いものです。
正反対のものもあります。

お世辞にも、私の親の子育ては上手いなどと言えません。
むしろ、子を1人の人間として認めないようなところもありました。
現代で言えば、虐待として通報されてしまうであろうことも、
平気でしていたような親です。

先生もしかり。先生だって所詮人間です。それを超えちゃっているような・・・ドラマや小説に出てくるような人物は、なかなかいないようです。

それなのに、私は様々な場面で追い詰められても自殺をしませんでした。
なぜなんでしょうね。
一つだけ言えるとしたら、
頼れるところが無かったからでしょうね。
自分で自分を大切にしていくほかになかったからだと思います。

ただ、自分の親がしたような子育てを、自分の子にもしようとは思っていません。
あんなやりかたでなくても、
自分で自分を大事にするという気持ちは育てられると思いますから。

誰かが守ってくれる時期というのは、僅かだと思いますので、
それに頼るだけの親にならないようにしたいと思っています。

人それぞれでいいんじゃないかと思います。
皆さんありがとうございました。
投稿者： りょうこ 　　 28歳
2005/07/16 23:54

皆さんのレスをひとつひとつ読ませていただきました。

いじめは決して無くならないかも知れない。でも
私にも何かできるのではないかという気持ちになりました。
keikoさん、かちさんの意見も少し私には難しかったですが
心に届きましたよ。
さくももさんの考えは私と似ていると思いました。海人さんの
「例え」はとても分かり易かったです。人は集団になるとどうしてもいじめをしてしまう生き物なのですね。いじめを全く無くす事は学校生活に限らず社会に出ても無理だということは分かっていた筈でした。

それでも毎日の生活を大切に、子供と家族と自分と皆を大切に考えて行こうと思います。

皆さん貴重な意見を本当にありがとうございました。
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