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いつでもどこでも、おててで遊べる わらべうたを親子で楽しもう!

いつでもどこでも、おててで遊べる

わらべうたを親子で楽しもう!

子どもがお気に入りのうたを繰り返し楽しんで

言葉を発しない赤ちゃんに、何を話していいかわからないという方がいますが、なんでもいいのです。生まれる前から聞いていた声は安心感をもたらします。実況中継のように「さあ、おむつを替えようね」「○○ちゃん、だーいすき」などと、自由にメロディをつけて即興で歌ってみましょう。

リズムや抑揚が単純なわらべうたは、同じ言葉の繰り返しが楽しく、すぐに覚えられるものばかりです。テレビや映像は一方通行。人との関わりの中で子どもは言葉を習得していきます。乳幼児期は言葉を吸収して覚えていく時期ですから、たくさん語りかけ、歌ってあげましょう。


大事なのは、目を合わせて愛情を込めて声をかけること。子どもが喜んでくれる歌を1つ2つでもいいので、繰り返し楽しみましょう。耳なじみがいいわらべうたは、聞く赤ちゃんも歌う親にもリラックス効果をもたらします。

ぜひママもパパも一緒に、わらべうたを親子のコミュニケーションとスキンシップのきっかけにしてみましょう。園に通うようになると、覚えたうたや手遊びを友だちや先生に教えてくれる子もいますし、園で覚えた手遊び歌を親に教えてくれる子もいます。わらべうたが、人と人をつなぐ優しい心を自然と育んでくれるのでしょう。

「こりゃどこの地蔵さん」

アドバイス赤ちゃんの頃から年齢が上がっても楽しめる1曲。首がすわらないうちは横抱っこで、首が座ったら縦抱っこで脇を持ち、横にゆらゆら揺らしましょう。布の上に寝かせ、二人で両端を持って揺らす方法もあります。「どぼーん」で床へ下げる時は安全面に気をつけて、そっとおろしましょう。

 

 

「いもやのおじさん」 

アドバイスちょっとぐずった時などにおすすめのわらべうた。触られているとくすぐったいので、たちまち大笑いになりますよ。交代して、子どもにやってもらいましょう。

 

 


「いもやのおじさん いもきって」
[動き]子どもの腕を芋に見立て、手で切るような動作をする。

「たたいて つねって」
[動き]手の甲を軽くたたき、軽くつねる。

 


「まっくろけ」
[動き]手の甲に円を描いてなでる。

「うえからのぼって おりてきて」
[動き]腕の上側を指先でくすぐるように、下から移動して、同じように降りてくる。

 


「したからのぼって こちょこちょ」
[動き]腕の下側を
番と同様に移動し、脇をくすぐる。

 

ほかにもこんなうたがあります♪

 

わらべうたを体験しました!

石川慧(さとる)ちゃん(8カ月)&美保ママ
おばあさま(石川道子さん)の歌うわらべうたが大好きで、耳にすると嬉しそうです。お風呂に入る時、おむつ替えの時などに歌うと、おとなしく聞いてくれるので助かっています。

瓦田恵吾くん(3歳)&悦子ママ
わらべうたをほとんど知りませんでしたが、歌詞もメロディもシンプルで、すぐに覚えられますね。繰り返しのうたが子どもには楽しそうでした。家でも遊んでみたいと思います。

 

撮影/福田依子 取材・文/中野洋子

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