パリの子育て奮闘記

2011/08/19

日本のヴァカンス2011

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日本に帰国する度に、年を取り老いていく両親の姿を目の当たりにします。昔あんなに大きかった父の背中は小さく曲がってしまい、家のあちこちには手すりなどが設置され年老いた老夫婦が生活しやすいように変ってきました。孫らは天井から設置された手すりを遊具のようによじ登って遊んでいますが・・・
今年で77歳を迎えた父は春頃から急に認知症になり、身体の方もめっきり弱ってしまいました。2月に帰国していた際には普通に会話できていたのですが、認知症になってからは口数も減り、話す内容も噛み合わないこともしばしば。いつも探し物をしていて何だか小さな子供になってしまったようです。
息子にとってそんなおじいちゃんを見るのは初めてで、昔の元気なおじいちゃんでなくなってしまっていることを察してか、以前のようにおじいちゃんの部屋に入り浸るようなことも無くなってしまいました。
母も急な父の変化と介護で精神的にも肉体的にも一杯一杯という感じでした。私達も、普段遠く離れて暮らしているので手助けできない分、今できるだけの事をしてあげたいという思いです。かえって疲れさせているかもしれないけど・・・
主人にも実家の雑用をたくさんしてもらいました。庭の草取り、外壁のペンキ塗りetc.ペンキ塗りは、フランス人ですから慣れています。猛暑の中、汗だくになって父母の為と喜んで働いてくれました。おかげで肌はこんがり焼けて、いかにもバカンス帰りという感じ。
(せっかくのバカンスなのにごめんね~)
主人は涼しいパリに戻り、そんなこんなで子ども達は今年の夏もあまり遠出などはしていませんが、私の地元福岡での夏休みを満喫しています。家にじっとしている事ができないらしく毎日どこかへ連れ出さなくてはと頭を抱えますが、頑張って私一人で二人の小僧を連れ出しています。でも良く考えたら、日本のお母さん達ってみんなこうなんですよね。
幸い山や海も近く、子ども達にとってもいい環境でよかったです。


昨年同様長男は、日本の幼稚園に短期入園し、夏季の預かり保育にも時々お世話になっています。昨年から仲良くなった友達も何人かできて喜んで幼稚園に通っています。
相変わらず怪しい日本語を話していますが、確実に上達してきている様子。ひらがなは随分前から読めるようになっていましたが、最近はカタカナまでマスターしたらしく(まだ 書けませんが)カタカナで書かれた看板を見つけるのが楽しいようです。
父とは一緒に反対言葉やしりとりで言葉遊びをしたりして、5歳の息子と父に丁度いいトレーニングになっています。孫達と一緒に会話したり冗談を言ったり、その甲斐あってか、帰ってきた当初無表情だった父の顔にも随分笑顔が出るようになってきました。周りの環境って凄く左右するものだと感じています。
夏休みも残り半月になりましたが子ども達におじいちゃんおばあちゃんとの良き思い出をたくさん作ってもらいたいものです。

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