◆第4回◆
習い事の裏側にあるもの?、、、8歳

古い商店街の近くに引っ越したら、そこは福岡の
進学熱心なエリアにすっぽりと紛れ込むことになってしまいました。

上の息子が小学校1年の時、クラスで塾や習い事に通っていない子供は
わが子を含め13人だったかと記憶しています。
3年生に進級したときにはクラスで3人のみとなってしまいました。
担任の先生から懇談会で「教えていて新鮮です。」といわれる始末です。
(他の子にとっては授業は塾の復習のようなものらしいです。)

塾や習いごとについては妻とも相談し、本人が意思表示するまで
できるだけ待ってみようと打ち合わせました。
1年〜3年はもちろん4年になっても
「行きたくない。遊ぶ時間がなくなる。」
というので最低のルールだけ決めて遊ばせています。

「遊び相手がいなくなるんじゃないか?」と変な心配もしたのですが、
週7日習い事をしている子はいないようで、
彼らの習い事のない日に必ず遊んでくれる相手として、
全曜日毎日フリーの息子は益々遊びに熱中する始末です。

水泳教室の代わりに、お父さんである私が川や海に行って
潜って魚を見つけることから教えてみました。 
だからしばらくは「潜れるけど水面は上手に泳げない子供」
に育ちました。
、、なんとか最近は平均的な泳ぎはできてるようです。

勉強も中の下を泳いでいるようですが、
宿題は妻がみるようにしてみました。 
食事の用意をしながら大声を出しているようです。
とりあえず進級はできています。
(小学校ですからあたりまえですね、、、。)

空は5年生になり、サッカーを始めました。(塾はまだです)
またそれにつられるように2年生の弟:気心も
空手を習い始めました。本人達が行きたいと始めたことであり、
また縦割り編成の中で揉まれることはいいことだと思って送り出しました。

ただ習い事を始めて一気に家族4人で過ごす休日は減ってきました。
また正直なところ塾に行っていないのは1人だけになると不安感もあります。
不安と戦いながら自問中です。 

最近は教育情報が氾濫する中で、子供の習い事はひょっとしたら
子供本人よりも親の精神安定剤かもしれないぞ、とふと思うこともあります。

2003/2/13更新
熱血パパの子育て日記
現在、福岡で元気に働く熱血博多っこパパの10歳になる息子さんとの子育ての歴史。

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