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忍者になって町探険!

いつもの町が違って見える!

忍者になって町探険!

お散歩や通園途中の見慣れた近所の風景が忍者に変身して、歩いてみたら、まるで違った景色に見える!電信柱やブロック塀、垣根をからくり屋敷のように見立てると子ども達の想像力や発想力がキラキラしてきます。パパ&ママも一緒に変身してみよう!

須貝京子さん 北崎圭太さん

遊び、表現活動を通じて、仲間が関わり合いながら、一人一人が自分らしく表現することを目指し、豊かな地域社会をつくり出すことを目的にさまざまなワークショップを行っているNPO法人あそび環境Museumアフタフ・バーバンの専任スタッフ。アフタフ・バーバンの著書は『今こそ、あそびの力を信じて!まちをあそぶ BOOKLET 3』(晩成書房)ほか。
http://www.afutafu-barban.org/

与えられた遊びではなく考えながら進める遊びを

「町中に、親子忍者が出没する!」
そんな噂をききつけて、実態をさぐるべくミク読者を集い「忍者になってみ隊」を結成。みんなで忍者に変身してきました。忍者になった子どもたちを待ち受けていたのは、どんな遊びでしょう。
 
忍者遊びを導いてくれたのは、地域に根付いた数々の親子ワークショップを展開しているアフタフ・バーバンのかたがた。
 
「忍者になると、子どもたちがいつも以上にイマジネーションを豊かにして、自分たちの力で遊びを進めていけるんですよ」。
 
○○レンジャーや戦隊だと、そこから発想できることが戦いごっこなどに偏ったり、お姫さまに変身すると、遊びが室内遊びになりがちということもあります。でも忍者には、スパイのようなスリリングさもあるなかで、さまざまな生きるための術をイメージしながら、遊びを広げていくことができます。
 
「近頃の子ども達をとりまく遊びの環境は、テレビゲームのように受け身だったり、決められたルールの中で展開するものが多いですよね。

与えられるものが多く、自分がどうしたいか、次はどうしたらいいかなどを考える機会が少ない。それでは生きる力は伸びないでしょう」。

決められたルールやマニュアル通りにしか行動できない、その中でしか遊べない今どきの子ども達。でも、社会は何事もが思い通りにいくわけでもありませんし、ときには理不尽な出来事もおこるでしょう。そんなときに、「自分で考える力」があれば、きっと乗り越えていけるはず。

「日常的な遊びは、自ら工夫し考える力、想像力や発想力をたくさん育んでくれます。それを軸に、遊びのなかで小さな成功体験を重ねていくと、自尊心も育ちます。仲間と相談しながら遊びを進めていくことで、お互いを尊重できる関係を築けるようにもなります」。

「できた!」の成功体験。「忍者になってみ隊」が体験した「秘密の巻物探し」では、そんな様子がたくさんみられました。巻物をどこに隠したら見つかりにくいか仲間と相談したり、いかに手分けして広い範囲を探すか知恵をしぼったり。その結果の「あった!」「見つけた!」という笑顔を見ると、大人もうれしくなってきます。

撮影/平瀬拓 取材・文/山田治奈

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