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あのママに逢いたい…… くわばたりえさん

あのママに逢いたい……
くわばたりえさん

人気お笑いコンビ「クワバタオハラ」としてはもちろん、最近ではママとして子育て番組にも登場。子育ての日常を飾らない言葉で綴ったブログから、元気をもらっているママやパパたちがいっぱいです。

くわばたりえさん
お笑いコンビ「クワバタオハラ」のボケ担当。2009年6月に結婚、2010年10月に長男を出産。12年4月よりNHK Eテレ「すくすく子育て」の司会を務める。
公式ブログ「くわばたりえのやせる思い」
http://ameblo.jp/kuwabata0324/

しんどくてため息をつくと、「にこっ」と笑顔をくれるムスコ。
いつもは遅いのに、大変な日は、何も言わなくても早く帰ってきてくれるパパ。
不妊治療や、子ども虐待防止……、子育てするようになって、いろんな角度から、ものが見られるようになった気がします。

 

写真

 

表紙「くわばたりえの子育て バタバタやんっ!」
1365円日本文芸社
出産はゴールではなく、スタートやった! くわばたりえが綴る、おもしろくて、笑って、泣けて、ためになる妊娠・出産のエピソードがいっぱい。

パパがおなかの赤ちゃんに話しかけてくれてた

もともと子どもが大好き。「早くできへんかな~」と思って、子ども服を部屋に飾っていたくらいです。だから、妊娠がわかったときは、本当にうれしかった。心配だったのは、「流産したらどうしよう」ということでした。
 

つわりもあったけれど、私はとても軽くて。陣痛中までつわりで、出産後にやっとつわりが治まったという友だちがいたけれど、私の場合は、「食パンの耳がめっちゃ食べたい!」というつわり。そしてなぜだか、毎日夜8時になると、船酔いみたいになってました。
 

妊娠中は、パパが妊娠線ができないようにクリーム塗りながら、おなかの赤ちゃんに話しかけてくれました。「ママが痛くないように、生まれてきてね」とか「生まれたらたくさん遊ぼうね」って。

 

 

授乳は乳首が切れて痛いし夜泣きも大変!

出産のときは、腰がめっちゃ痛かったですね。4トントラックにひかれたみたいに痛かった。でも、出産自体は、痛い痛いって聞いてた割には、痛くなくて実感もわかなかったんですよ。そしたら先生が、股の間に鏡を置いてくれて、「頭、出てきてる~」って。それを見て、「ほんまに、おなかに赤ちゃん、おったんや~」って思いました。
 

赤ちゃんを胸の上に置いてもらうと、ふわふわで、抱きしめるとこわれそうだった。泣き声が聞こえて安心して、「ありがとう」って声をかけました。
 

出産は心構えがあったからか、そんなに痛くなかったし大変じゃなかったけど、夜泣きは大変でしたね。「夜泣き」って言葉は聞いたことがあったけれど、「夜に泣くんだな~」くらいしか思ってなかったから。2時間ごとに泣くなんて、ほんと、大変でしたね。
 

おっぱいを吸われて乳首が切れちゃって、もう痛くて、手をグーにして授乳したり。そのときには「二度とイヤだ」と思ったけれど、ミルクに切り替えてからは、「2~3歳まで飲ませたかったな~」って思っちゃいますね。
 

授乳しながらブログを書いていたことがあったんですよ。読者から「授乳中はブログ書いたらダメ」ってコメントがあって。私にとっては、授乳中くらいしか自分の時間がなかった。でも、そのコメントで、「授乳できるのって、限られた期間」ということに気づかされました。今から思えば、もっとちゃんと、乳首を吸ってる顔、見ておけばよかったなって思います。

1日があっという間。全部を一生懸命だと、苦しくなる

赤ちゃんが小さいころって、2~3時間おきに授乳しながら、スーパーに行く、ご飯作る……で、あっという間に1日が終わっちゃう。やっと寝てくれたから、あれやろうこれやろうと何だかとても焦ったけど、今から思うと、寝ておけばよかったんやと。家のことだって、「散らかっててもいいやん」って。
全部を一生懸命やってると、自分が苦しい。やらない自分を責めたり、できないことを責めない方がいいよね。
 

自分もそうやったけど、赤ちゃん生まれたばかりのママって、要領が悪いよね。

 

端から見ると「もっとこうしたら」って思うけど、私だって、今だから言えること。あれこれアドバイスされなくったって、やっていくうちに、自分でペースがつかめていくと思う。
 

20代で産んだって、30代で産んだって、ママ1年生に変わりはないからね。10代で子ども産んだって、「子どものくせに、子ども産んで……」なんて言われる筋合いもない。あとは世間体を気にして、子どものこと、怒ったらイカンと思うよね。

「抱っこ」って言われたら手を止めて、抱っこする

子どもとは、外に行くのが好きですね。ボール持って行って遊んだり。平たいまあるい石を見つけて「あんぱんまん!」って言うのを聞いて、「この子天才!」って思いますもん(笑)。この間は、砂場に腹ばいになって、平泳ぎを始めたんですよ。それで手を持って、私にもしてくれと、訴えかけてきて。ベンチの上に腹ばいになって、平泳ぎするはめに! でも、子どもの発想って、すごいと思います。
 

ムスコは、ちょっと離れているときにでも、私が「ギューさせて~」っていうと、飛んできてくれるんですよ。最近はイヤイヤ期なので、「おむつ替えよ~」って言っても、来てくれませんから、この「ギューさせて」作戦でハグしながら、サッとおむつ交換してます。

 

うちは、保育園に預けているし、抱っこする量が少ないと思ってる。だから、「抱っこ」って言われたら、家事の手を止めても、抱っこしてます。保育園から連れ帰って、夕食作ったり、ママって本当に忙しいですよね。 でも、ダメとか、ちょっと待っててって言ってぐずられるより、一旦手を止めて子どもの相手をした方が、スムーズな気がします。前に、泣いてるのに、そのまま野菜切ってて、指を切っちゃったことがあったから。自分も、いっぱいいっぱいで慌ててたと思うな。

 

子どもって、「鏡」なんだろうなと思います。親を見て育つって言うけれど。お尻ふきを足で閉めてたら、子どもも足で閉めてたことがあって。全部マネしますよね。「おはよう」も「ありがとう」も、子どもに言わせたかったら、まず親からしようってことやね。

 

撮影/福田依子 取材・文/高祖常子

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