パリの子育て奮闘記

2010/12/09

フランスの子ども手当

今年もあっという間に師走に突入しました。フランスは各地で氷点下の日が続き、雪景色の夜の街をクリスマスのイルミネーションが明るく彩っています。


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先日、日本政府が来年の子ども手当について3歳未満の支給額を7千円上乗せして1カ月当たり2万円とすることを決めたとのニュースを読みました。3歳以上は、今年度と変わらず1カ月当たり1万3千円が支給されるということ。この法案についても賛否両論はあるようですが、日本もなかなか少子化対策頑張っているようですね。


その子ども手当をモデルにしたのはフランスだと聞いたことがあります。確かにフランスは少子化対策に積極的に取り組んでいる国で、家族手当も様々な項目で存在します。出生率を上げているのもその手厚い保障があるからこそでしょう。そんなわけで今日は、フランスの子ども手当について少しお話したいと思います。


先ず、子ども手当に相当するものとして20歳未満の2人以上の子どもをもつ世帯を対象に所得制限なしで支給されるものがあります。子ども2人の場合、月額123.92EUR、3人の場合282.70EUR、4人からは一人当たり158.78EUR支給され、11歳からは、さらに+34.86EUR、16歳からは+61.96EUR上乗せされます。また、小学校に入学する6歳から新しい学年が始まる毎に280EUR、中学校になると296.22EUR、高校は、306.51EURの援助金が支給されるなど、子どもを2人以上産むことを奨励していることが良く分かりますね(2人以上産まなきゃ損?笑)。しかし、収入制限がありますが、子どもが1人の場合にも、乳幼児迎え入れ手当があり、妊娠7カ月目889.72EUR、生後0歳~3歳まで月額177,95EURを受け取ることができます。


また、フランスは働くママンが殆どですが、それが可能なのも社会保障の恩恵にあります。保育所や認可保育ママさん(ベビーシッター)に子どもを預けた場合でも、収入に応じて補助を受けることができますし、2年以上勤務した場合、子どもが3歳になるまで労働時間を短縮できたり(お給料の補助あり)、育児休暇を申請することもできます。幼稚園は、修業時間も長く、しかも公立の場合は、幼稚園から大学まで学費無料!いつも不満ばかり言っているけど、フランス生活の良い点も確かにあることに気付きます(笑)。


でも税率は、19.6%、これも重要ポイントですね。


さて来年日本の出生率は上がるでしょうか?

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