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親子の絆づくりに大切な要素がいっぱい だっことおんぶを学ぼう!

親子の絆づくりに大切な要素がいっぱい

だっことおんぶを学ぼう!

普段なにげなくやっている抱っことおんぶ。正しくだっこ、おんぶすることで、落下事故を防ぎ、赤ちゃんも安定し、ママの負担も軽減されます。だっこやおんぶの大切さを社会に広めている園田正世さんに伺いました。

園田正世さん
NPO 法人だっことおんぶの研究所理事長。だっこやおんぶの普及活動をしながら東京大学大学院に通い、だっこやおんぶの研究も行う。3 児の母。
http://www.babywearinglabo.com/

だっこひもの正しい使い方
赤ちゃんのお尻がママのおへそよりも上になるように。親子で見つめ合え、おでこにキスできるくらいの距離感で、脚はM字型に。

だっこやおんぶで親子のスキンシップを

子連れでお散歩や買い物に行く時や、子どもがぐずっている時に欠かせないのが、だっこやおんぶ。日々家事や育児に追われて忙しく生活していると、だっこやおんぶはママにとって「必要にせまられてするもの」「子どもの移動手段」になってしまいがちです。
 

だっこやおんぶをすると親子がお互いに心地良い状態で密着します。子どもはママやパパのにおいや鼓動を感じることができて安心し、親も、子どもと常に近くにいるために子どもの要求を察しやすくなります。
 
子どもは、だっこやおんぶでママやパパにしがみつきながら体のバランスを取っています。体全体の軸として姿勢を維持し支える役割のある体幹を鍛えることができるとも言われています。さらに、おんぶされた子どもは、親の肩越しに料理の様子や掃除の仕方などを見ることで、日常を“学ぶ”こともできます。このように、だっこやおんぶには、親子の絆づくりや子どもの育ちに大切な要素がたくさんつまっています。

 

おんぶひもの正しい使い方
子どもはできるだけ高い位置にキープ。ママが肩越しに赤ちゃんの様子が見え、声をかけられるくらいの距離感で。

ママが心地よくだっこできるポジションのだっこひもを

新生児をだっこする時には、赤ちゃんを横に寝かせるようにする“横抱き”が一般的。でも、この体勢は、抱っこしている人のおなかで赤ちゃんの大腿部を押してしまうことになり、赤ちゃんにとっては少し窮屈かもしれません。まだ首がすわっていなくても、頭をよりそわせて新生児の赤ちゃんの自然な姿勢である「MW(エムダブリュー)=腕はW型で足はM字型の姿勢」がキープできる“コアラ抱っこ”がおすすめです。
 
だっこひもやおんぶひもを選ぶ際にいちばん大切にしてほしいのは、つけた時の「心地よさ」。だっこひもを選ぶ基準は、だっこひもなしで赤ちゃんを抱いた時と同じように、ママが気持ちよくだっこできるポジションを再現できるものがおすすめです。デザインや機能性だけでなく、その商品がどのような背景から開発されたのかをお店の人から聞いたり、、HPなどで調べるのもいいでしょう。

 

震災時にも役立つだっことおんぶ

震災時は、道路の崩壊などによりベビーカーは使えなくなることが多いもの。小さな子どもを安全に避難させるには、だっこやおんぶがかかせません。新生児で安全にだっこするのが難しいと感じたら、着替えやおむつ、タオルなどをバッグの底に詰め込んで赤ちゃんをタオルなどでくるみ、上に寝かせて肩にかけ、避難します。 だっこひもは親子がより密着できるように、おんぶひもは、ママの肩越しに子どもの様子が見えるよう、高い位置に固定して避難します。

写真提供/だっことおんぶの研究所 イラスト/サカモトアキコ 取材・文/長島ともこ

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